西島秀俊、映画『空母いぶき』主演の重圧で「声が出なくなった」

俳優の西島秀俊が、公開中の主演映画「空母いぶき」を語った(東海ラジオ『小島一宏 モーニングッド』20日・月~24日・金 8:40~8:50)。この映画の原作は、かわぐちかいじのベストセラーコミック。日本の最南端沖で国籍不明の軍事勢力が領土の一部を占拠したため、政府が初の航空機搭載護衛艦「いぶき」を現地に派遣する。西島は、護衛艦艦長・秋津竜太を演じた。

この役を受けるにあたって西島は「とにかく原作が大人気作品なので、自分にできるのか悩んだ」そして「クランクインしてからも、すごくプレッシャーだった」という。艦長・秋津は未来を何歩か先まで読んでいる人物。周りからみれば、何を考えているかわからない、底知れぬ不気味さも持つ男。この役を受けることは「かなり覚悟のいる決断だった」ようだ。

「本心を見せるな」と監督

さらに、緊迫感が増していく場面で、その緊迫感が「どうしてもセリフや表情に出る」ことについて、監督から「艦長の本心は映画の最後にわかる。それまでは(本心を)一切見せないでくれ。ここでは笑ってくれ」などダメ出しと厳しい演出があったという。その結果が「この男はいったい何を考えているのだろう」という演技につながった。

しかし、自身の中で、なかなかうまく整理がつかず、急に声が出なくなったことも。そこには、現場の緊張感に加えて、原作の重さに対するプレッシャーもあったようだ。重圧の大きさが伺えるエピソードだ。

「ベストよりベター」「素直さ」と自衛官

西島は、撮影前に多くの自衛官たちに会った。西島演じる護衛艦艦長は、元航空自衛隊のエースパイロットという設定。自衛官に「優秀なパイロットの条件」を聞いたところ「ベストな判断より、ベターな判断を瞬時にできること」「素直さ」の二つを挙げたという。西島は、素直さに関して「明るさ、それも、不思議な抜けのよさ」を感じたという。それは「絶望の中でも確信を持つ。ぶれない、まっすぐな面を持つことにつながっている」と話し、役作りに大いに役立ったようだ。

西島は、完成試写をみて「どの役者もこの作品に覚悟を持って臨んだことがわかる。テンションや集中力に凸凹がない。空気は違うが作品に賭ける意志が感じられた」と話した。そして「生きて悩んで葛藤して、どうすれば戦争を回避できるか、それぞれの場所で戦っていることがすごく伝わってきた」という。西島は「最後は思いがひとつになる、それがこの映画の素晴らしさ」という言葉で締めた。西島秀俊インタビューは、東海ラジオ『小島一宏 モーニングッド』で5月20日(月)から24日(金)の午前8時40分~50分に放送。ちなみに20日(月)には、西島の「洗濯機ばなし」も聞ける。

小島一宏 モーニングッド
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 7時00分~9時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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