「自腹で”銀メダル”を全員に配った」コンサドーレ三上GMが明かすリベンジの決意

来週も三上GMが出演します。 ©STVラジオ

STVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』に、サッカーJ1・北海道コンサドーレ札幌の三上大勝GMが出演。今シーズンの上位進出に掛ける決意の背景にあるものとして、一昨年の「ルヴァン杯準優勝」の際の裏側を明かします。”臥薪嘗胆”を地で行くようなエピソードに、吉川アナも驚きを隠しません。

3月12日の横浜F.マリノス戦では、後半50分のアディショナルタイム、まさにラスト・ワンプレーで、マリノスにゴールを決められ、痛恨のドロー。チーム100勝目と、その3日後にチェアマンに就任する野々村会長の”ラストゲーム”を勝利で飾ることが出来ませんでした。この悔しい結果を受け、話は2020年のルヴァン杯決勝で川崎フロンターレにPKの末に敗れ、準優勝に終わった”悔しい結果”に移りました。
 
吉川:あの悔しさがあるから、絶対もう一度、獲りに行くという次へのエネルギーになることもありますよね。

三上:当時の銀メダルって、わざと当時、選手・スタッフ全員に配ったんです。これは「よくやった」ではなくて、常に「この悔しさを忘れるな」と。本当は、あれ(銀メダル)はJリーグから選手分しか贈呈されないんですけど、僕の方でJリーグにわがままを言って、「製造費はプラス分、払うので、当時かかわった選手・スタッフ全員分、作って欲しい」と。

三上:それはホントに「よくやったな。俺ら準優勝したんだぞ」ではなくて「もう一回、この舞台に立つ」。「この銀メダルを常に持ってろ」と。「あの悔しさを忘れるな」と言う意味、メッセージを込めて全員に、クラブとしてお金をかけてでもJリーグにプラスで作ってもらって、それをみんなに渡してる。それをいま持ってる選手が数多くいるんで、そういう悔しさを次につなげたいなと思ってます。

三上:あのルヴァンの決勝がいま語られて、それがあるから今があるように、今シーズン、この「悔しさ」を、「これがあったから、こうなったよね」って言えるように頑張って行きたいなと思ってます。

今でもサッカーファンの間では名勝負のひとつに数えられる2020年のルヴァン杯決勝。コンサドーレは敗れましたが、その裏で「悔しい銀メダル」が全員に配られていたという秘話。それを明かした三上GMの心には、野々村チェアマンを継いで、コンサドーレを「新しい景色」へ導く強い決意があることを感じます。

STVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』(毎週土曜 あさ7:30~8:00)

4月2日(土)からは、その名も『ノノさんの朝ごはん』。”チェアマン”がレギュラー出演!

4月からも土曜の朝はノノさんで! ©STVラジオ

土曜日のあさ7:30は、4月2日から装いも新た(?)に新番組がスタートします。タイトルは『ノノさんの朝ごはん』。Jリーグチェアマンに就任した野々村芳和・元コンサドーレ札幌会長が、引き続きSTVラジオの週末のキックオフに登場です。

これまでの『GO!GO!コンサドーレ』と同様に、ノノさんのグルメ話が満載!。「半年でJリーグ58チームのホームに行く」と公言している野々村チェアマン、全国各地のご当地グルメの話が聴けるでしょうか?!。もちろんチェマンとしての視点で、サッカーのこと、Jリーグのことも話してくれることでしょう。

”サッカー番組のようでサッカー番組でない”という、これまでのスタイルは変わることなく、サッカーファンでなくとも楽しめる番組です。

現職のJリーグチェアマンがレギュラー出演する『ノノさんの朝ごはん』。お相手は引き続き、吉川のりおアナです。…ちなみに、番組タイトルはノノさん自身が「こんな感じがいいんじゃない?」と提案してくださったそのまんまです。

STVラジオ『ノノさんの朝ごはん』(4月2日スタート! 毎週土曜あさ7:30~8:00)

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GO!GO!コンサドーレ
放送局:STVラジオ
放送日時:毎週土曜 7時30分~8時00分
出演者:三上大勝(北海道コンサドーレ札幌取締役・GM)、吉川のりお(STVアナウンサー)
番組ホームページ

北海道コンサドーレ札幌の元会長・野々村芳和さんがチェアマンとして巣立った後をしっかり守るのが、三上大勝GM。ノノサンと長年、二人三脚でコンサドーレを司って来た三上GMが、コンサドーレ情報をたっぷりお伝えします。もちろん”ノノさん路線”のグルメ話も盛りだくさんです!

メール:hcs@stv.jp
Twitterハッシュタグ:#GOGOコンサドーレ

※該当回の聴取期間は終了しました。

金子勝「おこめ券は多分転売されますよ」

11月13日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、政府の「おこめ券」支援の話題から、依然高止まりが続くコメ価格についても取り上げた。

番組では、まず朝日新聞の記事を紹介。
11月12日に明かされた総合経済対策の原案に、食料品高騰に対する「おこめ券」などの支援や、中小企業の賃上げを後押しするための「重点支援地方交付金」を増やすことなどがあった。

金子勝「おこめ券を出して、コメの値段が下がると思いますか? 逆でしょ。今はスーパーで売られているコメの平均が、5kgで4,200円なんですよ。この値段でおこめ券を配るじゃないですか、多分これは転売されますよ。農家への先払い金っていうのがあって、それが高くなってるから、コメの価格が高止まりしてる」
砂山アナ「買い取りの段階で、値段が上がってるってことですよね」
金子「そのおかげで、コメの需要が減り出している。卸業者も売れるかどうか自信がなくなってきてる。そこで出てきたのが『おこめ券』なんですよ。人為的に需要を作って売りさばけば、コメの暴落は防げるという発想なんです」
青木理「農水省が考えたんだか誰が考えたんだか知らないですけど、対症療法としては、一石二鳥だろうみたいなのが、発想としてはあるんだろうね」
金子「そう。国がそういうやり方をしてる。石破総理は『米を増産だ』としたけど、実際には豚のエサにしていた飼料米のようなものを、主食米に転換する形で、40万トンくらいを増産にして、コメの値段を下げる方向へ動いたわけ。でも今の農水大臣はそれを辞めさせようとしてる。
農家は目先のコメの値段が高いと嬉しいじゃないですか。だからコメの値段を高くしようとしてるけど、実は暴落の可能性がある。減反をやられた上に暴落したら、コメ農家は立ち行かなくなる。
本当は農家の経営を安定させて、コメ作りをやめないようにしなくちゃいけないのに。それくらい今までの農政というのは、ボロボロのことをやってきたんです」

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