岸田敏志『きみの朝』の大ヒットで、ドラマと現実とがオーバーラップ

東海ラジオ『源石和輝!抽斗!』(月~金15:00~17:00)6月21日(火)の放送に、シンガーソングライターで俳優の岸田敏志が生電話出演した。ゲストコーナーでは毎回、ゲストが数字を発表してからトークがスタートする。岸田が挙げた数字は「8」。岸田の代表曲『きみの朝』が8枚目のシングルだったという話。

岸田は「よく言われるのが『デビューのときから応援しています』ということ。でも『きみの朝』は、デビュー曲ではなくて8枚目のシングル。デビューして3年半、地道なライブ活動を続けて、やっと売れたのが『きみの朝』だった」と話した。

そして「売れることを夢見て活動していたが(売れない間は)売れなかったらどうしようとは考えず、もともと何もなかった人間なので、売れなきゃ売れないで、どっかに他の人生があるだろうというぐらいの気持ちだった」とのこと。

さらに「デビュー前に大手プロダクションを紹介されたこともあったが、自分でやっている実感が持てる小さな事務所がいいということで、大阪から出てきたばかりのバンバンやアリスがいた事務所を選んだ。手作りで自分で一生懸命やっているという実感を持ちながらやっていた」と明かした。

代表曲の『きみの朝』は、1979年のTVドラマ『愛と喝采と』の挿入歌。岸田の俳優デビュー作品でもある。岸田は「ドラマは、新人歌手がスターになっていくというサクセス・ストーリー。業界ドラマのはしり。放送期間は3か月。撮影では、自分(岸田)のことをまだ誰も知らないうちから、売れた売れたというシーンを撮っていた。この話、大丈夫かと思っていたが、実際にはその通りになった。(曲がヒットして)数か月で全国に知られるようになって幸運だった」と話した。

岸田敏志のコンサートツアー、名古屋は8月3日に、名古屋今池のBLcafeで行われる。名古屋では毎年ライブを行っている岸田は「みなさんに、また会えるのを楽しみにしています」と話していた。

源石和輝!抽斗!
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 15時00分~17時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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