イモト、パプアニューギニアで感じた「これでいいじゃん」

TBSラジオ「イモトアヤコのすっぴんしゃん」毎週水曜日よる9時30分から放送中!

11月15日(水)放送後記

イモトが、イッテQのパプアニューギニアのロケを振り返った。イモトは今回のパプアが10年ぶり4回目。毎回新しい発見があるということを報告。その中で、パプアニューギニアのお祭りに参加したイモトは「これでいいじゃん!」と感じたこととは!?

イモト、パプアニューギニアで感じた「これでいいじゃん」

イモト:今回は、イッテQの「珍獣ハンター・イモトのワールドツアー」でパプアニューギニアに行ってきましたので、その話をたっぷりしたいと思います。パプアニューギニアに行くのは今回で4回目!びっくり!そんなに行っていたんだって。最初が2010年かな。パプアニューギニアといえばいろんな民族の方がいる国で。それをメインに取材した記憶がありますね。スケルトンマンとかね。体に炭を塗って白く骨を書いてガイコツみたいな格好で生活をしていらっしゃる所に行って、1日一緒に生活をしてね。それが13年くらい前かな。

パプアニューギニア中から何千の民族が集まる「ゴロカショー」

イモト:パプアニューギニアは面白いから、そこから何回か行ったんですよね。しばらく空いて、今回10年ぶりのパプアニューギニア。今回、年に1度、何千という民族が集まるお祭りがありまして、そこをリポートするのをメインで行ってまいりました。パプアニューギニアの首都・ポート・モレスビーから国内線で1時間くらいの所にゴロカという山岳地帯の町があるんですよ。そこにパプア中の民族が集まるショーがあって、それが「ゴロカショー」というんですけど、それを見に行ってまいりました。

イモト:「ゴロカショー」、すごいよ!場合によっては、その日に24時間かけて車とか徒歩でやってみんなが来るのよ。9月16日というのが、パプアニューギニアの独立記念日なんですね。800年くらい前はたくさんの民族がいて、それぞれのいろんな考え方とか信仰があるから、けっこう争い事が絶えなかったんですって。でもこれでは良くないってことで、争い事が起きないように民族同士が集まって一緒に祈ったり踊ったりしてしようということで始まったのが「ゴロカショー」の起源なんですね。

ゴロカショーを見てイモトが「これでいいじゃん」と感じたこと

イモト:それが観光に近い形で続いていて、東京ドームくらいの広さのところにほんとに何万人という人が集まって。それぞれの装飾品や衣装、それぞれのダンス。場合によってはペニスケース1本であとは自由な状態でダンスしている人やいろんな人たちがいるお祭りで。そこにが我々みたいな外国人の取材陣も特別なパスがあれば入ることができて。けっこう神聖な場所でしたね。圧巻でした!入った瞬間、熱気もすごいし。コロナ明けで初めての「ゴロカショー」だったみたいで、人数もすごいし。みんな、歌と踊りでウワーってなっていて。カッコよかったな~。

イモト:思ったのは、今の時代、宗教やいろんな揉め事で悲しいことが起きているんだけど、「ゴロカショー」を見ると、“これでいいじゃん!”みたいな気持ちになるんですよね。というのは、元々は争いごとをしていたんだけど、今は同じ場所にいろんな考え方や信仰を持った人が集まって、それぞれが各々の踊りとか、信仰をただただそこの場所でやるという。だから別に、争うわけでもなく、逆にいえばコミュニケーションを取るわけでもないんですよね。

イモト:同じ場所で、それぞれがそれぞれのことをするだけの空間が、私は逆に心地よくて“これでいいじゃん!”って思ったんですよね。これができたらいいのになって。お互いにリスペクトはし合っていて。だけど、必要以上に近づかないし、争わないし。その独特の距離感。今SNSが発達しているからいろんな人と繋がり過ぎるところもあるんだけど、「ゴロカショー」を見て“これだ!”って思ったんですよねー。

観光化していた民族「マッドマン」

イモト:そこから各民族にスポットを当てて生活に密着するというので、マッドマン、ウィッグマン、イナウ族の3つを中心的に見てきました。マッドマンは前にもお会いした人たちで、身体中に泥を塗ってマッドで作られた15キロくらいの重い陶器を頭に被って、亡霊のようにゆっくり歩きながらダンスなどいろんなことをするんですよ。マッドマンって見栄えもおもしろいし、世界的にも有名になって。ちょっと残念なところは観光に寄り過ぎちゃってたかな。

イモト:我々が約束の時間より少し遅れちゃったんですよ。マッドマンのリーダーが焦っちゃって、次の観光客が来るから(笑)。観光客のスケジュールをどれだけ詰め込んでいるのよ(笑)。<10分しかない!>って言い始めちゃって、<もうカメラを回せ!>って向こうが仕切り始めちゃって(笑)。で、マッドマンがゆっくり登場して、ゆっくり弓矢をひいてみたり、いろんなことをしてくれて。久しぶりだからこっちもいろんなことが聞きたいわけじゃん、でも、<もう時間がない!次が来るから!>って。びっくりするスピードでささっと帰って行ったよ(笑)。

イモト:私が泊まっていたホテルのレストランのディナー会場があるんですよ、そこにも出張マッドマンが来るから(笑)。ごはんを食べていたら急に後ろからマッドマンがやってきたんですよ!もう秋田のなまはげみたいな感じよ(笑)。みんなと写真を撮って。最後に、陶器で作った「お土産マッドマン」をみんなに売るんですけど(笑)。マッドマンがこんなことになっているとは!もうびっくりよ!観光の収入が大きいので大事ですよ。そんな感じで民族の方々も時代に合わせているんですよね。

恐怖!イモトを襲ったイナウ族の鎮痛剤!

イモト:ウィッグマンというのは地毛でカツラを作る民族で。マッドマンとウィッグマンは見た目も派手だし、わりと食いつきやすい民族なんですけど、最後に行ったイナウ族というのはお化粧はしているんだけど、マッドマンと比べると地味なんですよね。そこの村長が<今回のロケを通してイナウ族がもうちょっと観光客を集められるようにしてくれ!>みたいな感じで、なるほどそういう目的があったのかと(笑)。で、イナウ族と1日がっつり過ごしてきたんですけど、やっぱおもしろかったなー。食べ物も猟の仕方もそうですし。

イモト:私、今回のロケで一番勉強になったというか、今までこのことを知らなかったんだけど、イナウ族に<イモト、薬草みたいなのがあるから採りに行こう!>と言われてジャングルに入って行ったんですよ。で、<どこか痛い所は無いか?痛い所があったらこの葉っぱを手のひらで擦ってみてくれ!>って言われて。何も知らないから言われるがままに葉っぱを擦ってみたわけ。1回擦っただけで手に激痛がしたわけ!ぶっとい針で刺されているような、チクじゃないな、ジグジグジグ~みたいな、スズメバチに刺されたような痛みと痺れが手に広がって。

イモト:でも、手を振れば振るほど痛みが広がってくるし。もうめちゃくちゃ怖くなって。<これはなんなんだ!?>って聞いたら、<鎮痛剤です>と。<いや、痛いんだけど!>って言うと、<あなた、頭痛があったら頭が痛いなって思うでしょ。でもこの葉っぱを触ってこっちが痛くなったら頭が痛くなくなるだろ>って言われたんですよ(笑)。えっ!?と思って。そういう治療だったんですよ。

イモト「野ションする時、気をつけて!」

イモト:あれはマジでヤバい!あのあと、ホテルに帰るまでの数時間、ずーっと痛かったんだから。手を見てもトゲは刺さって無いのよ。見た目にはわかんない。わかんないくらいのトゲなんだけど、そのトゲが以上にキツいのよ!取りたくても取れないんですよ。触るのもめちゃくちゃ怖いし。たぶん、パプアだけじゃなくてアマゾンにもあると思うからマジで気をつけた方がいいと思う。

イモト:一番怖いのが、“野ション”よ!私はよく野ションをするから(笑)。ズボンを下ろして、葉っぱがケツの大事なVIOにあたってみなさいよ!私、生きていけないかも。もうムリ。想像しただけで一生終わるなっていう痛みだから。現地の人は大丈夫っていうんだけど、私は大丈夫じゃないと思う。気をつけてくださいね。なんという名前の葉っぱか忘れたけど。そうやって、民族の方と生活をして、捕った魚と獲った野ネズミの丸焼きを食べて。ああやって一緒に生活をすると、一体感が生まれますよね。こうやって生きているんだなって。だけど、みんなケータイ電話を持っているし、SNSもやっているし。そういう所はそういうところでいいんですけど(笑)。

年に一度のお祭りに世界中から人が集まるのに、ホテルが2つだけ

イモト:年に1回の「ゴロカショー」、おすすめです!でもひとつ、気をつけていただきたいのが、民族の方達もそうだけど、観光客も来るわけ。ゴロカという町は基本的に観光名所では無いから、「ゴロカショー」の時だけ人がいっぱい来るの。だけど、泊まれるホテルというのが2つしかないわけ。我々はそのひとつに泊まったんです。山岳地帯だから寒いんですよ、気温も13度とか。だから絶対にお湯は必須なわけ。だけど案の定、お湯が出ない!私の部屋だけがチョロチョロだけどお湯が出たんです。ただ、激熱。調整がめちゃめちゃムズイのよ。カップラーメンを沸かす時の温度か、冷たいか。

イモト:ぶっちゃけ、ベッドも湿気っていて部屋も広くないし、キレイともいえない。私が今まで泊まってきた感じでいうと、3000~4000円かなと。お湯も出ないし。スタッフさんにホテルの値段を聞いたら、<1泊3万円です!>って言われて!ヒィィィィ~~~!3万でこれはやばくない!?って。そしたらスタッフさんもお湯も出なくて怒り狂ってると。でもここしか無いって言われて。もう一つのホテルは「1泊7万円」だと。まあそれはムリかと。私は唯一、1人部屋をもらったけど、他のスタッフさんは1つのベッドに2人で寝ててさ(笑)。で、お湯も出ないから、毎晩、私の部屋に入れ替わり立ち替わりシャワーを浴びに来る(笑)。

イモトが激ハマり!パプアニューギニアのお土産「ビルム」

イモト:パプアニューギニアで私のおすすめのお土産があって。「ビルム」という、現地の99%の方が首からぶら下げているバッグ、サコッシュみたいな感じで。現地の人は緑の実と石灰を合わせて口の中でくちゃくちゃするタバコ代わりなのかな。その実と石灰を入れておくようの袋なんですけど、サコッシュとしてケータイなど入れるにはちょうど良くて。しかもめちゃくちゃ良いのが、カラフルなんですよね!お母さんが手作りで一つ一つ作られていて、一つ一つデザインも違うし、可愛いいし。私は合計で5個くらいは買いましたね。私はロケでお世話になったお母さんに言って直で買ったので、一つ2000円ちょいだったのかな。

イモト:でも聞くと、一つ作るのに1ヶ月近くかかるんですって。現地の人みんなが作れるもので、それぞれの特徴もあるし。めっちゃ可愛いから、これでビジネスを始めたいくらい気に入っていますよ!実際に今けっこう使っています!ちょっとしたお出かけの時にはそれだけで出ますし。私は最近、古着にハマっているのでビルムが合うのよ~!ビビットのカラーもあって差し色にもなるし。めっちゃ可愛い!「ビルム」、ちょっと日本じゃ手に入らないよね。そういうお土産も充実しているし、ぜひ機会があったらパプアニューギニアに行ってみてはいかがですかね。

イモトの旅の必須アイテム「フィルムカメラ」

イモト:そして、今私のインスタグラムにも載せていますけど、フィルムカメラを持参して行きまして。勢いで買った「コンタックスT3」をフィルムと一緒に持って行って。それでゴロカショーも撮らせてもらって。やっぱ良い写真が撮れるな~。フィルムだと鮮やかだし、フィルムならではの色合いや風合いが出て。自分でも自身の作品ですね。

イモト:だけど、フィルムカメラをロケに持って行く時の大変さがあって。ロケが1箇所だったらいいんですけど、今回みたいにロケ地に行ってそこから飛行機移動がある場合の注意点として、飛行機に乗る時にX線に通すじゃない!?フィルムカメラは手荷物で持っていかなければならないんですけど、フィルムってX線を通すと真っ白になっちゃうから、専用のフィルムケースに入れて通して、現地まで持っていく。で、現地に着いてからカメラにフィルムをセッティングする。で、撮影をする。フィルムは大体36枚なんですよ。36枚も1日でそんなに撮れないじゃない!?意外にフィルムって撮れないのよ!

イモト:例えば、15枚撮りました。そのまま飛行機移動しようとする。カメラにフィルムを入れたままX線を通すと撮ったものも含めて全部真っ白になっちゃうわけですよ。そこが問題なのよ。だからといって36枚撮り切らないと、カメラからフィルムを出せないし。悩ましいよね。無理して36枚撮りきっちゃうか、撮りたい場所だけ撮るか、ちょっと計算が必要という。フィルムカメラ、めんどくさいな~!でもそこがまたかわいいのよ!大事に撮るというのを今回、学びましたね。良い写真が撮れているので、私のインスタをチェックしてみてください。

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「中小規模の病院」の力になるために…株式会社ヘンリーが開発したクラウド型電子カルテ「Henry」とは?

笹川友里がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「DIGITAL VORN Future Pix」(毎週土曜 20:00~20:30)。この番組では、デジタルシーンのフロントランナーをゲストに迎え、私たちを待ち受ける未来の社会について話を伺っていきます。2月24日(土)の放送は、株式会社ヘンリー 共同CEOの林太郎(はやし・たろう)さんをゲストに迎えて、お届けしました。


(左から)笹川友里、林太郎さん


林さんは、一橋大学卒業後、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)に留学。学生時代は、アフリカで日本の中古重機をレンタルする新鋭スタートアップで現地リーダーとして活躍。楽天株式会社入社後、楽天カード全体のSEOマーケティング業務や、楽天市場・楽天カードのビッグデータの分析などを担当、2018年に株式会社ヘンリーを起業しました。

◆“医療現場のデジタル化”を目指す

はじめに、ヘンリーが提供している病院向けのクラウド一体型電子カルテ「Henry」について、「『電子カルテ』『オーダリングシステム(医師の指示を各部署にコンピューターで伝達するシステム)』『レセプトコンピューター(診療報酬明細書を作成するコンピューターシステム)』の3つが一体となったクラウド型のシステムで、病院向けに販売しているのは、日本で弊社だけです。クラウドで使えることによって、他にはない大きなメリットが提供できます」と林さん。

これまでの医療システムは、それぞれ別のシステムでそれらを“つなぐ”前提で作られているものが多いのですが、「我々は最後発で作ったこともあり、それらをすべて同じシステムで管理できるように作ってあるところが特徴です。また、紙を使わなくても情報共有ができるシステムを構築しているところもメリットかなと思います」と強調します。

林さんによると、医療業界では長らく“セキュリティ上、医療情報システムはインターネットにつないではいけない”といった制限があったため、「例えば、お医者さんが自宅でカルテを確認するとか、何か緊急の事態があったときに“患者さんの情報を伝える術がない”というようなことがありました。それをクラウドシステムで共有化することにより、自宅で“患者さんが急変した”という情報を具体的に確認した状態で病院に向かえる、というメリットもあります」と話します。

続けて「医療の現場は、すごく情報が多い世界なので、実際にはもっと共有したい情報がたくさんあると思うんですけど、我々の目標としては、この先3~5年のあいだにクラウドのシステムを通して、お薬の情報だけではなく、患者さんの情報の細かいところまで、医療機関や自治体と共有し合える世界を構築できればと思っています」と力を込めます。

◆中小規模の病院向けに特化している理由

「Henry」は中小規模の病院に向けたサービスとして特化していますが、その理由について、「大きな病院では電子カルテの普及率がかなり高くて、おそらく9割以上の病院が導入していますが、中小規模の病院の普及率はまだ50%ぐらいで、残り約半分の病院は紙のカルテを使っています。その大きな理由として、例えば、病院内にサーバーがあって、インターネットとつながない従来型のシステム『オンプレミス』(自社でサーバーを所有・管理)を導入したくても、“価格が高額なために買えない”という病院が今でも多く存在しています」と林さん。

そうした中小規模の病院が抱えている課題を解決するべく、「“クラウドで安価かつスムーズに導入できるシステムを作りたい”という思いで、我々は初めから中小規模の病院に特化して作ったという背景があります」と話します。

そして、「Henry」の今後の展望については、「電子カルテ、オーダリングシステム、レセプトコンピューターはそれぞれ難しいシステムなので、(サービスを導入していただく)病院がより使いやすくなるように、機能を改善していくことが必要になってくると思います」と課題点を挙げます。

そうした部分を一つひとつ解決していき、「より使いやすく、しかも安価で情報共有しやすい電子カルテができれば、今まで電子カルテに踏み切れなかった病院に対しても、自信を持って提供できると思いますので、まずは我々のシステムを使って“業務が改善した”“情報共有ができるようになった”といった事例をどんどん作っていきたい」と力を込めていました。

次回3月2日(土)の放送も、引き続き、林さんをゲストに迎えてお届けします。林さんが思い描く“近未来の医療現場の風景”についてなど、貴重な話が聴けるかも!?

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2月24日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年3月3日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:DIGITAL VORN Future Pix
放送日時:毎週土曜 20:00~20:30
パーソナリティ:笹川友里

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