鈴村健一が朗読する司馬遼太郎短篇作品「冷泉斬り」

©「冷泉斬り」の朗読を担当する、鈴村健一

『川口技研プレゼンツ 司馬遼太郎短篇傑作選』(ラジオ大阪・TBSラジオ 毎週土曜18時~)は、司馬遼太郎の遺した傑作短篇作品を、いま話題の人気声優の朗読でお送りする番組です。2012年10月よりラジオ大阪とTBSラジオの2局で同時放送しているこの番組は、10月1日に11期(SEASON 11)を迎えます。今期も総勢8名の役者がひとり1作品ずつ、計8作品の朗読に挑戦します。

今期1作⽬は「冷泉斬り」。11月12日(土)までの全7回にわたって放送します。朗読を担当するのは、当番組4期連続参加となる鈴村健一です。声優はもちろん、ラジオパーソナリティー、舞台プロデューサー、アーティストとしても活躍中。どうぞお聴き逃しなく。

【「冷泉斬り」あらすじ】

時は幕末。間崎馬之助は長州藩脱藩の尊攘派浪人。間崎は、宮廷仕え絵師の冷泉為恭が佐幕派に通じていると睨み、同士と天誅を企てる。

だが冷泉の屋敷を襲撃時、冷泉の妻の不義密通現場を目にした間崎は、冷泉を斬る気を失ってしまう。同士は冷泉を警護する新選組の米田鎌次郎に斬られ天誅は失敗に終わる。

生き残った同士の自己保身から出た妄言もあり、白眼視されてゆく間崎。大きな時代のうねりの渦中で間崎、冷泉、米田を待ち受ける運命とは――。

【鈴村健一コメント】

<作品について>

この時代ならではの考え方が重なり合う物語でこういう世界があったから現在があるんだよなと考えさせられました。

人物それぞれに成し遂げたいことやそれにまつわるプライドがあって、あの時代に生きたわけでもないのにとんでもなくリアリティを感じました。

 

<朗読して>

どのキャラクターもどんな姿をしているんだろうというのが気になりますよね。でもきっと読んだ方々それぞれ明確な姿があるんじゃないでしょうか? その描写力が司馬遼太郎さんの凄いところだと今回も改めて感動してしまいました。

 

<番組リスナーへ>

僕が持ちうるあの時代のイメージを注ぎ込んだつもりです!

朗読を聞いて当時の空気感や景色が少しでも感じてもらえると嬉しいです。

【鈴村健一(すずむら・けんいち)プロフィール】

9月12日生。声優。主なアニメ出演作に「黒子のバスケ」(紫原敦役)、「銀魂」(沖田総悟役)、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」(シン・アスカ役)、「宇宙戦艦ヤマト2199」(島大介役)など多数。ラジオパーソナリティー、舞台プロデューサー、アーティストとしても活動中。

第2回声優アワードでパーソナリティ賞とシナジー賞、第6回では歌唱賞、第10回では助演男優賞とパーソナリティ賞を受賞。YouTubeチャンネル「声優のかじり方」を好評配信中。

【公式HP】https://intention-k.com/profile/kenichi_suzumura

【公式Twitter】@suzu__kensan

【公式YouTubeチャンネル】https://www.youtube.com/channel/UCrh5eIa0mYIuXpJQdB_Hxww

川口技研プレゼンツ 司馬遼太郎短篇傑作選
放送局:OBCラジオ大阪 他1局ネット
放送日時:毎週土曜 18時00分~18時30分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:鈴村健一(朗読)/ 竹下景子(ナビゲーター)
番組ホームページ
公式Twitter

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