radiko news

TBSラジオ『井上貴博　土曜日の「あ」』毎週土曜13時から放送中！

12月2日（土）放送後記

ゲストは…『Nスタ』で井上さんと共演している、シンクロナイズドスイミング（現：アーティスティックスイミング）のオリンピック銅メダリストで、スポーツ心理学者の田中ウルヴェ京さん！
ウルヴェさんをお招きして、スポーツ選手としてのお話や、現在行っている心理コンサルティングについて伺いました！！

オリンピック銅メダル獲得より嬉しかった？！

井上「事前のアンケートで驚いたのが、現役時代一番嬉しかったことでオリンピックを挙げてらっしゃらないんですよね？19歳の時のソロの日本でのチャンピオンになったことが一番嬉しかったって書いてらっしゃって…オリンピックじゃないんですかって率直に思ったんです」

ウルヴェ「もちろんオリンピックの銅メダルも欲しいメダルだったし、小谷実可子さんとのデュエットも本当に一生懸命頑張ったから、とっても大事な人生の一つなんですけど…嬉しいって聞かれると最初に嬉しかった自分ってシンクロ選手で良いんだって思ったのはソロのチャンピオンなんですね」

井上「そうなるんだ」

ウルヴェ「19歳の時だからソウルオリンピックの2年前」

井上「競技を始めて10年ぐらい経った時ですね」

ウルヴェ「なんか最初のきっかけも「君はシンクロ選手に向いてない」ってずっと言われてたし「君の体型は凡人だ」っていうのはずっと言われてて…「凡人な京が日本一になったことは凡人の選手たちに勇気を与えた」って審判員に言われたんですけど」

井上「言い方がすごいですね、その審判員も」

ウルヴェ「当時あんまり嬉しくなかったですよね。今から考えたら誉め言葉なんでしょうけど（笑）」

井上「言葉を選びなさいよ！もうちょっと！」

ウルヴェ「本当そうだよ！（笑）」

一同　（笑）

ウルヴェ「でも同時に自分は嬉しいかった。「日本一！！」みたいな感じで」

井上「そう考えると10歳で競技を始めて、自分の中で辛いことがずっと多かったんですか？体型のこと言われたりとか自分の努力でどうしようもない部分でもあるし」

ウルヴェ「どうしようもない部分を言われるのが、やっぱりスポーツだったりしますよね」

田中「へぇ～」

ウルヴェ「足短い！！って怒られることもあるから、その時は「はい！」って返事するけど、あとで「え？だからどうすんの？」って思いながらも、短く見えるのであれば、じゃあどうすればいいかって技を鍛えなきゃいけないから…」

井上「はぁ…」

ウルヴェ「なんかずっと自分で良いのだろうかって思いはどこかにあって「自分をちゃんとシンクロ選手として1位にならせたい」みたいな感覚はあったかもしれない」

井上「すごい思い」

ウルヴェ「それでもね、10歳からずっと一緒だった小谷実可子さん、ソロではライバルで、チャンピオンに私がなっても翌朝の新聞に「小谷負けた」って見出しで…」

井上「これはね～マスコミの本当に…」

ウルヴェ「そうよメディアって酷いのよ！井上さん（笑）」

井上「結局読み進めていくと誰が勝ったのかよくわかんないみたいな…」

ウルヴェ「日本チャンピオンになった田中（ウルヴェ）京ちゃんは卒業式の欠席した人の写真みたいな感じで」

井上「うわぁ…小さな小窓みたいな写真で…」

ウルヴェ「それもだからエネルギーになりましたよね。色んな事をエネルギーに背ざる負えない。当時は嫌だった。メディア大嫌いだった」

井上「心中お察し申し上げます…」

この他にもウルヴェさんが12月からスタートした、アスリートが意味を考える学び場『iMiA』についてや、『このプレッシャーに弱いんです』メールなどお付き合い頂きました！

本を読んだり映画を見たり…

オープニングトークでは井上アナが、加藤シゲアキさんの『なれのはて』を読んだ話。そして外出中の空き時間にふらっと見た『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』について話しました！
ふらっと見た『すみっコぐらし』の映画ですが、想像していたよりストーリーにメッセージ性があり驚いた井上さん！しかし…同じ回を見ていた女の子が……

チーズじゃないけど…チーズ？！

世界各地の様々な「あ」を探すコーナー「あ」の国の話！…は今回お休み！

特別企画として…『ADEKA presents アデカフェの「あ」』をお送りしました！
植物由来のチーズ？を試食した井上さんは…？！

井上アナの…今日の「あ」

ゲストにはNスタでも長らくお世話になっている田中ウルヴェ京さん。
私にとっては、いつも気軽に話ができる姉貴的存在です。
心をどうほぐすか。
心技体の中で蔑ろにされがちな“心”について、考え方の基本のキを教えて頂きました。
誰もが抱える悩みや不安とどう向き合うべきか、何かのキッカケになるのではないでしょうか。

そして「あ」のことニュースでは、つけぼくろのプチブームを取り上げた。
泣きぼくろがコンプレックスだった幼少期の自分からすると…ほくろを取りたい気持ちはあれど、ほくろを付けたくなるなんて。まさかこんな時代がやってきたとは信じられない。
中世ヨーロッパでも白い肌を際立たせるためにつけぼくろが流行り、時代は巡るとのこと。
泣きぼくろ、ありがとう。
大人になってからほくろがプラスに働くかもよって、小さい頃の自分に伝えてあげたくなりました。

井上貴博

田中ひとみの…今日の「あ」

今日は特別企画。TBSラジオのCMでもお馴染み、「アデカ」が原宿にオープンした期間限定カフェ「アデカフェ」の取材報告を行いました！

コンセプトは、植物由来の原料を使った「プラントベースフード」。ミルクやバターなどの乳製品の代わりに、オーツ麦や豆類などで代替したメニューを取り揃えています。

実際にスタジオでは、「プラントベースチーズ」を、井上さんに試食してもらいましたが…
コクがあって美味しい！と好評。

牛乳を使わずに作ったチーズとは思えない程、ホンモノの香りや味を再現しています。
しかも、チーズは税込100円という破格のお値段！！他にも、グラタンやうどん、パフェなど、どれも美味しかったなぁ(現地で試食済み。勿論どれも動物性の原料は使っていません)

12月10日（日）までの期間限定オープンなので、気になる方、一度お試しあれ。

田中ひとみ