「天皇賞・秋2024」radikoで秋の競馬中継を聴こう
長い歴史と伝統を誇るGIレース「第170回天皇賞・秋」(3歳以上・芝2000m)が、10月27日(日)に東京競馬場で開催されます。"秋の中距離ナンバーワン決定戦"を制するのはどの馬なのか? ラジコで中継をお楽しみください。
中距離ナンバーワン決定戦! 「天皇賞・秋」
天皇賞・春と並び、古馬最高の栄誉を懸けて争われる長い歴史と伝統を誇る競走です。一般的に「秋天」の通称で呼ばれているほか、皇室から優勝賞品として楯が下賜されることから「秋の盾」とも呼ばれます。現在はジャパンカップ・有馬記念とともに、"秋古馬三冠"のレースとして位置付けられています。
前身は、1905年から開催されていた「エンペラーズカップ」と「帝室御賞典」。1938年より春・秋による年2回の施行に改められ、春の競走を阪神競馬場(旧・鳴尾競馬場)で施行されました。戦争による中断を挟み、1947年春に「平和賞」の名前で復活、同年秋に現在の「天皇賞」へと改称し、春は京都競馬場、秋は東京競馬場でそれぞれ開催されることになりました。
長年、春・秋ともに「5歳(現4歳)以上・芝3200m」の競争条件で行われていましたが、1984年に秋が距離を2000mに短縮、1987年には出走資格を「4歳(現3歳)以上」へと変更。以降、天皇賞・春は「4歳以上のステイヤー日本一決定戦」、天皇賞・秋は「3歳以上の中距離ナンバー1決定戦」と、レースの性格がそれぞれ明確に分けられています。
舞台となる東京競馬場・芝2000mのコースは、第1コーナー奥のポケットにゲートが置かれ、第2コーナーまでの距離も100m強と短いため、スタート直後の先行争いが見どころの一つとなっています。最終コーナーでは高低差2.0mの上り坂が待ち構えており、レース前半を器用に立ち回る能力、坂を上った後にゴール前で再び速い末脚を発揮するタフさが要求されます。
「天皇賞・秋」注目馬
昨年、史上7頭目となる牝馬三冠を達成したリバティアイランド(牝4歳、栗東・中内田充正厩舎)は、ドバイシーマクラシック(G1・UAE・芝2410m)以来約7か月の休み明けからの参戦です。昨年のジャパンカップでは、イクイノックスに突き放されたものの、直前でしっかり脚を伸ばして、スターズオンアース以下の追い上げを振り切り2着に好走しました。天皇賞・秋を制したアーモンドアイ(2019年・2020年)、ウオッカ(2008年)などの名牝に勝るとも劣らない能力を秘めており、注目の復帰戦を迎えます。
エプソムC、オールカマーを制し、2連勝中のレーベンスティール(牡4歳、美浦・田中博康厩舎)。夏場を休養に充て、秋初戦となった前走のオールカマーでは、前に取りついて好位を追走。最後は1頭分の狭いスペースを抜け出し、重賞3勝目をマークしました。4歳秋を迎えて心身ともに成長しており、強敵相手のGIでも好勝負が期待できます。
昨年の有馬記念でGI3勝目をマークしたドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)。2走前のドバイターフ(G1)ではスタートで後手を踏み、直線でも前が開かず、不完全燃焼の5着。前走の宝塚記念では、重馬場が影響したのか6着に敗れたものの、現役屈指の実力を誇り、今回も主役候補として挙げられます。約4か月の休養で立て直しを図った今回、本領発揮するかに注目です。
競馬の中継番組まとめ
※放送情報は変更となる場合があります。
- GOGO競馬サンデー!
- 放送局:MBSラジオ
- 放送日時:毎週日曜 13時00分~16時30分
- 出演者:佐藤哲三(元JRA騎手)、来栖正之(MBSアナウンサー)、中野広大(MBSアナウンサー)、三宅秀一郎、中西則善、奥村麻衣子、原山実子、青木行雄、石井健太郎
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- OBCドラマティック競馬
- 放送局:OBCラジオ大阪
- 放送日時:毎週日曜 10時00分~16時30分
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radiko編集部
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