稲川淳二「怪談ナイト」への意欲と写真の不思議な物語を披露『GO!GO!フライデーショー』

出演者の大西ユカリ(右)、ヤナギブソン(左奥)、川田一輝(左手前)

稲川淳二さんによる怪談といえば、今や夏の風物詩となっています。20年以上続く怪談の全国ツアー「稲川淳二の怪談ナイト」は、一部新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けましたが、近畿公演が8月と10月に開催が決定しました。

6月12日(金)に放送されたラジオ大阪(OBC)の金曜日昼のワイド番組『Go!Go!フライデーショー』には稲川さんが電話出演し、公演への意欲とファンへの気遣いを述べるとともに、公演で取り上げる予定というある写真の不思議な物語を披露しました。

夏の恒例となっている稲川さんのゲスト出演が、今年は新型コロナウイルスの感染防止に配慮して電話出演となり、パーソナリティの大西ユカリさん、ヤナギブソンさん、川田一輝さんらがそろって残念と声をあげると、稲川さんも「できればスタジオに行きたかった」と話しました。

コロナ禍での「怪談ナイト」とファンへの思い

ヤナギブソン:今年も怪談ナイトで全国を回られるということですが、稲川さんにとってもこのコロナ(の影響)はデカかったと思うんですが、今回の公演はどんな感じになるんですか。

稲川:私の(公演は)会場によってはすごく早くにチケットが売れちゃってるところがあったんです。その後にこれ(新型コロナウイルス感染拡大による非常事態宣言)になったもんですから、今大変なんですけど...。実際(公演が)始まった時に、会場によっては(お客さんに)「こうしてもらえますか?」ってスタッフがお願い申し上げるんじゃないかと思うんです。

大西:でも皆さん(お客さん)、稲川さんに会いに来るっていうのと、ちょっと怖く「ぞーっとしたい」みたいな、色んな想いを持って来られると思うんですよね。
盛り上がる土地といえば、やっぱり大阪ですか?

稲川:ええ、大阪最高ですね。怪談と言えば、怖いことはもちろんなんですが、それだけじゃなくて「夏になるとやって来るジジィ」、それがまた楽しいみたいですけどね。「あー、いよいよだな、そうだな夏だな」みたいな。

 

ファンが期待するいつもの公演とは少し違ったものになる可能性があることに、申し訳ない気持ちを吐露しながらも、開催が決まり、ファンに会うことができることを嬉しそうに話しました。

ある心霊写真の話...

リスナーからは、稲川さんへのメッセージが番組に多数届き、この日の生電話出演を楽しみにする声や、暑くなると納涼怖い話で稲川さんの顔を見たくなるといった声が紹介され、大西さんは「皆、(稲川さんに)会いたいんですよね。」とファンの気持ちを推し量りました。

リスナーの期待を代弁して、ヤナギブソンさんが「ぶしつけなお願いで申し訳ないんですけども、何か怖い、涼しくなるような、短いやつ(怪談)とかあったりするんでしょうか」とお願いすると、稲川さんは「短いのというのはなかなかそうあるもんじゃないんですよ、もう大体話しちゃいましたしね...」と言いながらも、「ただね、不思議(な話)はあるんですよね」と、ある写真について話し始めました。

 

その写真とは、ある高齢女性の遺品整理で出てきたもの。写真には「いるはずのない人」が写っており、その写真を手にした人はなぜか「夢見が悪い」と打ち明けます。稲川さんも不思議な夢が続いたある晩、ふと気になってその写真を見ると、例の「いるはずのない人」の様子に変化が...。
(稲川さんのお話は、タイムフリーでぜひお聴きください!)

 

約5分にわたって語られた写真の物語の最後に、驚いて「えっ...」と声をあげる出演者たちに対して、稲川さんは「これは本当に怖いんですよ。だから今年は、その写真を皆さんにご紹介しようと思ってるんです。」と話しました。

すっかり話に聴き入った大西さんは「稲川さんの話って、途中「何やったっけ?何やったっけってな?」って(思うけど)、最後の方に「そうか!」って不思議と辻褄が合うといいますか。この引き込まれる魅力がすごいですね」と感嘆しました。

ヤナギブソンさんが「心霊写真も何枚かご紹介される予定ですか?」と聞くと、稲川さんは「会場にもよりますが...。でもね、大阪は盛り上がりすぎて時間をオーバーしかけちゃうんですよね。聞くのうまいですし。」と笑いました。「聞くのうまいってあるんですね」とうなずくヤナギブソンさんに「怪談ってね、演ずる側だけじゃないんですよ。(演者と観客が)呼吸が一つになってますよね。私は前の方と話しながらやったりしますしね。」と怪談の魅力を明かしました。

今年は、人と人との距離を取ったり、様々な対策を取りながら開催されるであろう公演について、稲川さんは繰り返し申し訳なさそうにしながら「でもね、こういう状況だから『がまんしてね』とか、『できませんでした』とかいうのは嫌だから、こういう時だからこそ、今までやってなかったようなことしてみたいなと思って。逆にね。」と意欲的に語りました。

大西:それもまた楽しいハプニングと言いますか、会場に行けばそこで何か出会えるっていうね。余計ビビりながら行かなあかんかも(笑)

川田: 横の席に何か気配感じたりね。空いてるのに!

ヤナギブソン:あの心霊写真に何かが起きるとか!

と盛り上がると、稲川さんも「あるかもしれませんよね。こういう時だからこそ、より面白い何かをアイディアを考えたいと思っています。」と笑いました。

 

大阪のファンへメッセージをお願いすると「本当に大好きな大阪で、皆さんと一緒に怖い時間を共有する、これが生きがいなんです。会場でお待ちしています。」と語りました。

 

「MYSTERY NIGHT TOUR 2020 稲川淳二の怪談ナイト~」近畿公演
<大阪>日程:8月6日(木)~10日(月・祝)/会場:サンケイホールブリーゼ
<奈良>日程:10月18日(日)/会場:なら100年会館 大ホール
いずれも、問い合わせ:キョードーインフォメーション(電話0570-200-888)午前11時~午後4時(日・祝以外)

 

公演につきまして、詳しくは、公式サイトをご確認ください。

稲川淳二の怪談ナイト

『Go!Go!フライデーショー』(毎週金曜日の午前11時半~午後2時)は、歌手の大西ユカリ、お笑い芸人のヤナギブソン、フリーアナウンサーの川田一輝らがモアミュージック!モアトーク!の濃い内容でお送りする150分番組です。

Go!Go!フライデーショー
放送局:OBCラジオ大阪
放送日時:毎週金曜 11時30分~14時00分
出演者:大西ユカリ、ヤナギブソン、川田一輝
番組ホームページ

※該当回の聴取期間は終了しました。

乃木坂46・生田絵梨花「唯一、ちょっと反抗をしたのよ」中学時代の修学旅行での“サボり”を告白

6月10日(水)深夜、乃木坂46の新内眞衣がパーソナリティを務めるラジオ番組「乃木坂46のオールナイトニッポン」(ニッポン放送・毎週水曜25時~27時)に、週替わりパーソナリティとしてメンバーの生田絵梨花が生出演。中学生から乃木坂46として活躍した生田が、学生生活の様子を語った。

緊急事態宣言の解除を受け、グループでの活動が久しぶりに再開し、一回目の仕事は生写真の撮影だったと報告した2人。今後の活動についてや、ステイホーム期間に体がなまってしまったこと、生田が自炊に挑戦した話など、久々の対面にトークが途切れず。特に生田の“かまって”が尽きなく、新内に「もう30分も経ってるよ!?」と抑止されるほど。

番組後半には学生時代の話題にもなり、生田が部活動や修学旅行の思い出、友人から聞いた自分の噂について語った。

新内:いくちゃんは何部だったの?

生田:日本文化部。

新内:何をするの?

生田:水墨画や百人一首など、日本の文化をたしなむ部活になっております。部員は5人ぐらいで、私は部長でした。

新内:中学で? 毎日活動していたの?

生田:中学。主に、競技かるたというか、百人一首をして。活動は一週間に一回だけ。でも、人が集まらなかったらナシ。

新内:めっちゃいいね~。

生田:中学生から乃木坂46の活動をしていたし、他にも習い事をしていたから、あんまり激しい部活はできないな、と思って。

新内:実質、帰宅部みたいな感じ?

生田:いえ、違います! それは違います(笑)

新内:日本文化部に入るってことは、日本文化を学びたかったと?

生田:そう。やっぱり日本文化に興味があって。日本人として知っておきたいなと。日本のことをね。 日本人としてのプライド。

新内:……ありがとうございます(笑)

生田:私の話、まだ聞く?

新内:いえ、大丈夫です!(笑)

生田:まだあるよ? 修学旅行話とか。

新内:何ですか? ちょっと気になる……。

生田:そんな真面目な私がね、唯一、ちょっと反抗をしたのよ。修学旅行で京都に行ったんだけど、班の自由行動でお寺を5つぐらい回らないといけなかったんだけど、最初の2つぐらい行って、あとはずっと、鴨川で水切りをしていました。

新内:え!? お寺へ行った証拠はどうしたの?

生田:それはさ、後から調べてさ。

新内:悪いやつやなー(笑)

生田:でしょ? 唯一のサボりエピソード。

新内:中学以降の修学旅行は行けましたか?

生田:行きました! いろいろと(仕事の)調整をしていただいて……。

新内:だから他のメンバーの子で修学旅行に行けなかったとか、体育祭、文化祭に出られなかったって聞くと、すごく心が痛いの。

生田:そういえば私、全部出たわ。文化祭は親友と音楽喫茶っていうのをして。けっこう楽しんだよ。体育祭は実行委員をして。

新内:すごい!

生田:体育祭実行委員って大変なイメージだけど、私たちの学校は手を怪我したらいけないから、全然運動をしなくて。

新内:音楽の学校だったからね。

生田:だから、体育祭の練習もなく、1日しかやらないのよ。準備も当日だった気がする。常に役割があるわけじゃないから、できたんだよね。修学旅行も前々から『ここだけは空けてください』みたいなかんじで5日間ぐらいかな? ハワイ行ったよ。めっちゃ楽しかったよ。

新内:え、そうだったの!? よかったね、安心した! ちゃんと学生生活も楽しめたタイプだったんですね。出られない授業もたくさんあったと思うけど、安心しました。学生生活、楽しんでほしいんだよね。

生田:普段の学生生活、本当にひどかったよ。冴えな過ぎて……。普段の活動で全てのオンの要素を放出して、一生懸命バーってするから、学校では完全にオフ。抜け殻みたいになっちゃって。

新内:うん、学生時代は特に抜け殻感がすごかった。

生田:起きたてのまんま、走って(学校に)行っているから髪はボサボサだし、メガネだし。誰?みたいな……。

新内:乃木坂46ということで、校内で噂にならなかった?

生田:1回、親友が言われたって言っていたのが、『あの人、本当に生田さんだよね?』って。

新内:あはははは(笑)

学校では自分のことに気が回らず、周りから“本当に乃木坂46のあの生田なのか”と言われたこともあったと告白。さらに、生田の友人が「テレビで見る姿と違いすぎる」とも言われていたことも明かすと、新内が「確かに、学生時代のいくちゃんは、楽屋でも抜け殻だったもんね」と回想。「いつもボーっとして、何かにぶつかって……」と当時の印象を語ると、生田が「こんなに喋らなかったもんね」と、今はすっかり明るい調子で当時を懐かしんだ。

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