川島明&銀シャリ、お笑い芸人が出した楽曲について語る

TBSラジオ「川島明のねごと」第160回が4月21日(日)に放送されました。

この番組は麒麟・川島明さんと、好きな人の上履きにマカロニ、牛乳、バターを入れてグラタンを作り上げた天才の天津飯大郎さんが、日々の疲れを洗い流すようなゆるりとしたおしゃべりをお届けしていく番組です。

銀シャリと芸人ソングトーク

今回のゲストは、銀シャリのおふたりでした。番組は4回目の登場。天津向さんは、天津飯大郎に改名したので銀シャリと同じく米関係の名前になりました。

橋本さんのお笑いマニアな一面から、今回はお笑い芸人が出した楽曲についての話題が盛り上がりました。

川島:ノンキースに注目したことあります?
橋本:ふたりとも歌うまいんですよ?

映画「恋と花火と観覧車」のエンディングに使われていたノンキース「恋花火」の思い出を熱く語る、川島さんと橋本さん。橋本さんは曲が聴きたいがために、輪ゴムで貸出中の時代のレンテルビデオ店で映画を借りに行っていたそうです。

さらに、グレチキ、KOJI1200、GEISHA GIRLS、ブラビ、SO・YA・NA、SO・TA・I、情けねぇ、きりん、などの話題が続々と飛び出しましたが・・・

橋本:鰻、体調悪いんか?

驚異の記憶力から異常な速度で繰り出されるワードの応酬に、戸惑う鰻さん。しかし・・・

:野猿とか良かったっすよね

いいのを出してくれました。野猿の楽曲に参加していた「CA」さんのかっこいいエピソードも、川島さんから語られました。

しかし、結局放送で流したのは・・・

川島:ということでお聴きください。ドリフのズンドコ節!

代表的なコミックソングでした。

うまいこと言うゲーム!鰻ドボンver

以前に銀シャリがゲストに来てもらったときには、うまいことをたくさん言ってポイントを競う「うまいこと言うゲーム」をおこないましたが、鰻さんはなかなかうまいことを言えませんでした。

そこで、今回は鰻さんにスポットを当てたバージョンを実施しました。

まずは、川島さん、飯大郎さん、橋本さんの3人で、テーマに沿って「うまいことゲーム」をします。その後、3人の会話を聞いてない鰻さんが、同じテーマで漫談を披露。うまいことが鰻さんとかぶってしまったら、得点没収というゲームです。

まずは、「お酒」のテーマで、うまいことを言うトークに挑戦。

川島:飲みながら野球を見るのが好きでね。判定がね、はいボール(ハイボール)なんてね・・・
飯大郎:僕なんて毎日、しょうちゅう(しょっちゅう)飲んじゃう・・・
橋本:アサヒがのぼるまで、キリンさんと飲みたい・・・

それぞれ順調にポイントを獲得し、鰻ドボンタイムがスタート。ヘッドホンで音声を遮断しているあいだに考えた、お酒についての漫談を披露します。

:僕ね、お酒飲むの好きでして。まあ、しょっちゅう行くんですけど・・・

いきなりドボンをひいてしまった飯大郎さんでした。

そして、

:きれいな子多いんで、びんびんなんですけど・・・
川島:嫌だな

方向性に問題はありながらも、きちんとうまいことは出してくれました。その後、2戦目「中華料理」、3戦目「文房具」と対戦をおこないましたが・・・

:あのー、もうコンパスとか・・・分度器とか・・・・ありますけどー
飯大郎:言うてるだけやん!

さすがに漫談3回ともなるとハイカロリー。脳の回路が停止してしまう鰻さんでした。

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円安を食い止める利上げへの不安 「住宅ローン金利が上がる時は給料も増えている」前提を専門家が解説

政策アナリストの石川和男が5月12日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送Podcast番組「石川和男のポリシーリテラシー」に出演。物価高の主な要因としても指摘される、直近の過度な円安進行と日米金利差の行方について議論した。

※画像はイメージです

日銀の植田総裁は9日、参議院の財政金融委員会に出席し、円安が経済や物価に与える影響について「インバウンド関連を含む輸出企業にはプラスになる」と述べる一方、「輸入価格の上昇を通じて、実質所得を引き下げる影響が出る。急速かつ一方的な円安が進むと、わが国経済にとってマイナスであり望ましくない面がある」と指摘。「基調的な物価上昇率について為替変動が影響する、あるいはそのリスクが高まる場合には、金融政策上の対応が必要になると考えている」と言及した。

直近の急激な円安進行の要因として指摘されるのが日米の金利差で、現在は5%台前半。この金利差を解消するには、米国が下げるか日本が上げるかの二択になる。この行方について、ゲスト出演した岩手保健医療大学理事で経済評論家の濵田敏彰氏は「米金利が市場が予測していたほど下がらない中、日本の金利が上がるか。日銀が注目しているのは、消費者物価指数の“中身”の変化。1~2年前の物価上昇の要因は、おもに輸入物価や穀物、石油の値上がりによるものだった。今はエネルギー価格が落ち着き始めた一方で、サービス価格が上がってきている。つまり、外食の値段が上がった、ホテルの値段が上がった…そういう価格の上昇に変わってきた。人手不足で人件費が上がり、人件費が上がるということは、みんな物を買える力を持つということ。みんなが欲しがる商品に対して、モノが足らなければ、今日より明日の方が値段が高くなる…ということで、みんながモノを積極的に買い始める期待していたインフレが起きると、日銀は金利を上げる」と指摘。ただ、長期的な円安トレンドの要因については「日本の財政構造に対する国際的な信用力が、少しずつ落ち始めていることも反映されている」とクギを刺した。

日銀が金利を上げた際の影響については「まず、マイナス面として変動の住宅ローンは短期金利に連動しているため、変動の人は住宅ローン金利が上がる。もう一つは、日銀が大量に持っている国債の発行元である政府としては、新規国債についてはその金利に合わせて上げていかなければならない。つまり、国の借金の利払い費が増えることになる。さらに、日銀は政府から大量の国債を買うために、一般の民間銀行から預かった当座預金のお金で国債を買っている。ふつう、当座預金に金利は付かないが、この数年間、日銀は金利を付けている。その金利を上げなければいけないなどの影響がある」と述べた。

一方で濵田氏は「日銀が金利を上げるためには、国民の所得が上がり、みんなが購買を進めて物価が上がっている前提があるわけで、当然、所得が上がれば税収も増えるだろうし、いい循環ができる可能性がある。例えば、住宅ローン金利が上がったら負担が増えると考えるのは、所得が変わらない前提。所得が増えればローン金利が上がっても、給料も増えているから返せるという話。そんな大きな問題にはならないと思う」と言及。国の借金の利払い費が増える懸念についても「国の収入と支出のバランスの議論がある。国債の利払い増加とともに税収がどうなるか。今、1%金利が上がると1年間に約2兆円の国債利払い費が増える。景気が良くなり税収が伸びたからと言って、安易な減税政策やバラマキ政策などをしなければ回っていく」との見方を示した。

石川は「日銀は何もやみくもに金利を上げるわけではなく、そのあたりのデータもきちんとみたうえで上げる判断をする。日銀にとって金利を上げるのは、あくまで手段。経済が良くなったんだから、さらにそれをよくしていこうという意味で、その局面で初めて金利を上げようという判断になる」と述べた。

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