イモト「私のアドバイス、これでよかったのか!?」

TBSラジオ「イモトアヤコのすっぴんしゃん」毎週水曜日よる9時30分から放送中!

12月13日(水)放送後記

イモトが、突然、人から相談事を頼まれてあたふたしたという。先日インドの方々とトークする番組に出演したイモト。これまで何度もインド人のマイペースさにやられていたイモト。しかし、今回の番組出演でインドに対して長年の疑問が解消されたという。そんなイモトに収録後、一人のインド人が人生相談をしてきたのだが・・・

イモト「私のアドバイス、これでよかったのか!?」

イモト:ちょっと前に放送されたんですけど、見ていただけましたでしょうか? NHKのEテレで「違うから面白い! イモトとGO インド人と本音で語る」という番組がありまして。これがけっこう面白かったんですよね。どんな内容だったかと言いますと、去年まで2年連続で出演していた「中国語ナビ!」という番組で、中国の方と本音をぶつけ合う“本音スペシャル“という回があったんですね。日本人は私だけで、他は5~6人の中国の方で、お互いの文化のことや疑問に思っていることを言い合うという回をやってみて面白いねとなったので、今度は国を替えて今話題の「インド」の方の話を聞いてみようじゃないかと。

イモト:今、インドってすごいですからね! 人口も世界一で、グーグルとかマイクロソフトなどの世界的な企業のトップや、国の首相にもインド系の方が選ばれていて、今インドが来てるじゃん!みたいな空気になってるわけですよ。そこで、インド人と文化の違いについて、どう違うのか、なぜ違うのかということについて、一緒にお話をしてきました。

イモトVSインド人集団

イモト:番組では、日本人は私一人で、残り6人がインドの方なので、どうしても対決構図になって(笑)。こっちも日本代表として勝たないと!となって、緊張もしたんですよね。やっぱ、インドの方ってすごいね!今回のインドの出演者の方は、若い方も年齢が上の方もいるんですけど、みんな一般の方で学生だったり、一般企業で働いている方だったり。芸能人じゃないんですけど、トークが止まんないのよ! 番組プロデューサーから聞いたんだけど、サミットなど国際会議でよく言われているのが、“日本人を喋らせること、インド人を黙らせること”なんだって(笑)。日本人は喋らない、インド人は黙らせないとずっと喋っているという特徴があるって聞いて、私も負けてられないと思って。

イモト:実際、すごかった! 一つテーマを振ったら30ぐらいトークが返ってくるのよ! インド人、どんだけトークの引き出しがあるのよ!と思って(笑)。私もイッテQでインドのロケを7~8回は行ってるんじゃないかな。私の中でのインドのイメージって、うーん、やっぱりなんていうんでしょうね(笑)。番組でもよくインドの愚痴を言ってますけど(笑)。インドの方って、行き当たりばったりなところがあって。インドには一度行ってすごいハマる人と、二度とけっこうという方がいますけど、私はしばらくはいいと思っているタイプの人間だったんです。私の場合、インドに行くと必ずお腹を壊したり、ホテルのトイレなどの水回りもあまり清潔じゃなくて。<イモトさん。次のロケはインドです!>って言われたら、インドか、、、みたいな感じだったんですよ。

イモト、インドへの先入観が変わる!

イモト:今回、この「違うから面白い! イモトとGO インド人と本音で語る」という番組をやって、インドの方とお話をして、私のインドへの先入観が変わりましたね。今までインドの方と仕事をして不思議に思っていたこと、謎みたいなことが解けたというか。根底にこういう考え方があったからああいう行動に至ったんだと思いました。だから、ちゃんと話してみないとわからないなと思ったし、知ったからこそ相手のことが理解できるし、好きになるということがあるという番組でしたね。

インド人の常識①「遅刻は当たり前」

イモト:番組の中でもいくつか興味深いことがあって。1つは、「インドの方は遅刻が当たり前」(笑)。これは私もロケで何回もやられてるんだけど(笑)。これはよくないよね。お昼の12時に待ち合わせをしても1時間遅れは当たり前で。連絡を取りながら“今起きた”とか“今シャワーを浴びてる”とか、当日連絡を取り合いながらなんとなく合わせて、結果、集まるのが14時とか(笑)。日本人の感覚で12時に待つ合わせ場所に行くと、早すぎるわけですよ。しかもインドの方は遅れたことを謝らないんですよね。なぜかというと、“家族だから”と言うんですよね(笑)。家族だからちょっとしたミスは許そうぜみたいな(笑)。逆に、私が大遅刻してもインドの方は怒らないんですよ。だから、インドの電車は時間通りに来ないですしね。

インド人の常識②「みんな英語を話せる」

イモト:逆に、インドの方を尊敬するところもあって。「インドの方はみんな英語を話せる」! インドのロケに行っても本当に思います。日本は義務教育で8年間、英語を勉強しているじゃないですか、この番組で知ってびっくりしたんですけど、インドも8年間英語を勉強しているんですって! 同じ8年なのに、なぜここまで英語力に差があるんだろうと思ったんですけど、その謎が解けて。日本でも各地に方言はあるけど、関西弁だって他の地域の人でもわかるじゃないですか。東北の方でもちょっと訛りがきついと思ってもなんとなく話していることがわかるじゃないですか。

イモト:だけど、インドって20の県があって、その県ごとの言葉がもう英語とフランス語くらいまったく違うんですよ。おはようもまったく違うんですね。だから、共通語として英語を覚えるしかないという。じゃないと、その地域でしか生活ができないという難点があるみたいで。そういう意味で、インドの人は英語がすごく得意みたいで。

絶対に<NO!>と言わないインド人

イモト:あと、これは自分の息子にも教えたいというか、生きる知恵というか。インドの方は<NO!>とは絶対に言わないんですよね。たとえば、お仕事で絶対にできないのに絶対に<YES!>って言うんですよ。これ、私、何度も経験してます。インドで“熱さを感じない男”と言われてる人がいて、<本当に熱さを感じないんですか?>って聞くと<YES!>と答えるんですよ。じゃあ実際にやってみてくださいとなるわけですよ。火がボーボーの炭を用意してどうぞ!ってすると、その人、めちゃめちゃ熱がりながら行くわけですよ(笑)。いや、熱さをめちゃくちゃ感じてるじゃん!みたいな(笑)。でも、<NO!>とは絶対に言わないんですよ。

イモト:どういうことだろうと思っていたけど、この番組でインドの方と話した時に、人口が14億人いてそのなかで競争社会だから、<NO!>と言った時点で競争から落ちてしまうんですって。まず<YES!>と言わないとスタートにも立てないという。その上で、どうやって正解に持っていくかという工夫をするんですよ。その問題解決法のことをインド流にいうと【ジュガール】というんですよ。ジュガールってなんですか?って聞いたら、昔からある教えというか、考え方みたいで。日本人は目標があったら、それに対してずっと前から準備をしますよね。

インド独特の考え方=【ジュガール】とは?

イモト:でも、インドの方はまったく準備をしないと(笑)。やってみて、ダメだったらどうするかというのを考えるというんですよ。やってみてダメだった時、自分の持っている最低限のものとか考え方を組み合わせて、どうにか問題解決する方法を【ジュガール】というらしいんですよ。だから【ジュガール】が染み付いていれば、もう何も怖くはないんですって(笑)。日本人はああなったらどうしよう、こうなったらどうしようと色んなプランを考えておくじゃないですか。インド人はそういうのはなく、失敗した時に、こっちで行ってみようかとか、それがダメならこっちで行ってみようかとか。まあ遠回りにはなるんですけど、生きる上では大切というか。ある意味、楽に生きられる方法だなというのを、インドの方から話を聞いて思って。

イモト:【ジュガール】、カッコよくない!? 私の息子にもそういう教育というか。今、保育園や幼稚園でモンテッソーリ教育は流行っているじゃないですか。自ら積極的にやるようなことらしく、それもそれで大事ですけど。今の時代、【ジュガール】じゃないか!?と思って。私が【ジュガール教室】を開こうかなみたいな(笑)。もちろん、日本人的な準備は必要で。それにプラスして、【ジュガール】を持っていたらめちゃくちゃ強いと思う。日本が最強になるかもしれない! だって準備もできて【ジュガール】も出来るんだもん!

イモト:いつも海外ロケに行く時って、なんとなくの予定で行くんですよ。海外ロケって予定通りには行かないんですよね。たとえば、ロケで仕込んでいた人が来ないとか、やりたいことができなかった時に、どうするか。そういう意味ではイッテQはわりと【ジュガール】なんだよね(笑)。【ジュガール】方式でやってるから、私はけっこう【ジュガール】できてるかも(笑)。そう、海外ロケは【ジュガール】慣れはしてますね。逆に、スタジオ収録は【ジュガール】慣れしてないのよ(笑)。決めうちで行くから! 前に出演した「笑点」もそうだったけど、準備に準備を重ねて、これで行こう!って。準備をし過ぎて、そのプランがぶっ壊れた時に、何のプランも浮かばない(笑)。で、慌てるという。そこで【ジュガール】の能力があれば、乗り切れるんじゃないかって。皆さんにもぜひ、【ジュガール】という言葉を覚えていただきたいな。

イモト、インド人から人生相談を受ける

イモト:そうやって、インドの方と和気あいあいと収録ができて。で、私は次の予定があったので、すぐ着替えて出なきゃ行けなかったんですよね。<お先に失礼します~>ってマイクを外したりしてたら、出演者のインドの男性が私のところにやってきたんですよ。すごい深刻な顔をしてるんですよ。どうしたのかなと思ったら、そのインドの男性が、<イモトさん! どうしても一つ、聞きたいことがあるんですが>って来て。どうしたのかと聞いたら、<イモトさんが地位と名声を得て感じたデメリットはありますか?>って聞かれたんですよ(笑)。私もめちゃくちゃ急いでいる時に、切羽詰まった感じで聞かれたんですよ。すごく大きな人生のテーマを聞かれて。

イモト:“これは真剣に答えなくて!”と思って、<ちょ、ちょっと待ってくださいね!>って言って考えて。地位と名声も無いけど、それを得て感じたデメリット!? 私ほんとにデメリットが無いんですよ(笑)。こうやってメディアに出るようになって皆さんに知っていただけるようになって感じたデメリットがマジで無くて(笑)。良い事しかないんですよ。だけど、こんな真剣に質問してきた方に無いとも言えないし。で、何が不安なのかを彼に聞いたら、<僕は今ビジネスをしていて、それが成功しそうなんです。そこに色んな人が集まってきて、誰を信用していいのかがわからなくなってきて怖くなってきているんです>って一生懸命におっしゃっていて。

イモト「私には引き出しが無い、、、」

イモト:私もなんとか答えてあげたいんだけど、私の引き出しが無さ過ぎて(笑)。で、絞り出した答えが、<やっぱり人じゃないですかね>って(笑)。<誰と出会うかで人って大事ですよ。人によって人生が狂うこともあるから。>って答えたんですよ。そしたら、インド人の彼が<でも、僕にはその人がよくわからない、、、>って言われて(笑)。そりゃそうだよね、インドの方にとっては日本人の誰が良い人かはわからないよ。結局、彼に対してうまい答えが伝えられなかったんですよ。そのことについて、今もすごく悔やんでいて。

イモト:そのあとも考えて、一つ言えるのは、私がビジネスに成功してお金を稼げそうになったらめちゃくちゃ調子に乗るんだけど、そのインドの方は今の時点で気をつけないとと感じているということは大丈夫な気もするな、と。今さらだけど、彼に言ってあげたい! そう、ここで調子に乗らないことであなたは素晴らしいよ!って。でもこれ、どうしたらいいんだろう~。あれからずっと悩んでおりまして・・・リスナーの皆さんにご相談です! すみません、前置きが長くて(笑)。そのインドの彼の悩みに、どう答えればよかったのかな、、、。

「地位と名声を得て感じたデメリットは?」→この相談に対してのアドバイスを教えて!

 

イモト:地位と名声を得て感じたデメリットって、なんですかね!? 皆さんにお聞きしたいです! 私はざっくりと「人」と答えてしまったんですけど、どういう人に気をつければいいのか!? どういう方が怪しいのか!? ラジオを通してインドの彼に伝えたいと思うので、どうにかアドバイスをお願いします!!

イモト「ジュガール返しだ!」

イモト:私から一つ彼に言いたいのは、インドには【ジュガール】があるじゃない!? そういう時こそ、【ジュガール】よ! どうにかなるのよ、なんとかなるのよ。もともと【ジュガール】がある方だから大丈夫だと思うんだけどね。逆に言ったら、【ジュガール返し】だよ(笑)。アンタから聞いた言葉を返すよ、【ジュガール】だよ(笑)。

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百獣の王・武井壮、『井上尚弥の倒し方』を明かす「イージーですよ!」

5月8日(水)、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之と土屋伸之がパーソナリティを務めるラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送・毎週月曜~木曜13時~15時30分)が放送。ゲストに百獣の王・武井壮が出演し、5月6日に世界スーパーバンタム級の4団体統一戦で、ルイス・ネリ(メキシコ)に勝利したプロボクサー・井上尚弥の「倒し方」を語った。

百獣の王・武井壮

この日は、様々なアスリートと“対決”をして倒したいと意気込む武井が、プロゴルフコーチ菅原大地への敵意をむき出しにするところからスタートしたが、これを聞いた塙が、2日前に防衛戦で勝利を収めたプロボクサー・井上尚弥の名前を出して、武井を煽った。

塙:井上尚弥なんか、倒せないですよね?

武井:井上尚弥、イージーですよ。

土屋:そんなわけない(笑)

安藤なつ(番組水曜パートナー):イージー?

塙:ネリだって、あんなに……

武井:ボクサー、イージーですよ、そんなもん。

塙:イージーですか?

武井壮の話に耳を傾ける一同

武井:拳(こぶし)しかないんで、武器。で、しかもグローブしちゃってるじゃないですか。試合前からグローブはめちゃってるんで、「最初はグー、じゃんけんポン」で俺、パー出したら、もう勝ちじゃないですか。で、「あっち向いてホイ!」って言って、横を向いた時にドーン!ですよ。

(一同 爆笑)

塙:「ドーン!」やるんだ(笑)

土屋:殴るの? 結局(笑)

武井:アゴ先狙っていきますよ。ガツーン!って。

塙:よけられるでしょ?(笑)

武井:「あっち向いてホイ!」ガーン! ですよ。

土屋:ジャンケンした後、殴るの? 結局。

武井:はい、すいません。

土屋:あんまりプロスポーツ選手で例えないです、そこは(笑) 「誰に勝てます?」の質問で、「百獣の王」だから、「ライオンは?」とか聞かれただろうけど……

武井:でも、いけます。だいたいのアスリート、いけます。

ナイツ・塙宣之、土屋伸之  メイプル超合金・安藤なつ  百獣の王・武井壮

このほかにも、バドミントン選手が構えてるときの中腰は「後ろから倒せる」、大人数アイドルは「だいたいサビで腕を上げるから、そこで1秒1人ずつ倒す」など、様々なジャンルの人々の「倒し方」を披露していった。

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