注目の女性アナウンサーから話題の音楽家の番組まで〜AMラジオ 2019 秋の新番組紹介【西日本編】

2019年秋の新番組がスタートして、そろそろ軌道に乗り始める頃。ラジオやネットを中心に話題の音楽家から、マンガの魅力に迫る番組、新人女性アナウンサーの番組までバラエティ豊かなラインナップ。今回は西日本のAMラジオ局で放送されている注目の新番組を選んで紹介します。

ABCラジオ『どんなときもWiFi Presents ねおもも♪繋がーりぃラジオ』火曜 24時30分〜25時

11月スタート。ラジオ、YouTube、Twitterやインスタやリアルイベントなどを通じて 世界中の皆さんと繋がり、楽しいことを深掘りしていく。メインMCは6人。YouTubeで人気の「ガーリィレコードチャンネル」のフェニックスさん、高井佳祐さん、太郎さん、雨野宮将明さん。SNSで大人気のねおちゃん、ももははちゃん。オシャレで可愛くて人気の女子と、教室の端っこでクスクス笑いを追及している“ぽっちゃりグループの男子たち”との意外な組み合わせに注目。出演者の人数が多いものの、うまく“交通整理”ができているので聞きやすいのもポイント。番組公式 YouTubeチャンネルでは収録後の様子も配信しています。

どんなときもWiFi Presents ねおもも♪繋がーりぃラジオ
放送局:ABCラジオ
放送日時:毎週月曜 24時30分~25時00分
出演者:ねお.momo haha.ガーリィレコード.雨野宮将明.太郎
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twitterハッシュタグは「#ねおもも繋がーりぃ」

※放送情報は変更となる場合があります。

ABCラジオ『SALLY’S COFEE』日曜5時25分〜5時40分

新人アナウンサーで『探偵! ナイトスクープ』の4代目秘書に任命されたことでも話題、増田紗織さんの初のレギュラー番組。フリートークはもちろん、先輩アナウンサーからためになる話を聞いたり、食レポなどのやったことがないことにも挑戦するなど、自分を磨いていく番組にもなっています。どこか真面目で謙虚な増井アナ。子どもの頃はニューヨークに住んでいただけに、英語を交えた曲紹介は非常に格好よく、注目のポイントのひとつ。もちろん、ABCラジオの情報もお届けします。番組ではおやつが登場しますが、SNSでの反響に応じて豪華さが変わるというルール。ゴルフも得意とのことで、今後はゴルフに関する番組にも期待。

SALLY’S COFFEE
放送局:ABCラジオ
放送日時:毎週日曜 5時25分~5時40分
出演者:増田紗織
公式Twitter

twitterハッシュタグは「#サリーズコーヒー」

※放送情報は変更となる場合があります。

MBSラジオ『福島のぶひろの金曜で、いいんじゃない?』金曜 15時30分〜

まだ32歳にも関わらず、昭和歌謡、落語、民謡などに詳しい福島暢啓アナウンサー。TBSの安住紳一郎アナウンサーも注目しており、2018年には『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ)でお休み中の安住アナの代打を務めました。あまりのトークのハネ具合に「福島くんはホームランをバカスカ打っていた!」と嫉妬したほどです。そんな福島アナはこれまで夜の番組を担当してきましたが、10月からは金曜午後に進出。福島アナが街を歩いて見つけた話をする「福ちゃんの話、いいんじゃない?」、ゲストコーナー「入ってもらって、いいんじゃない?」、福島アナが珠玉の1曲を紹介する「フクシマーズリクエスト」も。パートナーの関岡 香アナウンサーの声もコメントもいい味を出しています。

福島アナといえば、昨年、一昨年と放送されて話題となったナイターオフの番組が今年も帰ってきました。火曜、水曜の20時に『次は〜新福島! 第3章=構築と解体=』がスタート。今年も“ラジオ博愛主義”を貫き、ラジオファンにはたまらないコーナーが満載。「万国ラジオ博覧会!」「やきそばかおるの全国ラジオキコウ!」(火曜)、「ラジオ解体ショー!」「新書カイタイ新書!」(水曜)。福島アナのフリートーク「福島のジカン!」「信宗ふしぎ発見!」(両日)など、ラジオ通も唸るコーナーが揃っています。

福島のぶひろの、金曜でいいんじゃない?
放送局:MBSラジオ
放送日時:毎週金曜 15時30分~17時45分
出演者:福島暢啓(MBSアナウンサー).関岡香(MBSアナウンサー)
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twitterハッシュタグは「#福金」

※放送情報は変更となる場合があります。

KBS京都『ポセイドン・石川のRide on night!』木曜 19時30分〜21時

ポセイドン・石川さんは、日本のミュージシャン、CITY POP芸人として活躍。山下達郎風カバーのミュージックビデオが話題となり、J-WAVEほか、各地のラジオ番組をはじめ、多数のメディアで取り上げられ、2018年に一気に有名になりました。番組では数千枚のストックを誇るレコード室から楽曲をセレクトする『棚から二掴み』コーナーを始め、京都での思い出話、ゲストコーナーなどを通じてポセイドン・石川さんの世界がたっぷり楽しめます。

ポセイドン・石川のRide on night!
放送局:KBS京都ラジオ
放送日時:毎週木曜 19時30分~21時00分
出演者:ポセイドン・石川
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※放送情報は変更となる場合があります。

RCCラジオ『ここいろラジオ』金曜21時〜21時30分

セクシャルマイノリティの2人による番組。「自分らしさ」「人とのつながり」の重要性を考え、質問は匿名でも受け付けています。パーソナリティの當山敦己さん(あっきー)は1991年、沖縄生まれの27歳。3姉妹の長女。大学を卒業後、就職。退職後に性別適合手術を受け、戸籍を変更。2017年からは広島に住んでいます。高畑桜(さーちゃん)さんは1992年、広島生まれの26歳。3人兄弟の末っ子。大学を卒業後、小学校の先生に。2018年春に退職し、神石高原町地域おこし協力隊へ就任。番組では社会問題から恋愛の話まで、楽しく真面目に話します。

ちなみに、二人はセクシュアルマイノリティ特有の「心と体」「自分の性」について「生きづらさ」を感じている子どもたちとその保護者のためのサポート・コミュニティスペース「ここいろhiroshima」を提供しています。

ここいろラジオ
放送局:RCCラジオ
放送日時:毎週金曜 21時00分~21時30分
出演者:當山敦己.高畑桜
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twitterハッシュタグは「#ここいろラジオ」

※放送情報は変更となる場合があります。

RNB南海放送『坂の上のラジオ』日曜10時〜11時

とある坂の上にあるカフェで過ごす時間のように、愛媛で輝いている人のトークや先人たちの知られざるエピソードなど気になる話題を素敵な音楽と共にお届け。地元の先人について詳しい専門家の話はもちろん、SNSに詳しいライターに訊いた、情報の発信の仕方から、“サイレント焚火バー”の“焚き火人”に訊いたアウトドアの魅力まで、“変化球”なテーマの回も聞き応えがあります。パーソナリティは佐伯りささん。聞きたい話をきちんと引き出してくれる番組です。

坂の上のラジオ
放送局:RNB南海放送
放送日時:毎週日曜 10時00分~11時00分
出演者:佐伯りさ

※放送情報は変更となる場合があります。

RKBラジオ『はたらくよゐこ』金曜 20時30分〜21時

よゐこが贈る、お仕事応援バラエティ。これから仕事に就く人はもちろん、長く働いている人にとっても ためになる話が盛りだくさん。随所によゐこならではの笑えるエピソードが散りばめられています。リスナーからの相談も受付中。職場の人間関係にありがちなシチュエーションに対する対処法も、よゐこがさまざまな角度からアドバイスします。

はたらくよゐこ
放送局:RKBラジオ
放送日時:毎週金曜 20時30分~21時00分
出演者:よゐこ

※放送情報は変更となる場合があります。

KBCラジオ『ダメ恋診療所』土曜21時〜21時30分

恋愛に関するさまざまな相談を“恋のお悩みスーパードクター”が解決。スーパードクターは相談に対してバッサバッサと容赦なく斬っていき、前に進むためのアドバイスをします。オープニングでは「彼に言われてキュンとした一言」「彼に言われて『アホか!』とキレた一言」も募集。女性が聞くと「あるある!」と共感、男性が聞くと女性の気持ちが分かって勉強になります。パーソナリティの岩部見梨さん、中島綾菜さんの屈託のない意見に注目。

ダメ恋診療所
放送局:KBCラジオ
放送日時:毎週土曜 21時00分~21時30分
出演者:岩部見梨.中島綾菜
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公式Instagram

※放送情報は変更となる場合があります。

NBC長崎放送『ラジオDEビブリオバトル』月曜 21時50分〜22時

「ビブリオバトル」は本を持ち寄って5分でプレゼン。2〜3分の質疑応答を経て、最も読みたくなった本「チャンプ本」を決める、ゲーム性を含んだ書評合戦です。番組では毎回一人の高校生がプレゼンをする様子を放送すると共に、リクエスト曲をかけます。パーソナリティは人気小説『午前0時のラジオ局』シリーズの作者でもある村山仁志アナウンサー。「長崎をビブリオバトルの強豪県にしたい」との思いが含まれており、面白い本との出会いを求めている人、必聴。

ラジオDEビブリオバトル
放送局:NBC長崎放送
放送日時:毎週月曜 21時50分~22時00分
出演者:村山仁志

※放送情報は変更となる場合があります。

RKKラジオ『Radioマンガ研究室』火曜 21時〜21時30分

世界中で愛される日本のマンガを研究し、まこりーぬさんと“主任”でイラストレーターの村井健太郎さんが語り尽くす30分。有名漫画家の先生の人となりから、“ヒーローは非常に悩んでいた”という類のニッチなテーマのフカホリな話、さらにアニソン特集まで、聞けばますますマンガが読みたくなる番組です。ちなみに、まこりーぬさんの声を聞いて、すぐに誰かが分かった人はRKKラジオファン。マンガ、アニメ関連情報も積極的にリツイートしているため、ぜひ番組公式ツイッターをフォローしてみてください。

Radioマンガ研究室
放送局:RKKラジオ
放送日時:毎週火曜 21時00分~21時30分
出演者:まこりーぬ.村井健太郎(イラストレーター)
公式Twitter

twitterハッシュタグは「#マンガ研究室」

※放送情報は変更となる場合があります。

OBSラジオ『夜のイチスタ⭐︎』水曜 21時30分〜22時

番組開始早々、一部のリスナーの間で大いに話題になっている番組。パーソナリティは朝のワイド番組『イチスタ』(月曜〜金曜 9時〜12時40分)火曜日で、新人の渡辺敬大アナウンサーとタッグを組む池田麻衣子さん。『イチスタ』ではトークをグイグイと引っ張る池田さんが、夜は一人でエロティックなトークを交えて大暴れ。止める人もいないので、ピー音が入ることもしばしば…。一人でこっそりと聞きたい番組で、聞いていると小さなことがどうでもよく思えてきます。ほかにも、OBSラジオの火曜から金曜の21時から22時台は『IMAZURUワイワイハイツ』と題して自社制作番組が勢揃い。『たかゆき・ゆっきーの今晩マンゴー!』(火曜 21時30分〜22時)、『夜もとりま』(木曜 21時30分〜22時)ほか、大いに賑わっています。

「夜のイチスタ☆」
放送局:OBSラジオ
放送日時:毎週水曜 21時30分~22時00分
出演者:池田麻衣子
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※放送情報は変更となる場合があります。

ラジオ沖縄『山原麗華の元気なナツメロ(爆笑)』木曜・金曜 20時〜22時

アコーディオン、三線奏者。日頃は認知症予防教室や、敬老会での演奏などで活動。もともとパーソナリティに憧れていたそうで、ゲスト出演や歌謡曲の番組でのアシスタント出演を経て、今年10月に初の冠番組がスタート。山原さんは非常に明るくて、豪快に笑うため、その笑い声を“七色の笑い声”と例えたリスナーも。ある日の放送で何回笑ったかを数えたところ、2時間で103回でした。わざと笑っているわけではないのに大きな笑い声になってしまって悩んだこともありましたが、ディレクターから「いつも通りの山原さんでいいから」と言われて肩の荷が下りたそうです。

山原麗華の元気なナツメロ(爆笑)
放送局:ROKラジオ沖縄
放送日時:毎週木曜~金曜 20時00分~22時00分
出演者:山原麗華

※放送情報は変更となる場合があります。

この記事を書いた人

やきそばかおる

小学5年生以来のラジオっ子。ライター・構成作家・コラムニスト。

「BRUTUS」「ケトル」などのラジオ特集の構成・インタビュー・執筆を担当するほか、radiko.jp、シナプス「I LOVE RADIO」(ビデオリサーチ社)/ J-WAVEコラム「やきそばかおるのEar!Ear!Ear!」/otoCoto「ラジオのかくし味」/水道橋博士のメルマ旬報など連載や、番組出演を通じて、ラジオ番組の楽しさを発信。

ラジコプレミアムを駆使しながら、全国のユニークな番組を紹介するツイキャス番組「ラジオ情報センター」(水曜21時〜22時)も放送。全てを合わせると、年間でのべ800本のラジオ番組を紹介している。

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周防正行「サイレント映画について大変な勘違いをしていました」

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、映画監督の周防正行が出演。最新映画『カツベン!』の題材となったサイレント映画について語った。

ニッポン放送「あさナビ」

黒木)今週のゲストは映画監督の周防正行さんです。周防監督の5年ぶりとなる最新作映画『カツベン!』が全国公開中です。『カツベン!』は、映画の始まりの時代を駆け抜けたスーパースターである、活動弁士の話なのです。

周防)日本に初めて映画が入って来たときに、「Motion Picture」という言葉をそのまま訳して「活動写真」と呼んだのですね。そのときは、まだ映画に音がなかったのですよ。スクリーンの横に人が立って、写っているものの説明を始めたのです。最初は物語映画ではなかったから、何が写っているかとか、どうして動くとか、まさに“写真が動く”ということは始めてのことだったので、世界中で流行るわけです。当時、日本ではそのように説明する人が、最初の日の上映からいたのです。

黒木)つまりは紙芝居みたいに「こういう物語ですよ」と、ト書きも言えばセリフも言うという…。

周防)最初は単なる出来事が写っていました。駅に列車が到着するとか、工場から人が出て来るとか。それがやがて物語を持つようになって、弁士は物語をきちんと説明することを始めました。こういう文化が根付いたのは日本だけなのです。アメリカやヨーロッパでも説明する人が立った記録はありますが、職業としては説明していません。アメリカ、ヨーロッパは生演奏の音楽だけで魅せていたのです。

黒木)『カツベン!』はオリジナルの作品ですが、どうしてこれを映画にしようと思われたのですか?

周防)僕が浅はかにも、ずっと無視をして来たから。

黒木)え?

周防)大学生のときに、サイレント映画をたくさん観ていました。そのときはサイレント映画だから音がない状態で、活動弁士の説明も音楽もない、まさに無音の動く画を観るというのが、サイレント映画の見方だと思っていました。活動弁士がいることも、音楽があることも知っていたのですが、それを無視していたのです。サイレント映画なのだから、サイレントで観ないと監督の意図は伝わらないのだと、ずっと思って生きて来た。でもつい最近、僕の助監督をして下さっていた片島章三さんが「こんな本を書きました」と、この映画の元になる台本を読ませてくれたのですね。

黒木)いつも周防監督は、ご自分でシナリオをお書きになりますよね。

周防)自分のシナリオではないのは、今回が初めてです。

黒木)そのシナリオを読まれてどうだったのですか?

周防)「僕はなんて勘違いをしていたのだろう」と思いました。当時、明治の終わりから大正昭和の始まりにかけて、無声映画をサイレントで観ていた人はいなかったのです。当然、映画監督は自分の作ったものが上映されるときに、生演奏があり、誰かの説明が入るとわかって撮っていたのですね。要するに、監督がサイレントで観てもらうことを前提に撮っていなかった。それを僕はサイレントで観ていたのですよ。「これはいけない」と。それも僕は映画監督なのに、なぜ日本映画史の重要なことを無視して来たのだと思って、大反省です。音がない状態で物語をつくり上げるというのは、映像を作る人間としての最高のテクニックだ、技術だと思っていたのです。それこそが映画の基本と言うか、映画の本質だろうと。

黒木)それが180度変わったわけですね。

周防)変わりました。

黒木)活動弁士という方々がいて、初めてサイレント映画は成り立つのだと。

撮影・下村一喜

周防正行(すお・まさゆき)/映画監督

■東京・目黒区出身。1956年生まれ。
■立教大学在学中に、高橋伴明監督の助監督を務めるようになり、以降、若松孝二監督や井筒和幸監督の作品に助監督として携わる。
■1984年に小津安二郎へのオマージュを含んだピンク映画で監督デビュー。
■1989年に『ファンシイダンス』で商業映画初メガホン。
■1992年の『シコふんじゃった。』で、日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ、最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞。
■1996年には大ヒット作『Shall We ダンス?』公開。日本アカデミー賞で作品賞・監督賞・脚本賞など13部門を総なめ。
■2006年には痴漢の冤罪裁判を描いた『それでもボクはやってない』、2011年にはバレエ作品を映画として収めた『ダンシング・チャップリン』、2012年には終末医療を題材にしたヒューマンドラマ『終の信託』、2014年には花街で成長する舞妓の姿を描いた『舞妓はレディ』を監督。
■最新作は、2019年12月13日公開の『カツベン!』。大正時代に全盛だった無声映画を個性豊かな語りで彩った「活動弁士」が主人公。活動弁士を志す青年・俊太郎を成田凌が演じ、ヒロインを黒島結菜が演じる。

ENEOSプレゼンツ あさナビ(12月9日放送分より)
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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