さだまさし節が炸裂!さすがのトーク力でパーソナリティも魅了

「東海ラジオ『イチジカラ』はじまりました~」『山浦!深谷!イチヂカラ!』7月3日のオープニングは、このひと言で始まった。スペシャルゲスト・さだまさしが番組冒頭から登場し、いつものパーソナリティ、山浦ひさし・深谷里奈も興奮気味。「東海ラジオとは45年の付き合い」というさだが、2日と3日に名古屋で開催のコンサートの合間を縫って駆け付けたというわけだ。

さだのトークは「なごやめし」から「名古屋の暑さ」へと続き、そこから「北海道」へと飛んだ。なぜ北海道の話になったかというと、山浦が「北の国から」の大ファンというところから。山浦は、今年の夏休みに富良野を訪れる予定で、今、毎日のように「北の国から」のビデオを見直しているという。

ドラマには、さだの曲が使われている。そのため、ほぼ毎日さだの曲を聴いている山浦、目の前にさだがいることでテンションは上がりっぱなし。さだは、山浦の「北の国から愛」に応えて「北の国から」と自身の名曲「秋桜」にまつわるエピソードをひとつ披露した。

さだは、今年の5月にセルフカバーアルバム「新自分風土記Ⅰ~望郷篇~」と「新自分風土記Ⅱ~まほろば篇」をリリースした。まほろば篇は、奈良の魅力に触れることができる内容になっている。番組では、自身がチキンラーメンの器として愛用しているという「奈良漆器」の話や、時間の粒子がやわらかく、ゆったりして余裕が感じられるという「奈良時間」の話を、絶妙トークで聴かせた。

トークといえば、さだのコンサートでのトークには定評がある。映画制作で負った借金が35億、返すのに35年、「お客様が(会場に足を運んで)返してくださった」というコンサート。借金返済のため、年間190本近く開催したこともあったという。ハードスケジュールでコンディションがすぐれないこともあった中で「なんとか、楽しんでかえっていただきたい」というところから「トークが鍛えられた」とも。

名古屋での2日間のコンサート、チケットは完売。この日の放送では、追加公演の日程も発表された。追加公演は、12月1日 センチュリーホールで開催(チケット一般発売は9月28日から)コンサートでの歌とトークを通して、さだまさしという人間の大きさ、広さ、深さの一端にぜひ、触れてほしい(写真右 深谷が持つのは「あ、さだ飴」)

山浦!深谷!イチヂカラ!
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 13時00分~16時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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