【西武】岸潤一郎選手インタビュー 打撃改善のために取り組んでいることとは?


4月10日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームで行われた、西武ーロッテ2回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの岸潤一郎選手にインタビューした模様を放送した。打撃改善にために取り組んでいることやレギュラー奪取の意気込みを訊いた。

――前日の大宮(4月9日、西武―ロッテ1回戦)は非常に風の強い中でしたが、レフトへのヒットとセンターオーバーのヒットを打ちました。振り返っていただけますか?
岸「1本目に関しては変化球をうまく拾えたなというただそれだけなのですが、2本目はしっかりセンターを意識したバッティングができて、風にも乗ってくれたのでよかったなと思います」

――1本目のヒットは、相手先発の西野勇士投手のフォークをうまく強振して打ったなと思ったのですが、ご自身の中で好感触があったのはどちらですか?
岸「どちらも今取り組んでいることが出たヒットでした。追い込まれてからあまり落ちきらなかったフォークに対して体が突っ込まずに拾えたのが良かったのと、僕の打球方向として引っ張ったバッティングが多い中、センターにしっかり打てた2本目もとてもよかったなと思います」

――今取り組んでいることとは?
岸「僕自身、結構突っ込みがちで当たれば飛ぶという感じのバッティングが多かったので、しっかり下半身を意識したバッティングを松井(稼頭央)監督や、高山(久、打撃)コーチと取り組んでいます。まだまだですが、結果としては繋がってきているのかなと思います。教えてもらっていることがまだ全てできているわけではないので、今意識しまくっています。それが無意識にできるようになるぐらいまで、しっかり練習してやっていきたいなと思います」

――フォームの部分で変えた部分は?
岸「フォームに関してはそこまで変わっていないように見えるかもしれないですけど、右ひざが折れやすく、体が突っ込んでしまうことが結構あったので、ちゃんとバットを振ってから右ひざが回るぐらいの意識で取り組んでいる感じです」

――今年こそはレギュラーをつかみ獲るという思いが強いのではないかと思いますがいかがですか?
岸「もちろんレギュラーを獲ることにおいて全力を尽くすというのは大前提ではありますけど、それ以上にチームとして勝ちたいということが僕の中では結構上回っていて、個人の結果もプロ野球選手である以上大事だとは思うのですが、試合に出てなくても出ていても、チームに貢献できるようにしていきたいなと思っています」

※インタビュアー:高橋将市アナウンサー

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【西武】松井稼頭央監督インタビュー 好調の佐藤龍世選手について「おつりがくるくらい頑張ってくれています」


4月9日放送のライオンズナイターでは、県営大宮公園野球場で行われた、西武ーロッテ1回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの松井稼頭央監督にインタビューした模様を放送した。開幕からの好調の要因や大宮開催について訊いた。

――開幕から楽天、オリックス、日本ハムを相手に3カード続けて2勝1敗で勝ち越しを続けていて、ここまで9試合で6勝3敗ですが、好調の要因はどこにある?
松井「先発も中継ぎもいいし、守備もしっかりと守れていますし、打線の繋がりも非常にいいのではないかなと思います」

――昨シーズンからの課題だった攻撃力は上がっている?
松井「選手の個々の意識といいますか、繋がりという意味ではよくなっていると思いますし、成長していると思います。(新外国人のヘスス)アギラー、(フランチー)コルデロが軸に入るのはやっぱり大きいと思うし、選手達も打撃の内容を意識しながら考えながら、(日々を)送れていると思います」

――4月5日~4月7日にエスコンフィールド北海道で行われた対日本ハム3連戦では、佐藤龍世選手が3試合で合計6打点と大活躍を見せました。試合後の会見で監督は「あまり褒めると駄目」と言ったのは本当ですか?
松井「言いましたね。あんまり褒めると駄目なので……冗談ですよ(笑)。龍世は先制点も含め大きな活躍をしてくれていますから」

――佐藤龍世選手はフォアボールも相変わらず選べていますね?
松井「下位打線も非常にいいのでね。上位からつながっていくものをしっかりと返す、また下位に繋げるという意味でいろいろな役割として龍世の今の場所は非常に大事な場所になってくるのかなと思う。おつりがくるくらい頑張ってくれています」

――ロッテとの今シーズン初対決で、先発西野勇士投手と当たります。昨シーズンの彼との相性を見ると、決してライオンズが得意にしている相手ではないように思うのですが、攻略する上で選手に徹底させたいことは?
松井「去年は去年です。元々西野くんはいいピッチャーですから、数少ないチャンスの中でどう点をとっていくかというのは、試合の中で考えていきたいなと思います」

――開催が危ぶまれましたが、無事開催できて良かったです。大宮開催で一番気をつけなければいけないところはどこでしょうか?
松井「年に数回しか試合がない場所ではありますが、ライオンズのホームとして毎年大宮で試合をしていて、多くのファンの皆さんも期待しているし楽しみにしていると思います。今日は風が非常に強いので、常に風もチェックしながら、決め付けるのではなく全員で一つのボールを追いかけていく、全員で一つずつアウトを取っていく。その積み重ねだと思います」

※インタビュアー:斉藤一美アナウンサー

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