2019年解説も箱根駅伝の歴史に名を刻んだ豪華メンバーが決定!『第95回箱根駅伝 実況中継』

1月2日、3日午前7時30分より放送が決定している『文化放送新春スポーツスペシャル 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走実況中継』の解説陣が決定しました。

【1月2日往路】
 ■柏原竜二氏
  富士通/「2代目山の神」と称された東洋大OB
 ■一色恭志選手
  GMOアスリーツ/青山学院大OB

【1月3日復路】
 ■神野大地選手
  プロランナー/「3代目山の神」と称された青山学院大OB
 ■下田裕太選手
  GMOアスリーツ/青山学院大OB

解説陣の発表は本日午後6時からの生放送番組『岩本勉のまいどスポーツ』のオープニングで本人コメントと共に発表されました。いずれも箱根駅伝の歴史に名を刻んだ豪華メンバーです。柏原氏は4回目、神野選手は2回目の解説となります。

一色選手、神野選手、下田選手それぞれのコメントは以下の通りです。

■一色選手
「テレビであの山を登って行く柏原さんを見て箱根に憧れていました。ちょっと緊張しますが、胸を借りるつもりでドカンとぶつかっていこうと思います。」
■下田選手
「(自らが走った)8区についてはより詳細な解説をしたいと思います。」
■神野選手
「今回は復路の解説。後輩の下田とやるので最高におもしろい解説になると思います。」

また今日の『岩本勉のまいどスポーツ』に生出演した柏原氏は、オンエア後、「毎年文化放送で解説をやらせていただき身が引き締まる思いです。呼んでいただけるからには面白い解説をしたいと思います」と意気込みを語りました。
なお、総合実況は往路を松島茂アナウンサー、復路を槙嶋範彦アナウンサーが担当します。

番組概要

◆タイトル
『文化放送新春スポーツスペシャル 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走実況中継』

◆放送日時<往路>
2019年1月2日(水) 午前7時30分~午後2時30分
※文化放送ほか全国31局放送
※ネット局の放送時間は各局で異なります。

◆放送日時<復路>
2019年1月3日(木) 午前7時30分~午後2時30分
※文化放送ほか全国31局放送
※ネット局の放送時間は各局で異なります。

文化放送新春スポーツスペシャル 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走実況中継
放送局:文化放送
放送日時:2019年1月2日 水曜日 7時30分~14時30分
出演者:解説:柏原竜二、ゲスト解説:一色恭志、ゲスト解説:神野大地、ゲスト解説:下田裕太、実況:松島茂、槙嶋範彦
番組ホームページ
公式Twitter
公式Facebook

■Twitterハッシュタグ
#ekiden1134

※該当回の聴取期間は終了しました。

“0歳~7・8歳”は「脳の発達」において影響を受けやすい時期…“子どもの成長”を支えるための考え方「はじめの100か月の育ちビジョン」について解説

杉浦太陽と村上佳菜子がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより」(毎週日曜 7:30~7:55)。「学びと成長」をコンセプトに、毎回さまざまなゲスト講師をお招きして、明日の暮らしがもっと豊かになる情報や気になるトピックをひも解いて、今よりもちょっと成長することを目指す番組です。

5月5日(日・祝)の放送テーマは「はじめの100か月の育ちビジョン」。玉川大学教育学部教授の大豆生田啓友(おおまめうだ・ひろとも)さんをゲストにお迎えして、2023年12月に閣議決定された「はじめの100か月の育ちビジョン」について伺いました。


(左から)杉浦太陽、大豆生田啓友さん、村上佳菜子


◆子どもの「はじめの100か月」は生涯の幸せを育てる期間

放送日の5月5日(日・祝)は「こどもの日」。そこで今回は、子どもの幸せにつながる「はじめの100か月の育ちビジョン」について学びます。

「はじめの100か月」とは“母が子どもを妊娠してから小学1年生(7歳)までの期間”を指し、この期間が人生において非常に重要な時期であることから、みんなが大切にしてほしい子育ての考え方をまとめたものが「はじめの100か月の育ちビジョン」です。ここでいう“みんな”とは、子育てに関わる人だけではなく、社会をつくるあらゆる人が対象です。

「はじめの100か月の育ちビジョン」の策定に携わった大豆生田さんによると、0歳から7・8歳までの期間は、脳の発達において特に環境の影響を受けやすい時期であると言われており、生涯の健康や特定の病気へのかかりやすさは“胎児期や生後早期の環境の影響を強く受けて決定される”との考え方もあるそう。さらには“質の高い幼児教育は長期にわたって影響を与える”というアメリカの研究発表もあり、世界中で幼児期までの育児期間が重要視されています。

しかし、その大切な時期を健やかに過ごせる子どもばかりではありません。「貧困や虐待などにより、厳しい状況にある子どももいます。実際、児童虐待により亡くなる子の約半数は0歳から2歳。つまり、はじめの100か月の時期にあたる子どもです」と大豆生田さん。

少子化が進んできょうだいの数が減ったため、保育園などに通うまで、子ども同士で育ち合う機会や保護者以外の大人と関わる機会、さまざまな社会文化や自然などの環境に触れる機会も各家庭の環境によって左右されます。

こうした背景などもあり“こどもまんなか社会”の実現を目指す、こども家庭庁を中心とした政府が「はじめの100か月の育ちビジョン」をまとめました。このビジョンには、置かれた環境に関わらず、すべての子どもが通る「はじめの100か月」をみんなで支えて応援していきたい、との思いが込められています。すべての人にこの思いを共感してもらうことで、社会の考え方を変えていくきっかけになったり、国や自治体がどのような政策に取り組むべきかを指し示す“羅針盤”のような役割を担うことが期待されています。

◆「はじめの100か月」を応援するための“5つのビジョン”

「はじめの100か月の育ちビジョン」では、こどもの育ちにおいて大切にしたいことを5つのビジョンにまとめています。

1.子どもの権利と尊厳を守る
2.「安心と挑戦の循環」を通して子どものウェルビーイング(※)を高める
3.「子どもの誕生前」から切れ目なく育ちを支える
4.保護者・養育者のウェルビーイング(※)と成長の支援・応援をする
5.子どもの育ちを支える環境や社会の厚みを増す

※ウェルビーイング…“身体”“心”“取り巻く環境や社会の状況”のすべてが良好な状態・幸せな状態であること

番組では、5つのビジョンのなかで気になるポイントをピックアップ。まず2に記載された「安心と挑戦の循環」について、大豆生田さんは「子どもは、不安な気持ちを持ったときに、大人が寄り添うアタッチメント(愛着)によって安心します。これを土台として、遊びと体験による“挑戦”を繰り返しながら子どもは成長していきます。だから“遊び”がすごく大事になるわけです」と解説します。

続けて、3の“「子どもの誕生前」から切れ目なく育ちを支える”について。子どもの成長過程は、下記のように分けることができます。

・妊娠期
・乳児期
・おおむね1歳から3歳未満
・おおむね3歳から幼児期の終わり
・学童期
・思春期
・青年期

成長に応じた環境の変化でつまずくことがないように、すべての関係者が連携して育ちを支えることが重要です。そして保護者は、育児の妨げとなる問題が発生しないように働き方を見直したり、学童や地域のサービスを検討する必要があり、「このような連携がスムーズに、当たり前にできる社会をつくっていくことが望まれます」と力を込めます。

子どもや子育てに直接関わりがない人であっても、すべての人が“子どもの育ち”にとって大切な役割を担っています。地域において、さまざまな人が関わり合い、つながっていくことで、子どもの育ちを支える環境や社会の厚みが増していきます。

最後に大豆生田さんは、「『はじめの100か月』は人生の幸せな状態“ウェルビーイング”で過ごすために特に大切な時期です。すべての子どもが等しく健やかに育つことができるように、ぜひこのビジョンを知っていただき、社会のすべての人が、それぞれの立場で子どもの育ちを支え、応援する社会を目指していければと思います」と呼びかけました。

番組のエンディングでは、杉浦と村上が今回学んだ「はじめの100か月の育ちビジョン」について復習。村上が注目したのは“ウェルビーイング”について、「(説明を聞いて)内容までしっかり理解できたと思います!」と声を大にします。続けて、杉浦が挙げたポイントは、「やっぱり“社会全体でみんなで子育て”。親プラス周りの方などをはじめ、いろいろな支えがいますから大事(な考え方)ですよね」とコメントしました。

「はじめの100か月の育ちビジョン」の詳細はこども家庭庁のホームページをご確認ください。


(左から)杉浦太陽、村上佳菜子



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5月5日(日・祝)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年5月13日(月)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより
放送日時:毎週日曜 7:30~7:55
パーソナリティ:杉浦太陽、村上佳菜子
番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/300007925

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