【お天気気象転結】猛暑とコロナと特番と
文化放送メールマガジン（毎週金曜日配信）にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしている。この記事では全文をご紹介。
▼7月28日配信号 担当
鈴木純子
お子さんの夏休みが始まっていきなりの猛暑でぐったりしている方もいらっしゃるでしょう。
すでに24日に関東甲信地方には、気象庁から高温に関する早期天候情報が発表されていて、7月30日頃からかなりの高温と予想されていました。
熱中症の危険性が高い状態となります。
屋外での活動等では飲料水や日陰を十分に確保したりするなど熱中症対策を行い、健康管理等に注意してください。
また、農作物や家畜の管理にも注意が必要です。
先週、私鈴木純子は新型コロナウィルス陽性反応となり、療養しておりました。
ご負担をおかけした皆様、ご心配いただいた皆様、ありがとうございます。
私の場合、高熱と喉の違和感が主な症状でした。
高熱は最高39度。初日は解熱剤が全く効かず、めまいがして、14日金曜深夜におそらくトイレに行った後、気づいたら廊下に倒れていました。
自分で意識を取り戻したのですが、倒れた拍子に自分の歯で唇を切り、膝などを床に打ち付けていたようです。あざが数か所。二階で家族と完全隔離をしており、家庭内感染は無かったのですが、意識を失ったときは、一人だと怖いなと思いました。
平熱に戻るまでは丸5日間かかりました。熱が下がらず悶々と療養生活を送っているとき、ネットニュースで私の感染を知ったキングレコードの演歌歌手、井上由美子ちゃんがLINEをくれました。
「純子さん大丈夫？」熱が下がらない、喉が痛いことを伝えると「純子さんの住所って〇〇番地だっけ？」とメッセージが。
いやーお見舞いなんて気を使わなくていいよ。と返信をすると、「今から行きます！」はっ？彼女の家は都心、我が家は緑豊かな多摩地域。しかも彼女は新曲「酔恋歌」キャンペーンで連日CDショップやショッピングモール巡りをしているところです。
「純子さんち、見つけた。玄関に置いておいたから」と持ってきてくれたのがこのマヌカハニーという蜂蜜。
▲井上由美子ちゃんが持ってきてくれたマヌカハニーとメッセージ。
喉の調子が悪いときにこの蜂蜜を頼りにしている歌手の方は多いです。由美子ちゃんもいざというときのために準備してあったのでしょう。
とっておきのマヌカハニーを歌手でないこの私に持ってきてくれるなんて・・・。感激しました。お蔭様で熱も下がって、喉の不調も解消することができました。
井上由美子ちゃんは7月29日（土）午前3時から「ヴァイナル・ミュージックfor.EK～大人の歌謡クラブ」スペシャルパーソナリティーとして登場します！ 是非お聴きください！
家族にも大感謝です。
家事は夫と娘で分担。三度の食事は二階に持ってきてくれ、感染を防ぐため、すべて紙皿に載せて配給。「普段のお母さんの大変さがわかった」とのことでした。
これからはより健康管理にも気を付けてまいります。よろしくお願いいたします。
最後に特別番組のご案内です。
8月3日（木）の夜8時～9時。『民放ラジオの黎明～Count Basieが聴こえる』鬼畜米英から親米へ。ラジオを使ったアメリカ政府の「対日心理作戦」はラジオの力を熟知したプロパガンダ放送でした。
アーサー・ビナードさんがアンカーをつとめ、2020年に制作した「封印された真実～軍属ラジオ」のスタッフで作った番組です。是非お聴きください。
▲那須どうぶつ王国「保全の森」では国の特別天然記念物ニホンライチョウがみられます。
そして、8月11日（金・祝）山の日には「朝の小鳥70周年特番」12時～12時55分。収録構成を長年担当された松田道生さんの貴重な野鳥音源と、那須どうぶつ王国が環境省と取り組むニホンライショウ保護のプロジェクトを私が取材した様子もお伝えします。
気象予報士 鈴木純子
