radiko news

TBSラジオ「GARAGE HERO’s～愛車のこだわり～」毎週日曜お昼12時から放送中！

12月4日（日） 放送後記

今週は車ファンなら知ってるはず！？
ユーチューブ「ウナ丼_STRUT_エンスーCARガイド」で活躍、日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考員も務める「ウナ丼」さんです！

ウナ丼さんとは

現行車から旧車まで、独自の視点で熱くレビューする YouTube チャンネル 「ウナ丼_STRUT_エンスーCARガイド」でもお馴染み。
車のスペックから車体、トランクの大きさまで、独特な表現方法で紹介するスタイルで人気を博し、現在、登録者数 35 万人超と人気のチャンネルです。
そして昨年から、カーオブザイヤー選考員も務めています。

そんな「ウナ丼」さんも、やっぱり子供の頃から車が好きだったそうで、テストでいい点を取ると、お小遣いをもらうわけではなく、自分の好きな車の絵をお母さんに描いてもらっていたんだとか（笑）

これまで乗ってきた車は？

「ウナ丼」さんがこれまで乗ってきた車は、初代「MR2」「クラウンワゴン」「610ブルーバードワゴン」「シトロエン」「ルノーシュペールサンク」など。
基本的にお金がないので10年以上落ちの中古の中から、マックス面白そうな車を購入していたそうです。
そんな「ウナ丼」さんのカー歴史の中で、特に印象に残っている3台を教えてもらいました。

第3位「初めて買ったシティターボ2」

10年以上落ちの個体を35万円で購入した「ウナ丼」さんにとって初の愛車。
カッコいい要素だけを凝縮したら、かえってアンバランスなフォルムに仕上がっちゃったところが良いんだとか。
まさに「ドクタースランプ」のペンギン村に出てきそうなフォルム。

そして個性的な走りにも注目。
「当時の基準でも危ないな・・・」と語るその走りとは、ドッカンが凄すぎて、前輪だけどっかに飛んでいってしまう感覚なんだとか。

そう言うと、「シティターボ2」以上にヤバいドッカン系といえば…と、ストーリアをベース車両にした競技車仕様の「X4」についても語りましたが、気になる方はタイムフリーをチェック！

第2位「フォルクスワーゲン・空冷ビートル　メキシコ産モデル」

このマシンに惹かれたのは「エンジン」。
自身のユーチューブチャンネルで乗った時、その水平対向エンジンの素晴らしさに感動したんだとか。
そこで「空冷ビートル」の購入を決意。
自身の愛車を探す旅に出たわけですが、その過程が凄いんです。
本人曰く「知らない文化圏に足を踏み入れた感じ」

ビートルの中でも「インジェクションモデル」が選べるメキシコ産に絞った「ウナ丼」さん。
しかしとてもレア車種なので、そもそも個体が少ない。
そんなメキシコ産を求めて、それこそ全国を飛び回ったのですが、いざ実物を目にすると、事前に写真に掲載されている物と実物の違いに唖然することも度々…
中には「クーラー付きって記載されてるのに、クーラーコンプレッサーがそもそも付いていなかった」個体もあったとか。
そこで「ウナ丼」さんが悟ったのは…「文化圏の違い」
「欲しいならつける？」「壊れてるんなら直せばいいじゃん」
それがビートルの正しい買い方なんだとか。
80年代の車に乗りたいのに、クーラーバリバリの車を探している時点で、間違った車探しをしていたと言うことに気がついたんだとか（笑）

第1位　初代パンダ1000C L

某雑誌と出会い、それがキッカケとなり外車に憧れ購入したのが初代パンダ。
中古車サイトで29万円で出品されていたのを、現物も見ないで購入したそうです。

そしてお楽しみの納車。積載車に積まれてやってきたのは、信じられないくらいボロボロのパンダ。
「ヘッドライトの片方にバルブが入っていない」＆「冷却水も入っていない」＆「シートの骨格が骨折」…とても走れる状態じゃありません。
当然、販売店に連絡したけど、ちょっと怖い「硬派」な感じの雰囲気だったので、即刻クレームを諦めて、近所のフィアット専門の修理店に入院させたんだそうです。

でも走りは最高！
それまでの車の楽しさとは全く違っていたと語ります。
速さとは絶対的な速さだと思っていた「ウナ丼」さん。
でも体にフィットした、体を拡張した速さというのを教えてくれたのがこのマシンだったそうです。