クリス・ハート「日本語が出来る」と言い出せず、1時間の英会話は自己紹介のみ

歌手のクリス・ハートが、東海ラジオ『山浦!深谷!イチヂカラ!』にゲスト出演し、ある日のタクシーでの出来事を話した。タクシーの運転手が、クリスのことを、日本語ができない外国人だと思い込み、ずっと英語で話しかけてきたときのエピソード。ちなみに、グリスは、2009年から日本に住んでおり、日本語はペラペラだ。

タクシーに乗り込んだクリスに、運転手は「You Where Go?」と話しかけてきた。クリスが行き先を告げた後も、運転手は、ずっと英(単)語で話しかけてきて、クリスも、英語で答えていたそうだ。しかし、運転手の英語は、いわゆる「英語もどき」で、最初は、気を使って、敢えて日本人にわかりやすい英語で対応していたクリスも、次第に、それが苦痛になってきた。

運転手「You Americaですか?」クリス「I’m from San Francisco」運転手「ああ、シアトルですか」という具合で、これは到底、英会話と言えるものではなく、クリスのストレスはたまる一方。しかし、クリスが、日本語ができることを言い出せずにいるうちに、時間はどんどん過ぎていった。

最初に「日本語でしゃべったほうがいいかなあ」と思ったのが、乗車から約15分過ぎた頃。クリスは「(運転手は)英会話の練習をしたいのかなあ」と思ったりもしたそうだが、その後も、車内に変な空気が流れる中で、不自然な会話が続き、その時間は、約1時間に及んだ。その間、運転手からは、同じような質問が何度も繰り返された。

クリスは「結局、1時間で、自己紹介しかできなかった。もっと早く日本語でしゃべればよかったかなあ」と反省の言葉を口にした。番組パーソナリティたちから「クリスが謝ることじゃない」と慰められていたが、日本語が堪能ゆえのエピソードと言えるだろう。

クリス・ハートは、約2年間の休養を経て、今年1月から再び本格的に活動を始めた。休養期間は、音楽の勉強や、家族と過ごす時間に充てたそうだ。そこで「新しいチャレンジをしたい」という気持ちが強くなってきたという。

クリス・ハートは、4月からの「全国ツアー2020 Love is Love 愛を歌う」で完全復帰を目指す。名古屋は、4月12日(日)17:00‐名古屋市金山の日本特殊陶業市民会館。「愛をテーマにいろんな歌を歌いたい。作詞・作曲に挑戦したり、英語で歌ったり、楽器を演奏したりしたい」と、抱負を話した。

山浦!深谷!イチヂカラ!
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 13時00分~16時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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