「オークス2023」radikoで春の競馬中継を聴こう

牝馬三冠レースの第2弾「第84回優駿牝馬(オークス)」(3歳牝・芝2400m)が、5月21日(日)に東京競馬場で開催されます。樫の女王に輝くのはどの馬なのか? radiko(ラジコ)で中継をお楽しみください。

「オークス」とは?

イギリスのオークスステークスに範をとり、1938年に創設された3歳牝馬限定の重賞競走「阪神優駿牝馬」が前身です。創設当初は、阪神競馬場・芝2700mで行われていましたが、1940年に2450m、1943年に現在の2400mに短縮されました。その後、1946年に舞台を東京競馬場へ移し、名称も「優駿牝馬」へと改称、1965年には「オークス」の副称が付くようになりました。創設時から1952年までは秋に開催されていましたが、1953年から春の開催に繰り上げられました。牝馬クラシックの中で、最もスピードのある繁殖牝馬を決める桜花賞に対し、オークスはスピードだけでなくスタミナも要求されるチャンピオンレースです。

競走名の「オーク(Oak)」は、英語で「樫」を意味します。イギリスダービーの創設者で第12代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレーは、樫の森が茂る「オークス」と呼ばれる土地を所有していました。1779年にエリザベス・ハミルトンと結婚した際、記念に競馬を開催することを発案。夫人の希望を入れ、3歳牝馬のレースを行い、「オークス」と名付けたことが由来とされています。日本では、本競走の優勝馬を「樫の女王」という通称で呼ぶこともあります。

舞台となる東京競馬場は、ホームストレッチの半ばからスタート。スタンド前を通過しながら先行争いが繰り広げられます。バックストレッチの中盤には上り坂があり、ペースが緩んで馬群が固まることも多いです。最後の525.9mに及ぶ直線では、前半の坂でスタミナを振り絞ってから、平坦な後半部分でキレ味を競います。距離のロスを避けるため、内めを動ける器用さが必要のほか、競走馬として多様な能力が要求されるコースです。

「オークス」注目馬は?

桜花賞では単勝オッズ1.6倍の1番人気に推される中で、期待に応えたリバティアイランド (牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)。道中では馬群の外めを回る形にもなったものの、メンバー中最速となる上がり3ハロン32秒9(推定)の末脚で他馬をごぼう抜きし、衝撃の勝ちっぷりを見せました。同世代の絶対的中心として、樫の女王を目指します。

オークス歴代最多勝タイの"樫男"C.ルメール騎手が騎乗するハーパー(牝3歳、栗東・友道康夫厩舎)は、6枠12番からの出走。桜花賞では、好位追走から直線もしぶとく脚を伸ばしましたが、上位3頭からは離れた4着でフィニッシュ。前々走のクイーンC(1着)で強さを証明した東京コースで反撃を誓います。

前走の桜花賞では、器用な立ち回りで2着と好走したコナコースト(牝3歳、栗東・清水久詞厩舎)。道中では逃げ馬直後の追走から直線で抜け出し、勝利目前の所をリバティアイランドの末脚にかわされ、2着に終わりました。ここまでキャリア4戦でオール連対と安定感は抜群。1勝馬ながらGI馬に値する底力を備えています。

「オークス」出走馬はこちら

競馬中継番組まとめ

日曜競馬実況中継
放送局:ラジオ日本
放送日時:毎週日曜 9時30分~16時35分
出演者:解説:佐藤直文 境和樹
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GOGO競馬サンデー!
放送局:MBSラジオ
放送日時:毎週日曜 13時00分~16時30分
出演者:佐藤哲三(元JRA騎手)、来栖正之(MBSアナウンサー)、三宅秀一郎、中西則善、奥村麻衣子、青木行雄、広瀬健太
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OBCドラマティック競馬
放送局:OBCラジオ大阪
放送日時:毎週日曜 10時00分~16時30分
出演者:西村寿一、濱野圭司、田辺大介、三宅きみひと、松下翔、武田英子、井川茉代
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中央競馬実況中継
放送局:ラジオNIKKEI第1
放送日時:毎週日曜・土曜 9時30分~16時45分
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中央競馬実況中継
放送局:ラジオNIKKEI第2(RaNi Music♪)
放送日時:毎週日曜 9時30分~16時45分
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甲府市でもこの夏開始「部活動の地域移行」とは

渡辺麻耶が木曜日のDJを担当するFM FUJIの番組『Bumpy』(毎週月曜~木曜、13:00~18:50)内のコーナー「CLOSE UP TODAY」(毎週木曜、17:35~)。4月18日のオンエアでは、甲府市教育委員会学校教育課の指導主事、井上透さんに、甲府市でこの夏始まる部活動の地域移行についてインタビューしました。

麻耶:早速ですが「部活動の地域移行」とは、具体的に言うと、部活動がどのように変化していくことなんでしょうか?

井上:これまで「学校部活動」として行ってきた中学生のスポーツ活動・文化芸術活動を、これからは地域の方が指導する「地域クラブ活動」として行っていくというものです。

麻耶:なぜ「部活動の地域移行」を進めることになったのでしょうか?

井上:理由は、主に2つあります。1つは、少子化の影響です。少子化により部員数が減り、学校単独でチームが成り立たず、十分な活動ができなくなったり、休部・廃部になったりする状況が出てきました。現に、数年前から、野球やサッカー・バレーボールなどいくつかの種目において、複数の学校による「合同チーム」で大会参加している状況が増えてきています。

もう1つは、教育問題の複雑化・多様化の影響です。教育問題の複雑化・多様化に伴い、これまで行われてきた指導体制を継続することが、教員にとって大きな負担になっている状況があります。競技経験等もない先生が顧問を務める場合、その負担はさらに大きくなるものと考えられます。

こうした背景から部活動の存続が厳しくなってきたため、国がガイドラインを示し、全国的な動きとして「部活動の地域移行」を進めるに至った、ということです。

麻耶:大会などはどのような枠組みで出場することになるのですか?

井上:国で令和5年度から7年度までの3年間を「改革推進期間」と位置付けています。それに基づいて、甲府市としては令和6・7年度については、一部の種目でこの事業に取り組んでいくことになっているのですが、令和7年度まではこれまで通り、学校単位や合同チームで大会参加する予定でいます。

麻耶:今年度は一部の種目で実施するということですが、その内容を教えてください。

井上:8月から、バスケットボール・バレーボール・剣道の3種目で活動に取り組みます。市内の国公立中学校12校を、3校ずつ4つのブロックに分けて、ブロックごとに月2回程度合同での練習を行う予定です。

麻耶:来年度以降の予定について教えてください。

井上:今年度は3種目ですが、来年度はさらに2種目程度加えることを考えています。令和8年度には、現在休日に活動を行っていて、市内の学校に設置されている種目すべてで、地域移行を行う予定です。いずれは、月2回の活動をさらに増やして、休日の活動を「地域クラブ活動」として行うようにできないか検討しているところです。それを実現させるには、まだまだたくさんのハードルがあるのですが、これまで学校部活動が担ってきたスポーツ活動・文化芸術活動の振興・発展を、いよいよ地域や国全体で考えていかなければならない時期に来ていると考えています。私も元々中学校教員の一人ですが、長らくスポーツに携わってきた者として、中学生たちが末長く関われるスポーツ活動・文化芸術活動の機会の構築に注力していきたいと考えています。ぜひ地域の方々にも、ご理解・ご協力いただきたいと思います。

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