作曲家・川口真のヒット曲で綴る『原光隆の歌謡曲主義』

「昭和の名曲が生まれた背景には、その歌を作った作家たちのドラマがある…」このフレーズで始まるのが「昭和のうたびと」。東海ラジオ『原光隆の歌謡曲主義』(日17:00~18:00)の中で毎週午後6時から(6時40分まで)放送しているコーナーだ。

2月20日の放送では、作曲家であり編曲家の川口真を特集する。川口が83歳で亡くなったのは、去年10月20日。1937年、神戸市に生まれ、地元の高校卒業後、東京藝術大学に進学。在学中に、ピアニストとして、越路吹雪のバックバンドに参加。同時に、いずみたく事務所で編曲のアルバイトもしていた。編曲デビューは、ミュージカル「見上げてごらん夜の星を」の音楽。

大学在学中に、音楽活動のほうが本業となり、大学は中退。作曲家としての本格デビュー作は、1969年、なかにし礼作詞、弘田三枝子の「人形の家」。このスケールの大きな曲の編曲を手掛けたのも川口だ。川口の作曲作品には、同時に編曲を担当したものも数多くある。また、編曲だけを担当した曲も数多い。

作曲家としては、1970年、西郷輝彦の「真夏のあらし」で、第12回日本レコード大賞作曲賞を、編曲家としては、1989年、松原のぶえの「維新のおんな」で、第31回日本レコード大賞編曲賞を、それぞれ受賞している。また、歌謡曲以外では、アニメの主題歌なども手掛けている。

2月20日の放送では「人形の家」「真夏のあらし」ほか、由紀さおり、金井克子、夏木マリ、内田あかり、布施明、内藤やす子、新沼謙治の代表曲などを紹介する予定。

原光隆の歌謡曲主義
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週日曜 17時00分~19時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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