小島慶子、武田砂鉄に聞きたいこと

3月21日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」は、祝日ということで大竹まことさんはお休み。「小島慶子、武田砂鉄に言いたいこと、聞きたいこと」というテーマでリスナーからメールを募集した。

小島慶子「最初はフクフククッキーさん、50歳、東京都板橋区の方。『ラジオのいいところベスト3、悪いところワースト3を教えて下さい』」

武田砂鉄「まず話が長くできるっていうのはいいですよね。尺が長いことによって色んな方とコミュニケーションをとりながら議論を進めていくことができる。短く『賛成、反対、ではサヨナラ』ではない。これは大きいと思います」

小島「いい議論、深い議論ができる」

砂鉄「あとは…、ラジオはSNSでつぶやいてらっしゃる方たくさんいますけれど、“SNS世論”とはちょっと離れたところで話ができる感じっていうのはありますよね」

小島「SNSをヘルシーに使ってる感じ?」

砂鉄「そうですね。そういうのに巻き込まれすぎない」

小島「悪いところは?」

砂鉄「何でしょうね~『最近ラジオはダメだよなぁ~、斜陽産業だからなぁ~』みたいなことをラジオ業界内の人が言ってることですかね~」

小島「(笑)業界内の人が自信をもてない」

砂鉄「あとは…ラジオの悪いところって、あんまりないかもしれないですね~。なんかあります?」

砂山アナ「一時期は特にAMでしたけど、電波が良くない。場所によっては入るところと入らないところがハッキリしてる。均等じゃない。競争のようで競争になってなくて。ラジコやFMでだいぶ解消されましたけど」

小島「あとラジオリスナーって異常に局ごとの縦割り意識が強いのって昔から謎。『文化放送に出てたのに、こないだTBSに出てた!』とかね。なぜか敏感な人が多い」

砂山「どっかで番組持ってる方だと他の局で番組を持てないとかね」

小島「『裏切者』みたいなね、なんか謎」

砂鉄「逆にそれを喜ぶ場合もありますよね。『文化放送に出てるいつものアナウンサーがニッポン放送に出てる!』みたいな。垣根超えてるみたいな。きのう大竹まことさんがTBSに乱入してましたけど…」

この他にも番組では、リスナーからの質問に小島慶子さん、武田砂鉄さんが回答しています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。

タグ

武田砂鉄「一人一人が声を上げるということはすごく大事」袴田事件 特別抗告断念について語る

3月21日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)はパーソナリティの大竹まことに代わりフリーライターの武田砂鉄と、タレントの小島慶子が、「袴田事件」で検察側が特別抗告を断念したニュースを取り上げた。

武田砂鉄 「袴田巌さんのお姉さんの秀子がどういう方だったかというのも(各紙に)書かれているんですけれど、テレビに出ていらっしゃるときに明るく笑顔で前向きに、特別抗告せずに再審開始という判断が出たことを喜ばれてる姿を見たとき、長い歴史があって今の笑顔に辿り着いたんだと思うと、本当に胸に迫り来るものがありますね」

小島慶子 「そうですね。今回弁護士のお二人の会見もそうでしたけれども、非常に皆さんご高齢で。今までのいろいろな時間をかけてきて色々な戦いのこともありますから、非常に胸を打つ会見でしたけれども。今回特別抗告を断念するということになってよかったですけれど、しようとした背景には検察側がね当事者の皆さんがご高齢だから再審まで時間稼ぎすればこのままいけるんじゃないかっていうふうに思っていたのではないかと考えたくなるんですよね。でもやはり沢山の人が今回署名したりとか、お姉さまの訴えに多くの方が声をあげて特別抗告断念というところに持っていけたのかなと思うんですけれども」

武田 「先週末の時点で特別抗告するのでは無いかというニュースが報じられていて、週末の間に署名運動だとかSNSの声であるとか。ものすごい声が上がって、その感じを(検察側が)見ていたというか、観察してたというところもあると思うので、こういうふうに一人一人が声を上げるということはすごく大事なことだと思うんですよね」

小島 「そうですね、ネットにはそういう世の中の声を可視化するというポジティブな面もあるので、袴田さんの今回の件なんかは本当にそうですよね」

 

〈参考記事〉

袴田さん再審、検察が特別抗告断念へ 再審開始確定、無罪の公算大

弟の無実信じ「この日待っていた」 袴田事件、開かれた再審の扉

 

Facebook

ページトップへ