大黒摩季・光永亮太・GAKU-MC・MOOMIN他出演 観覧フリーの野外公開録音イベント開催!

Surf in MUSICプロジェクトライブを今年はbayfm公開録音として実施! ©Surf in MUSIC

bayfmは5月25日(土)、東京  2020  オリンピック・サーフィン競技会場に隣接する「太東ビーチパーク」にて、スペシャルな公開録音フリーライブ「Surf in MUSIC bayfm 30th anniversary special」を開催いたします。

大黒摩季、光永亮太、MOOMIN、GAKU-MC、東田トモヒロ、SPiCYSOL、セレイナ・アン、WATARU、DJ TSUYOSHIらによる「NAMINORI JAPAN」の選手達や、サーフシーンを支える人に向け、「音の波、音楽の力」でエールを送る、「Surf in MUSIC」プロジェクトとしてお届けするスペシャルなライブイベントです。

『Surf in MUSIC』とは?

東京  2020  オリンピックの正式種目に決定したサーフィン。
サーフィン界では2020年に向けて、競技力向上プロジェクトが本格始動しています。
社会的にも大いに注目されるサーフィンを、「音楽」で盛り上げ・応援することを目的とし、「音楽でサーフィンしよう」をテーマに2017年に立ち上がったのが「~Surf in MUSIC~」プロジェクト。

サーフィンと音楽を愛してやまない国内の著名アーティスト達がビーチカルチャーを後押しするより大きなサーフムーブメントの創出とビーチカルチャーの定着を目指すべく、活動を展開しています。

 

『Surf in MUSIC』3つの柱

『Surf in MUSIC』では、「エリア」「レガシー」「ダイバーシティ」の3つの柱を基軸に活動を展開しています。

「エリア」
東京 2020 オリンピック開催をきっかけに海岸環境やインフラ整備が行われ、海やヒトとのつながりを深められる場となることが期待される千葉のビーチエリア。
『Surf in MUSIC』はサーフィン競技会場に隣接する「太東ビーチパーク」にて、5月18日(土)~6月2日(日)の3週間、週末土日開催される千葉県・いすみ市によるサーフイベント「サーフタウンフェスタ」と連動し活動を展開してきました。

「レガシー」
ビーチで音楽を楽しむ。『Surf in MUSIC』はサーフィン×音楽をきっかけに、
誰もがビーチカルチャーを体験交流できる場を提供します。
ビーチに様々な人々が集い、同じ場を共有することで生まれるものをレガシー=遺産として積み上げていくことで、音楽とビーチを核とした新たなビーチカルチャーコンテンツの形成を目指します。

「ダイバーシティ」
『Surf in MUSIC』はビーチが本来持つ多様性を多くの子供達や若い世代に提示します。
ビーチのある環境や癒やしといった、ある種抽象的なものを音楽ライブやイベント、ラジオのオンエアとして具体的に表現することで、ビーチカルチャーやビーチそのものを、より様々な人々が楽しめるものとなることを目指しています。

みんながみんな・・・波音組 –surf music lovers-

『Surf in MUSIC』はサーフィン日本代表、「NAMINORI JAPAN」の選手達や、サーフシーンを支える人に向け、現場と一緒の目線で直に向き合いながら、音力(波音力)を共有、「エール」を届け「続ける」ことを最大のコンセプト、ミッションとしています。 

 

そんな『Surf in MUSIC』プロジェクトのもと、集結したアーティスト達が音楽の力でサーフィンを盛り上げて行くチームが『波音組 (はねぐみ) - Surf Music Lovers -』。海、波乗りを愛し、Beach自然保持活動、サーフィンの普及やオリンピックSurfing競技の応援などを軸に活動を展開しています。

東京 2020 オリンピック開催を目前に控えた今年は、エールチームとしての一体感実現に向け「みんながみんな・・・波音組」をキーワードに、アーティストはもちろん、『Surf in MUSIC』プロジェクトに賛同する人々が一体になり、音楽の力で、まっすぐ一緒に、共にサーフアスリート達に「エール」を送ります!

 

『-Surf in MUSIC- bayfm 30th anniversary special』

東京 2020 オリンピック開催前年となる今年は、5/25(土)東京2020オリンピック・サーフィン競技開催会場である一宮町釣ヶ崎海岸(通称志田下ポイント)の隣に位置する「太東ビーチパーク」にて、今回で開催16周年となる千葉県・いすみ市によるサーフイベント「サーフタウンフェスタ」と連動。

「Surf in MUSIC bayfm 30th anniversary special」を、
bayfmのスペシャル公開録音フリーライブとして開催します。

大黒摩季、光永亮太、MOOMIN、GAKU-MC、東田トモヒロ、SPiCYSOL、セレイナ・アン、WATARU、DJ TSUYOSHIといった海、そしてサーフシーンを愛する豪華アーティストたちがビーチサイドに集結。

アーティスト(波音組 ?surf music lovers-)と、参加賛同者が一体になり、
音力(波音力)を生み出し東京 2020 オリンピックの正式種目にも決定している
サーフィン競技に向け頑張るサーフィン日本代表、NAMINORI JAPANの選手達や、
サーフシーンを支える人に向け、「音の波、音楽の力」でエールを送る、
スペシャルなライブイベントをお届け。

アーティスト同士のコラボなど、この会場でしか体感できない、サーフィンに対する想いを込めたオムニバスなライブイベントです。

参加、観覧は無料!サーフィン、そして海を愛する方どなたでも気軽にご参加いただけます。
あなたも「波音組 ?surf music lovers-」に参加しませんか?

Surf in MUSIC特設サイトはこちら!

Surf in MUSIC bayfm 30th anniversary special
放送局:BAYFM78
放送日時:2019年5月30日 木曜日 19時00分~21時00分
出演者:大黒摩季、光永亮太、MOOMIN、GAKU-MC、東田トモヒロ、SPiCYSOL、セレイナ・アン、WATARU、DJ TSUYOSHI
番組ホームページ
公式Twitter

※該当回の聴取期間は終了しました。

「平成は天皇制が復活した時代だった」東浩紀は改元をどう見たか

いよいよはじまった令和。改元で実感した国民のメンタリティや、今の日本社会における天皇の存在感について、思想家・東 浩紀さんと津田大介が語りました。

【5月13日(月)のオンエア:『JAM THE WORLD』の「UP CLOSE」(ナビゲーター:グローバー/月曜担当ニュースアドバイザー:津田大介)】
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20190513201858


■安倍政権は「改元を政治利用するやり方が見事だった」

平成が終わり、新しい時代が始まる――改元のあったゴールデンウィークは、まるでお正月のような盛り上がりを見せました。「5月1日に改元した安部政権は巧妙で頭がいい」と東さん。

津田:ゴールデンウィークに入る前に政治的にいろいろ紛糾していた問題があったけど、長期の休みを挟んで政権はリセットされましたよね。
:改元が4月1日だったらこうはいかないですよ。だって翌日から会社は新年度だから。また1月1日だったら正月と重なって「あけましておめでとう」も曖昧ですよね。だから改元は5月1日しかなかったんですよ。こんなに長い連休があって、もう一回正月がきたと。これって単なるゴールデンウィークなんだけど、日本人はなぜか「ありがたいことだ」となっていた。
津田:5月1日のメーデーも目立たなかったですよね。
:憲法記念日も目立たなかったしね。日経新聞だと安部政権の支持率は10パーセントくらい上がっているでしょ。
津田:改元に現政権が乗っかってますよね。

東さんは「改元を政治利用するやり方が見事だった」と話し、「改元が5月1日に決まったとき、この日にこんな意味があるってみんな論評してなかったと思う」と振り返ります。

:ゴールデンウィークと改元を重ねることで、日本人がこんなに沸き立つとは。だって福袋が出たり、「あけましておめでとう」ってツイートがあったり、「さようなら平成、ようこそ令和」みたいになっていて。今回思ったのは、日本社会にはびっくりするくらい前近代的なさまざまな制度やメンタリティが残っているということ。元号が変わるだけでこれだけ人々の気持ちが変わり、また政権の見方も変わった。それはある意味、怖いことだとも思いましたね。

東さんは「今回の大騒ぎにケチをつけることは一切ない」とした上で、こう語りました。

:普段見えていない日本社会の深層のマグマみたいなものがある。それは普通の合理的な思考では捉えられない。でも、安部政権はわかっていて。5月1日に改元すると人々はすごく喜んで、政権支持率も上がるし、天皇制に対する見方も好転すると直感的にわかっていたんですよ。そういうことがわからないと、日本の本質はつかめないんだなとあらためて感じましたよね。
津田:このプランを考えた人は誰かわからないけど、この国の構造がよく見えていて、そのプランを最大限に生かして支持率を上げたということですね。


■天皇の力は21世紀になって復活してきている

「平成は天皇制が復活した時代だった」振り返る東さん。その理由とは?

:昭和天皇が崩御したときは、元号が変わることに対して今回のような祝賀ムードは当然なかったし、天皇制そのものに対する批判もありました。特に昭和天皇は戦争責任などいろんな問題が議論されていた。ところが今回は、おそらく天皇制に対する疑義や不満がほとんどない状態で、完全な祝賀ムードで新しい天皇をお祝いした。これは平成の天皇が非常に努力された結果だと思います。

それは「ある観点からは評価できる」ものの、視点を変えると問題も感じると言います。

日本は、明治国家から天皇を国家の中に組み込んで痛い目に遭ったことで、天皇を盲目的に信じたことを国民が反省。戦後は天皇を「象徴天皇制」の中に閉じ込めながら国民主体の国を作ろうと歩んできたはずなのに、現在は戦前と似たようなところに戻っていると思うところがある、と続けます。

:これは「今、軍国主義が復活している」という話ではなくて、先ほど話したけど、普通の合理的な予測とか考え方ではなかなかたどり着けない日本社会にあるマグマみたいなものがあって、天皇はそのマグマみたいなものと結びついていて、天皇がお言葉を言うとか、元号が変わるとかってことに対して日本人の意識はすごく反応して、それで大きな政治などが動いている。でもこれは普通の民主主義の手続きとは全く違うところにある。第二次世界大戦で負けて、そういう部分が少なくなったと思っていたら、全くそうではなく、むしろ天皇の力は21世紀になって復活してきているんだなと。それに日本社会がどう向き合っていくのか。また令和の天皇が平成の天皇とはかなり違った天皇になりそうな予想もあるので、これから天皇制がどういう方向に向かっていくのかを見ていかなくてはいけないと思います。


■天皇の振るまいが社会に影響を与えることがある

今回のことで、天皇制や改元は日本の未来を語る上でひとつ重要な要素だと感じたそうです。

:改元によって、日本社会と国民の空気も変わる。この点を考慮しないで日本社会の未来を考えると意外と外すかもしれないと思うようになりました。
津田:なるほど。
:今こんな話をするべきではないけど、令和はいつまで続くのか、そういうことも含めて本当は自由に議論をしていく風土がないといけなくて、「天皇制については語らない」というふうにすると、日本社会の未来は予測を間違えると思いました。

最後に東さんは、今後の皇室についての議論のあり方について、こう話しました。

:それぞれの天皇に個性があって、“彼らの判断”があるわけですよね。たとえば、宮中祭祀をどれだけ大事にするか、どれだけ行幸を大事にするか、海外にどう目を向けるのかなども注目されています。そのかなで天皇ご自身の性格や意思の違いによる社会の動きを考えなくてはいけないと思います。天皇は単なる神輿ではない。天皇制について考える時はその神輿をどうつなぐかしか言わないんだけど、そういう話じゃなく、天皇も人間であり、その一人一人の人間の発言が官僚によって完全にコントロールされているわけでもなく、天皇の振るまいが社会に影響を与えることがあります。前皇后の美智子様のライフスタイルが同年代の女性に与えた影響はとても大きかった。それと同じように現皇后の雅子様がそういう役割を担うことができるのか。担うとすればそれは日本社会の女性の地位やあり方にどういう影響を与えるのか。そういう議論までいけて初めて皇室についての開かれた議論になるのかなと思います。

いよいよはじまった令和時代。天皇と国民のあり方はどう変化するのか、みつめていく必要がありそうです。

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【番組情報】
番組名:『JAM THE WORLD』
放送日時:月・火・水・木曜 19時−21時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/

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