全国各地で放送中! クイズが楽しめるラジオ番組【前編】

ラジオ番組のクイズコーナーで正解を当てるのは至難の技です。番組によって違いますが、電話で受け付けるクイズだと、大抵は電話が繋がりません。メールで受け付けるものでも、アーティストのオリジナルグッズだと倍率が上がります。

中には、問題自体が難しいものも……。今回は聴いて楽しい、当たるとなお嬉しい、クイズ企画のある番組の中から一部を紹介します。

TBC東北放送『Goodモーニング松尾です』

日替わりコーナー「あさから!」(6時45分頃放送)の水曜日は音楽クイズです。カバー曲(時にはオリジナル曲)を聴いて誰が歌っているのかを当てるというものですが、これが意外と難しい!

ちなみに、ある放送回の答えは「東京キッド」を歌う松山千春さん、「禁煙日記」を歌う大木凡人さん(オリジナル曲。これは難しい!  当てた人はTBSラジオ『コサキンDEワオ!』を聴いていた人……かも)でした。

■放送日時:月曜日〜水曜日 6時30分〜9時

ニッポン放送『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』

番組のエンディングで行われる名物コーナー「クイズ ワダオネア」。

その日のアッコさんの発言を元に4択クイズが出題されます。あらかじめ応募した人の中から1名にスタジオから電話をして、正解すると1万円がプレゼントされます。簡単……かと思いきや、「聴いていたけど、忘れた」「ちょうど、その部分を聴いていなかった」というリスナーも多く、意外にもハズす人が多いです。応募した時は、メモをとりながら聴いた方が良いかもしれません。

■放送日時:毎週土日曜 11時〜13時

TOKYO FM『やまだひさしのラジアンリミテッドF』

アーティストが生まれて初めて自分で買ったCDを当てる3択クイズコーナー「クイズ!はじめてのチューン(TUNE)♪」。当たると、アーティストのグッズなどがプレゼントされます。

また、友達2人とパーソナリティのやまだひさしさんの3名を電話でつないで、ある質問に対する答えを一斉に答えて、3人が揃えばビッグなプレゼントがもらえる「シェアハピ!同時-T!」のコーナーもあります。

聴いているだけでも楽しく、やまだひさしさんのアニキ的なトークが金曜の深夜を盛り上げます。

■放送日時:毎週金曜日 25時〜29時

 J-WAVE『GOOVE LINE Z』

17時40分頃から放送される「MINMINDAHA QUIZ MASTER」は、あるアーティストに関する3つのエピソードの中から“ホント”のエピソードを選ぶクイズです。

この番組はエピソードの拾い方と問題の作り方が非常にうまくて、「それが答えだったの!?」と引っかかることもしばしば(私が引っかかりやすいだけかもしれませんが……)。

また、違うバージョンのクイズの日もあり、ユニークな音源をかけて、歌っている人を当てるクイズもあります。例えば、ある日の放送では「能登の夜叉」という曲を流して、歌っている人を当てるクイズでしたが、正解はアパホテル社長の元谷芙美子さんでした。これは超難問!

■放送日時:月曜日〜木曜日 16時30分〜20時

NACK5『FUNKY FRIDAY』

放送開始24年、小林克也さんがパーソナリティを務めるNACK5の名物番組です。

9時間の放送中、随所にクイズコーナーがあるのですが、中でも難問なのが音楽クイズ「銀座カン! カン! クイズ」。その日によってクイズの内容が異なり、ある回は「恋のマイアヒ」の「マ」の部分だけを他のアーティストの曲に変えてあり、そのアーティストの名前と、使われている曲名を答えるという問題でした。分かった人はすぐに電話を!

「面接クイズ!」は、クイズというよりも小林克也さんが聞いてくるさまざまな質問に即答するというもの。質問内容は「今、何をしてますか?」「何をしている時が楽しいですか?」といった素朴な質問で、リアクションが良かった人にプレゼントが贈られるという変わった企画です。

15時台の「ソーロークイズ!」はメールで応募。一番最初に正解のメールを送った人にプレゼントが贈られます。答えを書いたメールの語尾に「〜〜にてソーロー」と書くのがお約束です。コーナーが始まる前に、あらかじめ答え以外の部分(連絡先)を書いておき、分かったらすぐに答えを書いて送れるような体制をとっておくのがポイントです。

■放送日時:毎週金曜日 9時〜17時55分

FMヨコハマ『メラタデサンデー』

『メラタデサンデー』も1993年にスタートした長寿番組。パーソナリティは、フジテレビ「発表! 日本ものまね大賞」で、「馬が駆けていく時の音まね」などのマイクパフォーマンスを披露していたケント・フリックさんです。(分かる人は昭和っ子かも)

「なぞなぞ電話!ひらめきました!」は難問が多いのですが、答えが分かった人はすぐにスタジオに電話を! 「Happy Telephone」は、曲を聴いて曲名を当てるクイズです。挑戦したい人は事前に電話で応募をしましょう。ケント・フリックさんのテンションが終始高めで、聴いているだけで日曜の午前中が一層楽しくなる番組です。

■放送日時:毎週日曜日 10時〜12時

CRT栃木放送『ココロ晴れルヤ!』

8時10分頃から放送される「栃木県民クイズ」。

これほど分かりやすいタイトルも珍しいほどのクイズコーナーです。栃木県に関する3択問題が出題され、正解者の中から1名に季節の花の鉢植えが送られます。私のように県外の出身者には難問です……。

■月曜日〜金曜日 5時〜8時55分

KNBラジオ『でるラジ小学校 ラジオでビバ!クイズDX』

富山県民にはおなじみのクイズ番組です。毎回、富山県内の小学校から放送しています。

以前はテレビで放送されていましたが、現在は平日の昼のラジオ番組『でるラジ』で水曜日に生放送されています。

「小学校の3大ニュース紹介」、「ビバ!クイズ」、「児童からのリクエスト曲」で構成されているのですが、最初はガッチガチに緊張していた子どもたちが、クイズが始まった途端にはしゃぐ姿は、なんとも微笑ましいものがあります。お姉さん(大沢綾子さん)のリアクションも要チェック。

■放送日時: 毎週日曜日 8時30分〜9時

MROラジオ『長田哲也のあさ*ダッシュ!』

番組内で、火曜日から金曜日の10時35分頃から放送されている「兼六園どっから来たが〜?!」。

兼六園を訪れている観光客に、生中継でインタビューして、ヒントを元にその人がどの都道府県から訪れたかをリスナーが電話で当てるクイズコーナーです。難易度はヒント次第で、これが結構難しいです……。とある回の放送では、大学生が出演していて「大学の隣に付属の病院があります」とのヒントが。さすがにこれは難しいのではと思っていたら、一人目のリスナーが当てました! 当てた本人は勘で答えたそうで、当たってビックリしていました。当たるとクオカードがプレゼントされます。(この日の正解は長野県 信州大学の学生でした)

■放送日時:月曜日〜金曜日 7時〜11時

MROラジオ『おいね☆どいね』

14時45分頃から放送されている「鼻歌DON」。

鼻歌を歌うのは、その日の担当のアナウンサーですが、アナウンサーによって難易度が全く変わります。中でも木曜担当の谷川恵一アナウンサーが出題する時は、やや難問……かも。

■放送日時:火曜日〜金曜日 13時〜16時25分

SBCラジオ『坂ちゃんのずくだせえぶりでぃ』

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10時40分頃から放送される「歌声喫茶 この続き唄ってクイズ!」。

文字通り、流れた曲の途切れた部分から、その続きを電話で歌ってもらいます。イントロクイズよりも、答えがわかりやすいかもしれませんね。

歌詞を間違えずに歌えると「ずくだせ手ぬぐい」をプレゼントされます。歌がうまくないと、“坂ちゃん”こと、パーソナリティの坂橋克明さんに「あまり、うまくないね(笑)」と言われてしまうこともありますが、そこはご愛嬌です(笑)。※毎回、参加条件(長野県以外の人、一度も当たったことがない人など)があり、放送回によって異なるので注意が必要です。

■放送日時: 月曜日〜金曜日 9時5分〜12時54分

ーーー続きは後編で!

 

この記事を書いた人

YMgrdfKa
やきそばかおる
子どもの頃からのラジオっ子。
「ケトル」「BRUTUS」等ラジオ特集を担当。
ライター・構成作家・動物園愛好家。好きな食べ物は、焼きそば。
ツイッター @yakisoba_kaoru

江原啓之「親以上にお前を愛する人はいない」「人を大事にしながら生きていきなさい」

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
今回の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之



<リスナーからのメッセージ >
私の父は、私が15歳のときに50歳で亡くなりました。膵臓がんでした。見つかったときには末期でしたが、僅かな可能性にかけ手術を受けました。その甲斐なく、発見から半年であの世へと旅立ちました。最期のほうは食べることもままならず、氷を口に含んで気を紛らわせていたようです。

看取りのときには、私の手を握り「頑張れよ」と声をかけてくれました。亡くなった直後に父の足をふと見ると、骨と皮だけになっていました。こんなになるまで懸命に生きてくれたのかと、つらい日々を考えると哀しくもありましたが、そんな父が誇らしく感じました。

最期に私にかけてくれた「頑張れよ」の言葉と父が最後まで見せてくれた生きる姿は、私の生きる励みになっています。今は緩和ケアも発達していると聞きますので、どんな病になったとしても、痛みを緩和しながら、私が最期まで生き抜く姿を見せることが、家族や関わる人の励みになると父から教えていただいたと感じています。

<江原からの回答>
江原:私も相談者さんと同じく、15歳のときに母を亡くしているんです。がんでしたから、すごくよく分かります。本当に最期は食べることもままならずで、お水だけ……という状態でしたので、骨と皮だけになってしまってね。一度、先生が「お家に帰らせてあげてください」と言ってくださったことがあったのですが、今でも忘れないのは母をおぶったときの軽さ。段差があるところや階段は私がおぶったのですが、軽くてね。もう骨と皮だったから。私はそこで、すごく悲しかったのですが、でも今思えば、母は息子におんぶされて幸せだったろうなと思います。

奥迫:そう思います。私も母親の立場ですので、子どもにおんぶしてもらうって、どんなに幸せだろうと思います。子どもからしても、そのときのお母さんの軽さというのを、一生忘れないですよね。

江原:忘れない。本当、一生忘れない。

奥迫:私も、14歳のときに父が他界しました。そのときってすごく感情豊かじゃないですか。それが一生の自分の糧となるという、そんな気がしますね。私の父の場合は急死だったので、最期の言葉はなかったんですよ。

江原:それじゃあ、相談者さんがお父さまから「頑張れよ」と言ってもらえたのは、幸せですね。

奥迫:本当にそうですよ。

江原:私は本にも書いているように、「親以上にお前を愛する人はいない」と思います。だから、そう思って、「人を大事にしながら生きていきなさいよ」と伝えています。親になると分かるのは、やっぱり親は何があっても子どもを一番に愛するということ。甘いだ何だと言われても、それでも愛してあげるのが親だと思うんです。そういう意味では、生き様を見せるということ、それが一番うれしい、ありがたいことですよね。いいお話をありがとうございました。


江原啓之、奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「すべては“愛”です」


<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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