入野自由「僕にしか出来ない1枚」ミニアルバム『NO CONCEPT』への想いを語る!
文化放送で毎週土曜午後11時から放送しているラジオ番組
『A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』。
11月5日はミニアルバム『NO CONCEPT』をリリース!入野自由さんが登場!
およそ3年ぶり、通算7枚目のミニアルバム『NO CONCEPT』は「自分の友達や好きなアーティストに、その人の色が強い曲を歌わせてくださいとお願いして、その中で自分らしさを出していく。もともと個性を出すのが苦手だったけど、歌の活動をするなかで、“こういうことをやりたい!”“表現したい!”というものが生まれて、ここにたどり着いた感じです」
今回のミニアルバムはどんなコンセプトで作られたんでしょうか?「最初はマジでコンセプトない、タイトルも決められない、どうしよう、どうしようって思ってたんですけど、クリエイティブな相談をしているアメリカ人の友達に”『NO CONCEPT』でいいじゃん”ってアイデアをもらって」
リード曲の『Atarimae』は「最初に聞いた瞬間リード曲だってピンと来ました。鬱屈とした気持ち、元気出ないなという時、聞いた瞬間、“よし行こう!”って思える曲にとお願いしました。MVは自由さ、自然な、飾らないものが撮れたらいいなって思っていて、みんなで楽しく撮れましたね」
レコーディングに臨む準備や姿勢はというと「デモを聞いたら、結構練習します。家でソフトを使ってマイクチェックしたり。取り組み方がよりレコーディングに近い状態に変わって、“いままで何やってたんだ、バカバカ”って思うようになりました。何事も地道な作業が大事なんですよね」
さらに「自分の声、気持ちをコントロールしながら”やっちゃえ”という思い切りは必要。怖い部分はあるけれど”飛び込め”と言い聞かせながら歌っている曲もあります。いい意味で適当でいいやというか自分を解放する、何があっても失敗じゃないというところにフォーカスして、自然体でいられるか追及していますね」
豪華版のDISC2には6曲カバー曲を収録しています。「選曲は大変でした。最初12曲くらい歌わせてくれって言ってたんです。難しかったですね。まず『Rain』は絶対歌いたい。そこから好きな曲、知らない曲、こんな曲あうんじゃないというものを出して、その中から選びました。自分と向き合って発見もあったので、カバー、またやりたいなと思いましたね」
「番組タイトルを言うのも緊張、ドキドキ」というなか、1時間お付き合い頂いた入野自由さん。ミニアルバム『NO CONCEPT』は、入野さんにとってどんな作品になったのでしょうか?「ジャンルを超えた僕にしか出来ない1枚になったと思います」
江原啓之「親以上にお前を愛する人はいない」「人を大事にしながら生きていきなさい」
スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
今回の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからのメッセージ >
私の父は、私が15歳のときに50歳で亡くなりました。膵臓がんでした。見つかったときには末期でしたが、僅かな可能性にかけ手術を受けました。その甲斐なく、発見から半年であの世へと旅立ちました。最期のほうは食べることもままならず、氷を口に含んで気を紛らわせていたようです。
看取りのときには、私の手を握り「頑張れよ」と声をかけてくれました。亡くなった直後に父の足をふと見ると、骨と皮だけになっていました。こんなになるまで懸命に生きてくれたのかと、つらい日々を考えると哀しくもありましたが、そんな父が誇らしく感じました。
最期に私にかけてくれた「頑張れよ」の言葉と父が最後まで見せてくれた生きる姿は、私の生きる励みになっています。今は緩和ケアも発達していると聞きますので、どんな病になったとしても、痛みを緩和しながら、私が最期まで生き抜く姿を見せることが、家族や関わる人の励みになると父から教えていただいたと感じています。
<江原からの回答>
江原:私も相談者さんと同じく、15歳のときに母を亡くしているんです。がんでしたから、すごくよく分かります。本当に最期は食べることもままならずで、お水だけ……という状態でしたので、骨と皮だけになってしまってね。一度、先生が「お家に帰らせてあげてください」と言ってくださったことがあったのですが、今でも忘れないのは母をおぶったときの軽さ。段差があるところや階段は私がおぶったのですが、軽くてね。もう骨と皮だったから。私はそこで、すごく悲しかったのですが、でも今思えば、母は息子におんぶされて幸せだったろうなと思います。
奥迫:そう思います。私も母親の立場ですので、子どもにおんぶしてもらうって、どんなに幸せだろうと思います。子どもからしても、そのときのお母さんの軽さというのを、一生忘れないですよね。
江原:忘れない。本当、一生忘れない。
奥迫:私も、14歳のときに父が他界しました。そのときってすごく感情豊かじゃないですか。それが一生の自分の糧となるという、そんな気がしますね。私の父の場合は急死だったので、最期の言葉はなかったんですよ。
江原:それじゃあ、相談者さんがお父さまから「頑張れよ」と言ってもらえたのは、幸せですね。
奥迫:本当にそうですよ。
江原:私は本にも書いているように、「親以上にお前を愛する人はいない」と思います。だから、そう思って、「人を大事にしながら生きていきなさいよ」と伝えています。親になると分かるのは、やっぱり親は何があっても子どもを一番に愛するということ。甘いだ何だと言われても、それでも愛してあげるのが親だと思うんです。そういう意味では、生き様を見せるということ、それが一番うれしい、ありがたいことですよね。いいお話をありがとうございました。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「すべては“愛”です」
<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子