ANAエアポートサービス、DXでどんな効果があった?

8月22日放送の「L is B presents 現場DX研究所」は、先週に引き続き、ゲストにANAエアポートサービス株式会社アシスタントマネジャーの鈴木麻衣子さんをお迎えし、今週はDX、デジタル化の視点で取り組んでいることについて伺った。

文化放送・松井佐祐里アナ「DX、デジタル化という視点で取り組んでいることは何ですか?」

ANAエアポートサービス株式会社アシスタントマネジャー・鈴木麻衣子氏「人とデジタルの融合です」

L is B代表・横井太輔氏「詳しく教えていただけますか?」

鈴木「空港内には様々な業務システムが存在しており、これまでは、各種システムから人が手で情報を集めて、人の方で加工して使ったり、紙を使って情報の伝達をしたりといった状況でした。今後はよりデジタルを開放して、デジタルが得意なところはデジタルに、人が得意なところは人がやる。うまく融合しながら高めていければと思っています」

松井「DXを始めたのはいつごろですか?」

鈴木「2019年ごろになります。2017年に社内にイノベーション企画課という部署ができました。その辺りから色々と試行錯誤してきたんですけど、並行してANAグループ内でグーグルワークスペースの導入や現場業務へのiPadの展開が始まってきました。羽田空港の事務所内には各部門の責任者が集まってるんですけど、多種多様な業務システムを確認するために1人がだいたい6個ぐらいのモニターを前に1回1回手で叩いて情報を表示させて、そこから情報を集めて、その情報を使って状況を判断して現場に対して指示していく。iPadのツールを使うことで責任者が見ている情報と同じ内容を、同時に現場へも共有できる環境が整ってきたということで状況が変わってきました。各種業務システムからの情報収集を自動化、グーグルワークスペース内に集まったデータをルールに従って自動処理する。その結果を担当者に対して自動通知する、もしくはグーグルワークスペース上のデータをそのまま現場担当者にも公開する。そうすることによって、これまでは事務所内の責任者から情報をもらえないと動けなかった現場の担当者が自分で情報確認して自分で考えて動けるようになっていきます。この方向性で様々な業務の方に手を入れているのですけど、今後も現場担当者が働きやすい環境を整えていきたいと考えています」

横井「効果という面では、現場の方が責任者の確認をせずに自身で判断できるようになったということですか?」

鈴木「そうですね。そういうった業務も出てきました。後は業務における作業をする時間や作業の負荷を減らせることが効果として出てきたと思っています。副次的な効果としては、そういった結果を目にする機会が増えてきましたので、いろんな現場の担当者からもっとこの作業を効率的にできないか?といった声が上がってくるようになってきました」

 

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