名盤から珍盤まで、レコードがかかる番組 第2弾

今、レコードを楽しむ人が増えてきていると言われています。ラジオでは、アナログ盤がオンエアされる番組もたくさんあります。そこで、前回の「名盤から珍盤まで、レコードがかかる番組」第1弾に続き、レコードが楽しめるラジオ番組を紹介します。

FMヨコハマ『たまらなく、AOR』

5000枚余りを誇る、田中康夫さんのレコード・コレクションから、1970年年代から90年代初頭の選りすぐりの曲をフルコーラスでオンエア。

公式サイトには曲目リストと、レコードジャケットが紹介されています。読売新聞では「都会的で洗練された選曲」と紹介されました。

■放送日時:毎週火曜日  24時〜24時30分

IBS茨城放送『亀渕昭信のお宝POPS』

パーソナリティを務める亀渕昭信さんは、元ニッポン放送代表取締役社長です。

番組の注目は「今週のおすそわけ」のコーナー。亀渕さんが持っている貴重なアナログレコードを毎週1枚ずつ取り上げ、希望者にプレゼント! しかし、ただ応募すればいいというわけではなく、番組スタッフで構成する「お宝審議委員会」の厳正なる審査の上、その音源やアーティストにまつわる最も熱いメッセージを寄せたリスナーにおすそわけしています。また「全国津々浦々レコード室から」(※30分バージョンで放送)では、文字通り、全国の放送局とつないで、とっておきの曲を紹介しています。

■放送日時:毎週木曜日 21時~21時30分 (※各放送局によって異なります)

CRT栃木放送『アナログ専科』

栃木放送のレコードライブラリーの中から、シングル盤、LP盤問わずオンエア。

パーソナリティーは、ShimodaさんとKawashimaさん。二人で解説をするものの、トークは少なめで、レコードをかけることに徹しています。「アナログ専科」のサイトでは、紹介したレコードの写真と曲目リストが紹介されています。

■放送日時:毎週土曜日 20時〜21時 (※毎週火曜日 20時~21時に再放送)

FBCラジオ『洋楽でおはよう』

1950年代から80年代の懐かしの洋楽レコードをオンエア。パーソナリティーは、音楽を聴くことが趣味だという佐藤正幸アナウンサー。シンプルな番組内容で、朝にピッタリですよ。

■放送日時:毎週日曜日 7時30分〜7時45分

SBSラジオ『林哲司&半田健人の昭和音楽堂』

11月で500回を迎える番組。作曲家の林哲司さんと、’84生まれなのに、昭和に詳しい俳優の半田健人さんが、隠れた名曲やレアもののレコードなどをお届けします。

10月には、500回目前ということで、林哲司さんが今までに影響を受けてきた曲を紹介する企画を行い美空ひばりさんの「お祭りマンボ」、舟木一夫さんの「高原のお嬢さん」、小林旭さんの「赤い夕陽の渡り鳥」などをご紹介。

子どもの頃、林さんは隣の家から聴こえてくる音楽を聴いて歌詞を覚えていたそうです。「まさか、大人になって美空ひばりさんに曲を提供することになるとは思わなかった…」と振り返っていました。トークの合間にポロリと出てくる、半田健人さんの豆知識にも注目です。

■放送日時:毎週日曜日 18時30分〜19時(※各放送局によって異なります)

MBSラジオ『福島のぶひろのどうぞお構いなく』


30歳にして、大の歌謡曲好きの福島のぶひろアナウンサー。(しかも、歌謡曲といっても、松田聖子さんや中森明菜さんを始めとする80年代の歌謡曲ではなく、春日八郎さんや三橋美智也さんなどの昭和初期の歌謡曲です)。

「生まれる時代を間違えた」のコーナーでは、そんな福島アナアナウンサーが選んだ「知る人ぞ知る名曲」を流します。福島アナウンサーが自ら見つけて買ってきた珍盤を流すこともありますよ。

■放送日時:毎週金曜日 25時〜26時

CRKラジオ関西『アナログ・コネクション』

CRKラジオ関西が所有する10万枚以上のレコードから選曲。60〜80年代を彩った洋楽フォーク、ロック、ポップスを中心に、全曲アナログ・レコードでお届けします。世界のアナログ新譜や貴重な音源もオンエア。なかでも注目は「A面B面一気にオンエアー」のコーナー。文字通りの内容で、ある回の放送では、ビートルズのアルバム、「ザ・ビートルズ 」のB面を一気に紹介しました。

そのほか「Yesterday Once More」では、ランダムに選んだ、ある週のbillboardのTOP10から、数曲を選んでオンエア。「Friday Night Fever」では、懐かしいディスコ・ナンバーと思い出を紹介しています。パーソナリティーは、田中まこさん。

■放送日時:毎週金曜日 18時〜20時

RCCラジオ『広島歌謡曲ナイト』

注目のコーナー「起こせ! 歌謡曲」では、RCCのレコード室に眠る、名盤・珍盤・奇盤のレコードを紹介。(ラジオファンの方はピンときたかと思いますが、文化放送をキーステーションに夜明けに放送されている、あの音楽番組のタイトルからきています)。リクエストの受付はハガキのみです。

パーソナリティーは、広島の音楽番組ではおなじみのキムラミチタさんと、選曲家でRCCラジオ『おひる〜な』(月曜日〜金曜日 12時〜14時55分)の木曜に出演しているオカタカシさん。

ちなみに、以前『Veryカープ! RCCカープナイター』とのコラボ企画で、懐かしい昭和のヒット曲とカープの話をおりまぜてお届けする特別番組を放送していました。

■放送日時:毎週土曜日  18時〜18時55分

FM長崎『Fly-Day Wonder3』

アナログレコードの音を楽しむ「Wonder Records」のほか、FM長崎オリジナルのリクエスト&ONAIRチャート、サッカーJ2 V・ファーレン長崎の選手の声を届ける「ワンダーゴ~ル」 のコーナー、さらに、DJ YUYAさんによるDJタイム「Wonder Spin」のコーナーも。こちらはまさに、ラジオDEディスコ! 出演は、高森順子さんとYUYAさんです。

■放送日時:毎週金曜日 14時〜18時45分

RKKラジオ『昭和歌謡大作戦!』

パーソナリティーは、熊本のレコードコレクターで、音楽イベントを企画したり、DJとして出演したりしている嶋田宣明さんと、”レコード勉強中”の常盤よしこさん。

あるテーマに沿ってレコードを紹介する「レコード室を鷲掴み」や、意外な人が歌っているカバー曲を紹介する「平成の昭和歌謡」のコーナーなど、あっという間の55分間です。

嶋田さんが紹介する、音楽の情報にも注目。ちなみに、嶋田さんの座右の銘は「父ちゃん母ちゃんを大切にしよう」だそうです。

■放送日時:毎週日曜日 19時〜19時55分

このほか、シンガーソングライター・美由紀さんがDJを務めるFMヨコハマ『Travelin’ Light』(毎週土曜日 11時〜13時)では、スペシャルウィーク期間中の10月21日(土)放送でオンエア楽曲、BGMは全てアナログレコードでお届けする特別企画「レコード万歳」を放送しました。

radiko.jp(ラジコ)検索で、番組タイトル、もしくは「レコード」「アナログ」などと入力するとたくさんの番組が出てきます。ぜひ、お気に入りの番組を見つけてみてくださいね。

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この記事を書いた人

YMgrdfKa
やきそばかおる

子どもの頃からのラジオっ子。
「ケトル」「BRUTUS」等ラジオ特集を担当。
ライター・構成作家・動物園愛好家。好きな食べ物は、焼きそば。
ツイッター @yakisoba_kaoru

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お弁当の冷凍食品「手抜きだと思わない」が8割以上…吉田明世、学生時代のお弁当エピソード明かす「すごく反省した」

モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。この記事では、4月15日(月)~4月19日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。


※写真はイメージです



◆お弁当の冷凍食品、手抜きだと思わない「8割以上」

ニチレイフーズとORICON NEWSが、お弁当にまつわる合同調査を「作ってもらう人」と「作る人」の双方に実施。調査の結果、お弁当への冷凍食品の使用について、「手抜きだと思わない」という意見が8割以上を占めました。

小学校から高校まで給食のない学校に通い、学生時代は母に毎回お弁当を作ってもらっていたという吉田は、お弁当にまつわる“ほろ苦い”エピソードを紹介。「12年間、母がお弁当を作ってくれたんだけど、1度だけ、母が作ってくれたサンドイッチを食べずに、友達と寄り道をして学食みたいなものを食べちゃったことがあって。家に帰って『ごめん、お弁当食べられなかった』って言ったら、母が涙を流して泣いてしまったことがあって……そのときは、毎日早起きして作ってくれている母の思いを考えられていなかったなと、すごく反省した」と当時を振り返っていました。

◆『着信があっても折り返さない』10代・20代「およそ半数」

ソフトバンク株式会社がおこなった「電話とテキストコミュニケーション」に関するアンケート調査では、全体のおよそ4割が「電話が苦手だと感じる」と回答。電話が苦手な理由の1位は「緊張するから」(50.8%)で、2位「相手の顔が見えず、テンションが分からないから」(33.7%)、3位「話したいことが伝えられないから」(33.2%)と続きました。

また、着信に対して、電話で折り返すかどうかを聞いた質問では、10代と20代のうちおよそ半数が「テキストで返す」や「もう一度かかってくるまで連絡しない」と回答したそうです。

ユージは「100歩譲って“電話がイヤだ”というのは全然いいし、(折り返しが電話ではなく)メッセージでもいいんだけど」と理解を示しつつも「遊びやどうでもいい内容のことならいいんだけど、仕事の連絡でも3~4日返信がないことがよくある。電話は相手の時間を奪うことになるから、お互いが納得していない限りは強制できないけど、(メールなどの)メッセージは“返せや”って思う」と話していました。

◆外国人講師が好きな日本語「1位は『仕方がない』」

英会話サービス事業をおこなう、株式会社NOVAランゲージカンパニーが、日本在住の外国人講師287人を対象に実施した調査によると、「日本語で最も好きなフレーズ」を聞いたところ、1位は22票を集めた「仕方がない(しょうがない)」でした。

ちなみに、選んだ理由については「信じられないほど便利」「自分の力ではどうにもならない状況を説明するのに使える、素敵なフレーズです」などの声がありました。

この結果に、ユージは「面白いね」と反応。「“悔しい”で終わるんじゃなくて『しょうがないよ、次があるさ』ってポジティブワードみたいな感じで、外国の人からすると『仕方がない』(という日本語)はいいのかもね」と推察していました。

◆運動能力のパフォーマンス 「66%」が遺伝で決まる

2007年にヨーロッパで2,000組の双子を対象に研究がおこなわれ、運動能力のパフォーマンスは、「66%が遺伝で決まる」という結論が出ています。残りの30%あまりが、トレーニングなど後天的な要因で決まるということです。

例えば、陸上競技で、短距離と長距離のどちらが向いているかなども、遺伝子を解析すれば、遺伝的傾向が調べられるとか。これにユージは「そうなんだ!? やっぱりスポーツって、両親がスポーツ選手だと、よく『お子さんが楽しみ』って言うけど、あながち間違っていないんだね」と驚いていました。

◆「6,700万年前」の新種の恐竜を発見

南米のアルゼンチンとチリにまたがるパタゴニアで、新種の恐竜が見つかったと学術誌「Historical Biology」にて発表され、話題となっています。ティタノマキア・ギメネジという学名がつけられたこの恐竜は、長い首を持つ巨大な草食恐竜・ティタノサウルスの仲間です。しかしながら、この恐竜は成長しても大型のウシほどの大きさにしかならないということです。

このトピックに、ユージは「すごいね! 地球のすごさを感じるよね。(このタイミングで)新種の恐竜(に関する発表)が出てくるということは、まだまだいるでしょ!」と声をあげていました。

<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/one/

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