話題のドラマ『サンクチュアリ -聖域-』脚本家が語るヒットの裏側

田畑竜介アナウンサーと脚本家・金沢知樹さん ©RKBラジオ

ヤンチャな力士を主人公に据えながら角界の裏側を描き、世界中で大ヒット中のNetflix配信ドラマ『サンクチュアリ-聖域-』の脚本を手がけた金沢知樹さんが5月29日、RKBラジオ『田畑竜介 Grooooow Up』のインタビューに応じ「描こうとしたのは大相撲界の『白い巨塔』だった」と、制作秘話を語った。

 

金沢知樹 長崎出身。地元を舞台にした映画『SABAKAN』で監督を務めたほか、TBSテレビ『半沢直樹』の脚本も担当したいま注目の脚本家。かつては芸人として活躍、『あいのり』にも出演したことがある。福岡を拠点に活躍するゴリけんとは芸人時代からの友人。

ラバーガール、TikTokの「10秒ぐらいのネタ」で大バズり!?

5月2日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)、大竹メインディッシュのコーナーは、出演予定だったスポーツニッポンのメジャーリーグ担当、柳原直之さんがお休み。急遽お笑いコンビ、ラバーガール(飛永翼、大水洋介)が登場し、近況を語った。

大竹まこと「ネタづくりはどっちがしているんだっけ?」

飛永翼「完全に二人で、一言ずつつくっていく、という感じです」

大竹「相変わらずネタをつくっている?」

大水洋介「最近はTikTokに5秒10秒ぐらいの短いネタを100本ぐらい上げています」

大竹「もともとはそういうの得意じゃない?」

大水「もともと単独ライブで10分15分のネタをつくっていたんですけど」

大竹「そうだよね」

大水「TikTokで5秒10秒ぐらいのを載せたら、それがバズってというか」

大竹「バズってんの!?」

飛永「大水ひとりだけが映っているんです」

大水「1ボケだけ、みたいな。(ここでTikTokのネタを披露)」

はるな愛「私、見たことある!」

大水「こういう一瞬で終わるやつをいっぱい上げているんですよ」

大竹「もうそんな時代。(見る側は)長い間見てくんないよね……。YouTubeでいろんなの上がっているじゃん、ニュースとか。横に時間が出ていて、8分とかそれぐらいなら見ようという気になるけど、35分とか書いてあると『35分かあ』と少し思うね」

飛永「最近だと1.5倍速で観る人とかも多いんです」

大竹「俺、この仕事していて、映画を観なくちゃいけない、といった話が来るわけ。最初のうち、倍速が効くかと思ったんだけど、やめたんだよ。ちゃんと観ようと思って」

はるな「そうですよね」

大竹「ちゃんと観ないとわからないことがたくさんある。世の中の人、あれ(倍速)でみんなせっかちになっているんじゃないかなと思って。ものすごいでしょう、あのスピード感」

飛永「僕もテレビ観ながらゲームをしながらスマホ見る、みたいに3つぐらい同時にやるとか。1個で集中ができない」

大水「できない。僕も何個も見ちゃいます」

大竹「何個も見ていると時間があっという間に……」

大水「見ても見ても、いろいろおもしろいものって出てくるんですよね。あっという間に1時間2時間、過ぎてしまう」

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