Snow Man・深澤辰哉、34歳の誕生日迎えしみじみ「大人になった」

5月7日(木)放送の『Snow Manの素のまんま』(文化放送)は、深澤辰哉さんと渡辺翔太さんが出演。深澤さんが5月5日(火)に誕生日を迎えたことにちなんで、誕生日にまつわるエピソードで盛り上がりました。(文化放送『Snow Manの素のまんま』2026年5月7日放送分)

今回の『素のまんま』は、"なべふか"コンビが登場!

Snow Manメンバーが週替わりでパーソナリティを務める『Snow Manの素のまんま』。5月7日(木)の放送は、深澤辰哉さんと渡辺翔太さんが担当しました。"なべふか"コンビでの出演は2025年11月13日放送分以来、通算11回目です。

オープニングでは、2人とも少し長めの休暇が取れたことを明かし、渡辺さんは外食や自宅での作業、深澤さんは『名探偵コナン』の劇場版シリーズを鑑賞して過ごしたことを語りました。

また、5月5日は深澤さんの誕生日。本来であれば渡辺さんがお祝いの言葉を贈る流れでしたが、「恥ずかしい」という理由から、深澤さん自ら「深澤さん、34歳の誕生日おめでとうございます」と書かれたカンペを読むことに。34歳を迎えた深澤さんは「大人になったなと感じますね」と語りつつ、「ここまで来たら変わらないかなって気もするけど、分からない。今、34歳だから変わらないけど、これが35、36歳になったら早いです。気がついたら40歳になっていると思います」と率直な心境を明かしました。

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メンバーの近況を話す「素のトーク」のコーナーでは、深澤さんと同じ5月5日生まれの子どもを家族に持つリスナーからのメッセージを紹介。5月5日生まれならではの誕生日エピソードで盛り上がりました。

「こどもの日」である5月5日生まれは、実在の人物だけでなくアニメキャラクターにも多いそうで、モンキー・D・ルフィ(『ONE PIECE』)や、野原しんのすけ(『クレヨンしんちゃん』)、歌手のクリス・ブラウンさんらの名前が挙がる中、深澤さんは自身も同じ誕生日の著名人として名前を挙げられる側になったことに「俺もついにそこまで来たか」としみじみ語ります。

続けて、5月5日の「誕生日あるある」について「5月5日ってゴールデンウイークだから、皆さんお休みがあったりするけど、自分たちはそのタイミングで仕事をしている時が多いから、メンバーといる方が多い」と明かした上で、「昔は舞台とかでお祝いをしてもらった。この仕事をしていたから多くの人にお祝いされる機会が多かった」と振り返りました。しかし、今年の5月5日は収録時点で「オフ」だったらしく、「せめて仕事であってほしかった」と語りました。

渡辺さんから「今年欲しいもの」を聞かれると、深澤さんは「加湿器」と回答。これまでは空気清浄機と加湿器がセットになったものを買うことが多かったとのことで、「加湿器は加湿器、空気清浄機は空気清浄機で、単体ならではの良さもあると思う。それぞれ能力が違うから。加湿器単体って意外と無いなと思って。ちょっと大きいやつが欲しい」と、その理由を語りました。

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そのほか、この春から中学校に進学し、バスケ部への入部を考えているリスナーからのメッセージも紹介。「未経験でもバスケ部に入れるか」という質問に対し、中学時代にともにバスケ部に所属していた2人がアドバイスを送ります。

渡辺さんは「俺はバスケ部に所属していた期間は1週間だからね」と切り出し、「朝練にあまりにも起きられなくて心が折れて。起きられなくて辞めて、帰宅部に入部して……」と、冗談交じりに当時のエピソードを披露。深澤さんも「結局、仕事はしてたから長くはできなかったけど、やってないからダメってことはないから、挑戦してほしい」と、リスナーへエールを送りました。

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番組後半では、リスナーがSnow Manメンバーのマニアックないいところ紹介する「Snow Manのここって、いいな」を実施。今回は、深澤さんの「声」と渡辺さんの「ビジネス用語」をテーマとして取り上げられました。

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Snow Manの素のまんま
放送局:文化放送
放送日時:毎週木曜 21時00分~21時30分
出演者:Snow Man
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この記事を書いた人

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ボブ・ディランの歌詞は「翻訳不可能」⁉ 村上春樹と柴田元幸が語る、シンプルな英語だからこその難しさ

作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」。11月3日(火・祝)は、特別番組として『村上RADIO「翻訳夜話」スペシャル~音楽で仮定法を学ぶ~』をオンエア。今回は早稲田大学国際文学館の開館5周年を記念し、10月1日に小野記念講堂で開催された公開録音イベントの模様をお届けしました。

盟友である翻訳家の柴田元幸さんを迎え、進行役の坂本美雨さんとともに「音楽で仮定法を学ぶ」をテーマに白熱の翻訳談議を展開。ビーチ・ボーイズやエディット・ピアフなどの名曲に乗せて英語表現のニュアンスを紐解いたほか、方言・スラングの訳し方やAI時代における翻訳の未来、参加者からのQ&Aまで、言葉と文学の魅力が詰まった贅沢な時間となりました。

この記事では、この記事ではオープニングトークと、前半2曲について語った内容を紹介します。


(写真左から)坂本美雨さん、村上春樹さん、柴田元幸さん



◆Bread「If」

村上)では次いきますね。次は文字通りの「If」。これはもう仮定法以外ではありえないという選曲です。ブレッドが歌います。

<ブレッドの曲が流れる>

村上)この曲は僕が選んだんですけど、これ、歌詞がいいんですよね。

柴田)さっきの「If I Were a Bell」がすごくコミカルな比喩の連発だったとすると、こっちはちょっと教養がかっているんですね。いちばん初めのところが「If a picture paints a thousand words」、もしも絵というものが千の言葉を描けるなら、という言い方。なんで千かっていうと、「A picture is worth~(~の価値がある)」「A picture is worth a thousand words(一枚絵を見せれば千の言葉の値打ちがある/千の言葉と同じくらい多くのことが一枚の絵で伝わる)」という決まり文句があります。それを踏まえてるんですよね。

村上)あとは「If a face could launch a thousand ships(一つの顔が千の船を出帆させられるなら)」これは(ホメロスの叙事詩)「オデュッセイアー」の……。この間、映画「オデュッセイアー」を観てきて、その中でも出てましたね。ヘレネー、すごくきれいな人が千の船を進水させるんですよね。

柴田)ギリシャのあの辺はみんな海に国が面しているから、いくさに行くというと、まず船に乗るわけですね。美女ヘレネーを争っていくさが始まる。そうすると船がバーッと出るっていうことで、「The face that launched a thousand ships」という、その千の船をローンチ、出帆させた顔という決まり文句があるわけです。

村上)あと僕が好きなのは「一度に2ヵ所にいられるものなら、君と一緒に明日と今日にいたい。ずっと君のそばで」。これはロマンチックですね。

柴田)これは気が利いてますね。やっぱりデヴィッド・ゲイツという人は本当に秀才型ですね。

◆Bob Dylan「If Not for You」

村上)次は「If Not for You / Bob Dylan」。これは柴田さんの選曲ですね

柴田)高校の授業で多分みなさん習いますよね。If it were not for~(もし~がなかったら)、そういうフレーズがあるわけですけど。ずいぶん長いですよね。実際には、こういうふうに「If not for」という三語に縮めて、同じく「もし~がなかったら」という言い方に日常ではなることが多いです。まさにそれを使ってディランが「If Not for You(君がいなかったら)」という曲を作っています。

村上)僕が最初にこの曲を聴いた時、まだ高校生か何かで、「If not for you」がどういう意味かちょっとよくわかんなかったですね。

柴田)これは本当にフレーズの意味を知らないとわかりにくいですね。「If it were not for you」が「If not for you」というシンプルなフレーズに直されているということ。そして、この曲でやっぱり見事だと思うのは、ディランは音もすごいシンプルですけど、言葉もシンプルなんですよね。

村上)「If not for you, my sky would fall」は、エディット・ピアフも同じようなことを歌ってましたね。

柴田)確かに。簡単な言葉なんだけど、過激なことを言ったりもするんですね。あと「But it would not be new / If not for you(君がいなかったら、虚しく朝の光を待ってるだろう、朝の光が来ても、その光は君がいないから新しくないだろう)」と。new(ニュー)とyou(ユー)の韻の踏み方とか、こういうのは本当にもう翻訳じゃ全然よさを出せないですよね。

<ボブ・ディランの曲が流れる>

村上)なるほど。本当にボブ・ディランの歌詞って翻訳不可能なものが多いですよね。

柴田)かえって「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」とか、難しい言葉を使ってくれるほうが訳しようがあるんだけど、この時期のアルバムとか、「ニュー・モーニング」か、あと「ジョン・ウェズリー・ハーディング」とか、あのあたりのシンプルな構成で作った歌は、本当にシンプルさこそが一番訳しにくい感じですね。

村上)僕が仮定法に興味を持つようになったのは、翻訳をやるようになってからです。仮定法をどう訳すかというのがすごく大事なんだなというのがわかってきたんですよね。
学校の時はあまり興味を持てなかったんですよね。嫌だなと思ってたからね。でも、仮定法を理解してないとうまく理解できないんですよ。

柴田)要するに、そこに書かれていることが事実か事実じゃないかっていうのが、文法のサインからわかるわけですよね。

村上)あとif~で、~wouldとかcouldだとわかりやすいんだけど、前がない場合が多いんですよね。だから、それは仮定法がわかってないとなかなか訳しづらいんですね。

◆The Beach Boys「Wouldn't It Be Nice」

村上)次は柴田さんの選曲でビーチ・ボーイズの「素敵じゃないか」。

柴田)これはですね、「Wouldn't it be nice(素敵じゃないか)」という、ご存知の方も多い曲だと思うのですが、ちょっと珍しいバージョンでお聴きいただきます。

<ビーチ・ボーイズの曲が流れる>

村上)素敵な曲ですよね。

柴田)素晴らしいアカペラ・バージョンで聴いていただきました。これはもちろん「Wouldn't it be nice(素敵じゃないかい)」というところが仮定法ですが、「Wouldn't it be nice if...」まで一緒に覚えていただくと、使い方がすごく広がります。itっていうのはいわゆるあんまり文法用語は使いたくないんですけど、仮主語っていうやつで、長い話をしたいときにとりあえずitと言っておいて、その後詳しく言うという仕組み。「Wouldn't it be nice if...(もしこうこうこうだったら、それは素敵じゃないだろうか)」という言い方ですね。要するに、今はまだ自分たちは子どもで自由が利かないけど、大人になったら何でもできるのにという、そういう楽天的な歌なんだけど、やっぱりビーチ・ボーイズがやるとどこか陰りがありますね。

村上)あの、状況説明をしますと、1960年代の半ばの歌ですよね。当時は結婚しなければセックスはできないということだったんです。だからこの歌では高校生同士のカップルで、このまま大人になれたらすぐに“やれる”のにね。という“やれる”って、言っちゃいけないのか、すぐに仲良くなれるのにね、ということが切実なんですよね。

柴田)そうですね。僕が一番好きなところは「Maybe if we think, and wish, and hope, and pray(もし考えて願って望んで祈ったら), it might come true(実現するかも)」。もうちょっと待てば実現するんですけど……。

村上)might come trueなんですね。

柴田)どこか物事がうまくいかないかもしれないというのが見えちゃってるような響きですね。ブライアン・ウィルソンの生きた人生とか、そういうこともつい考えてしまうので、余計そういうふうに思うのかもしれないんですけどね。

村上)でもこれはやっぱりすごく心がこもった歌だと僕は思います。

柴田)長年聴いていると本当にそう思うようになりました。

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<番組概要>
番組名:村上RADIO「翻訳夜話」スペシャル~音楽で仮定法を学ぶ~
放送日時:2026年11月3日(火・祝) 14:00~15:55
出演:村上春樹、柴田元幸、坂本美雨
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/

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