新曲『夏恋注意報』は“楽しい夏のそばにある曲” SHISHAMOを迎え深夜のロングインタビュー/『真夜中のカルチャーBOY』

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スリーピースロックバンド・SHISHAMOが、ABCラジオ『真夜中のカルチャーBOY』にゲスト出演。パーソナリティの鈴木淳史(雑誌ライター)がゲストに迎えたアーティストを掘り下げるコーナー「真夜中の緊急インタビュー部屋」で、新曲『夏恋注意報』について語った。

6月28日にリリースされた新曲『夏恋注意報』はJTBのCMソングに起用されたことで、リリース前から大きな話題を集めた。SHISHAMOの有名な夏ソングといえば『君と夏フェス』『熱帯夜』『夏の恋人』など数ある中で、『夏恋注意報』はどのように作られたのか、鈴木が訊いた。

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鈴木:『夏恋注意報』のシングルはJTBのキャンペーンのCMソングになってて、いわゆるリリースの前にCMで聴くという。僕がSHISHAMOとお仕事をしているから聴くんじゃなくて、コマーシャルが始まって夏のCMソングとして聴くからかっこいいし可愛いし、とにかく気持ちが乗る。だから僕は単純にCMで聴いたとき、めちゃ嬉しかったんですね。

朝子ちゃん的にはいかがでしたか、夏の曲を作るというのと、タイアップソングというのは?

宮崎朝子(Vo.、以下宮崎):SHISHAMOの夏のシングルは2014年から毎年作ってるんですけど、今年はいつもと違う意識で作ってたなという。自分の気持ちで言うと原点回帰みたいなところもあるかなって。こういうアップテンポなシングルって『君と夏フェス』以来なんですよね、意外と。なので、そういう意外なところに持っていきたいなというところから作り始めました。

鈴木:朝子ちゃん的には、小さい頃から夏との相性ってどうですか。めっちゃ好きなのか、それとも意外と……なのか。

宮崎:ダントツで一番好きです。

鈴木:ダントツで好きやのに、僕は『熱帯夜』とか『夏の恋人』とかのイメージがあって、今までの夏のネトっとしたところを描いてくれるのが大好きやったんで、もしかしたら夏が苦手なのもあるのかなって勝手に思ってたんです。

宮崎:夏の曲は湧いてくるものがあるというか、作りやすいですね。でも今回の曲は『君と夏フェス』の時と同じ気持ちで、一人ひとりに寄り添うというよりは、その夏の楽しい思い出のそばにこの曲があればいいな、というか。

『君と夏フェス』も、最初は男女4,5人で車とかで夏フェスの会場に向かうときに聴いてほしい、フェスに向けて気分を上げるために聴いてほしいというところから作って。今回もそういう気持ちで作りました。海に行ったりとか、楽しい夏の思い出のそばにいつもある曲というか。

鈴木:『熱帯夜』とか『夏の恋人』のジメっとした部分を描いた曲と、今回の『夏恋注意報』みたいなアップテンポな曲とで、曲を作るときの違いはありますか。

宮崎:それこそ『熱帯夜』とか『夏の恋人』で描いているような夏は、私の個人的に好きな夏かもしれないですね。それと、聴く人を考えて作る夏とでまたちょっと変わるかなと思います。

鈴木:二人はどうですか?

吉川美冴貴(Dr.):『夏恋注意報』は本当に好きで、そのデモが来た時に「来た! 私の好きなSHISHAMOの夏の曲だ~」と思ってもうワクワクしたんですけど、こういうアップテンポな曲が『君と夏フェス』以来だったのが結構意外だなというか、自覚がなくて。ジメっとした曲があったからこそ、こういう曲ができたのかなという。同じことをやっていたら、こういう曲はできなかったのかなと思うし、よりパワーアップして帰ってこれたんじゃないかなっていう思いがあります。

松岡彩(Ba.):今までの「夏はじっとり……」とかそういうのも良いんですけど、さわやかな曲がSHISHAMOには合うなと思って。『君と夏フェス』の時より、演奏的な面でもパワーアップしてると思うんですけど、そういうところも対比として見せられるような曲ができたのかなと思います。私もこの曲が好きです!

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インタビュアーとしても活躍する鈴木淳史が音楽・映画・テレビ・演劇など、実に多種多様なカルチャーを独自の目線で紐解く番組『真夜中のカルチャーBOY』は、大阪・ABCラジオで毎週金曜日の深夜2時から放送中。

他にも8月18日の放送では、新曲『星屑たち』をリリースし、8月24日にビルボード大阪でのライブを控える堀込泰行がコメント出演。

放送の様子はradikoタイムフリーで8月26日4:59まで聴くことができる。

真夜中のカルチャーBOY
放送局:ABCラジオ
放送日時:毎週金曜 26時00分~27時00分
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“くしゃみ”“目のかゆみ”が重大事故に…「花粉症」を持つドライバーが運転するときに気を付けるべきことは?

TOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」内でお送りしている「JA共済 presents なるほど!交通安全」。2月7日(金)の放送テーマは「花粉症と安全運転」。自動車ライターの近藤暁史さんに花粉症による運転の影響と対処法について伺いました。


※写真はイメージです



スギの花粉が飛び始めるのは毎年だいたい2月頃からですが、今年は例年よりも早く観測されています。そして、花粉症の症状が車の運転に影響を与えて事故につながることもあります。今回は“花粉症と安全運転”について考えましょう。

◆“くしゃみ”で大事故を引き起こす可能性が…

花粉症の症状は、目のかゆみや鼻詰まりなどに加えて、くしゃみを連続ですることがあります。一般的に、くしゃみをするときにかかる時間は0.5秒ほどと言われており、車が時速60kmで走行しているときは、1秒間に約16m前進するので、そこでくしゃみをした場合、約8m走行していることになります。「くしゃみをすると、目をつむったり、手や足に変な力が入ってしまうこともあります。8m進んでいる状態でそういったことが起きるのは危険ということを頭に入れておいてください」と近藤さん。

実際に、花粉症によるくしゃみで死亡事故につながった実例もあります。2016年4月に愛媛県で起こったケースだと、ドライバーがくしゃみを連続したことでハンドル操作を誤って対向車線にはみ出てしまい、軽自動車と正面衝突。結果、軽自動車を運転した方が亡くなり、同乗者2名も重軽傷を負う事故となりました。くしゃみや目をこする時間は一瞬だと感じていても、取り返しのつかない事故が発生する可能性があります。


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◆薬の副作用には要注意

道路交通法の第66条には「過労、病気、薬物の影響、その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で運転してはならない」と記載されています。花粉症は病気の1つです。安全な運転ができない可能性があるのなら、ハンドルを握ってはいけません。

一方で、薬の服用にも注意が必要です。一部の薬は、飲むと眠くなったり、頭がぼーっとして集中が欠ける場合もあります。特に花粉症の薬は、抗ヒスタミン薬という眠くなる成分が入っており、服用後は眠気を感じやすくなります。

近藤さんは「どうしても用事があって車を運転しないといけない場合は、お医者さんに相談して、副作用が少なくあまり眠くならない薬を処方してもらうことで安全運転につながります」と助言します。

ほかの配慮としては“事前にマスクをする”“くしゃみが出ることを想定し、いつもよりスピードを出さずに車間距離を取ること”などが考えられます。同乗者がいるのであれば、運転を変わってもらうように相談してください。なるべく事故の危険を遠ざける行動を取るように心がけましょう。


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◆花粉を除去するカーエアコンを選ぼう

車内でくしゃみや目のかゆみなどに襲われないためには、花粉を持ち込まないことが大切です。身に着ける衣服の素材は、綿などの自然繊維だと花粉がつきやすいので、ナイロン製のパーカーなど、払ったときに花粉が落ちやすいものを選びましょう。

走行中に車内に花粉があると感じた場合は、外気を取り入れるために車内の空気を循環させてください。外に車内の空気が流れ出るのと一緒に、花粉も出すことができます。

最近のカーエアコンはエアコンフィルターがついているので、高機能の製品なら花粉の除去が可能です。さらに、除菌機能がプラスされている製品では、スイッチを入れておくと、エアコンのなかに取り込んだ花粉を破壊してくれます。花粉症に毎年苦しむ人は、高機能のエアコンが付いたの車を選ぶのも1つのポイントです。

花粉が多い季節は、花粉症の方にとって憂鬱な時期です。“なりたくてなっているわけじゃない”という気持ちはわかりますが、花粉症が影響して事故を起こしてしまったら悲劇です。そのためにも、事前のケアと運転中の注意を怠らず、安全にやり過ごしましょう。

<番組概要>
番組名:JA共済 presents なるほど!交通安全
放送日時:毎週金曜 7:20~7:27
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/koutsu/

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