金曜の夜はTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの陣&RIKUがお届けするウィーケンで…

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11月26日(金)の放送も、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの陣&RIKUが週末を最高に楽しくする為に送るラジオプログラム!

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WEEKEND THE RAMPAGE
放送局:BAYFM78
放送日時:毎週金曜 21時00分~21時30分
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※該当回の聴取期間は終了しました。

「漁村」に行って海の恵みを堪能しよう!バラエティ豊かな「海業」を展開する漁港を紹介

杉浦太陽と村上佳菜子がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより」(毎週日曜 7:30~7:55)。「学びと成長」をコンセプトに、毎回さまざまなゲスト講師をお招きして、明日の暮らしがもっと豊かになる情報や気になるトピックをひも解いて、今よりもちょっと成長することを目指す番組です。

1月12日(日)の放送テーマは「食べて! 泊まって! 体験して! いま海業が熱い!」。海を存分に楽しむことができる「海業」について、水産庁 漁港漁場整備部 計画・海業政策課長の中村隆さんからお話を伺いました。


(左から)杉浦太陽、中村隆さん、村上佳菜子


◆“海業”を活性化させて漁村地域の雇用拡大に!

海や漁村が持つ地域資源の価値や魅力を活用するすべての事業を総称して「海業」と呼びます。漁業や水産業をはじめ、漁業体験、漁村宿泊、観光・レジャーなど、海に関する事業は海業です。

“海”と聞くと四季折々の新鮮な水産物が思い浮かぶかもしれませんが、ほかにも地域色の豊かな食文化や伝統行事、優れた景観など、人を惹きつける魅力がたくさんあります。近年は、これらを活用した海業が増加していることもあり、都市と漁村との交流人口は、年間で約2,000万人にものぼります。

一方で、漁村は人口の減少や高齢化の進行がきわだっているうえに、海の環境変化などで漁獲量も減っています。1984年のピーク時と比べると、2022年の漁獲量は3分の1ほどに減少しました。

海に囲まれている日本にとって、漁業は重要な産業です。中村さんは国の取り組みについて「水産資源の管理や海の環境を守るのに欠かせない“海の森”と呼ばれる藻場を再生したり、養殖業の推進などもおこなっています。それに加えて、漁村の持つポテンシャルを活かして水産物の消費を増やしたり、漁村との交流を促すなど、海業を積極的に推進することで、水産業が持続できるように後押しをしています」と説明。消費者と漁業関係者が一体となって海業を盛り上げることは、漁村地域の所得と雇用機会の確保にもつながります。

◆漁村に宿泊できる“渚泊”とは?

続いて、バラエティに富んだ海業を展開している漁港を紹介します。

その① 北海道根室市「歯舞(はぼまい)漁港」

2022年、歯舞漁協は歯舞漁港に地域住民や観光客が利用できる複合施設を約80億円かけて作り、さまざまな海業を展開しています。施設では、水揚げされたばかりの魚のセリの模様やコンブの加工、保管状況などが見学できるほか、大学と連携してコンブ漁業の就労体験を実施するなど、さまざまな海業に触れられます。

なかでも、日本人だけでなく、外国人観光客にも人気なのが、漁協の船を活用した「本土最東端パノラマ・クルーズ」です。こちらは歯舞漁港を出発して、日本の本土最東端の納沙布岬、貝殻島灯台の間近までを巡る約2時間のクルーズとなっています。

このクルーズの魅力は、海域ならではの貴重な生き物に出会える点です。中村さんは「運がよければ、クジラ、シャチ、ラッコ、アザラシ、イルカのほか、世界的に珍しい渡り鳥を見ることができ、国内外のバードウォッチャーにも人気です。このパノラマ・クルーズは毎年11月から翌年4月末まで運行しています」と紹介します。

その②福井県小浜市「内外海(うちとみ)漁港」

2007年、小浜市阿納体験民宿組合が食育体験施設「ブルーパーク阿納」を開設。以降、小中学生の教育旅行を積極的に受け入れています。なかでも“釣り体験ゾーン”や“さばき体験ゾーン”を通して、食の大切さと感謝の気持ちを学べる食育体験ができると好評で、利用者数も年々増加しています。

釣り堀は漁港の水面を活用したもので、阿納の海で育ったタイをはじめ、さまざまな魚を釣ることができ、エサにエビを使うので初心者にも挑戦しやすいのが特徴です。小浜を訪れた経験がある杉浦は「漁業に対する取り組みや観光への紐づけがすごく上手なんだよね」とコメントします。

さらに、中村さんは「内外海の漁村には、漁師さんやそのご家族が営む民宿がたくさんあります。民宿のご家族や地域が一体となって、漁業体験や宿泊がパッケージになった体験型ツアーを積極的に展開しています」と説明。このような漁村での滞在型旅行のことを渚泊(なぎさはく)と言われています。

その③兵庫県姫路市「妻鹿(めが)漁港」

瀬戸内海に浮かぶ離島・坊勢島(ぼうぜじま)の漁協が、2015年に本土側で「JFぼうぜ・姫路まえどれ市場」を整備しており、水揚げされたばかりの魚介類を生簀に移して、生きたまま販売したり、食堂での食事やバーベキューが楽しめます。

坊勢は小型の底びき網漁船の数が兵庫県で最も多く、多くの漁師が季節を問わず操業し、ひょうご推奨ブランドに認証された白鷺鱧(しらさぎはも)やぼうぜがに、タイ、エビ、カレイといったいろんな魚介類を獲っています。

「底びき網漁業だけでなく、定置網漁業、ぼうぜ鯖の養殖場など、さまざまな漁業を見学できます。もちろん、その場で水揚げされたばかりの魚介類を試食できますし、バーベキューエリアで豪快に浜焼きすることもできます」と中村さん。新たに造られた漁業見学船ではトイレやエアコンも完備されており、船酔いに対応した安全な見学ができます。

今回紹介した漁港の海業はほんの一例です。ほかにも、地元漁協と民間の企業がタッグを組んでバーベキュー施設を提供している漁港もあり、ビジネスの面から見ても海業は魅力的です。

最後に中村さんは「海や漁村には、鮮度のいい水産物、漁業体験、独自の風景や歴史など、魅力的な地域資源がたくさんあります。ぜひ海や漁村へ行って、食べて、買って、泊まって、体験して、海の恵みを堪能してください。そして、海、漁村、水産業への理解を深めていただければと思います」と呼びかけました。

番組のエンディングでは、杉浦と村上が今回学んだ「海業」について復習。2人が特に注目した点をピックアップして発表します。村上は“海を楽しく 海業”をポイントに挙げます。続いて杉浦は“海業で日本に元気を! 渚泊ぜひ泊まってみてね”とスケッチブックに書き、「皆さんにもぜひ経験してほしいです!」とコメントしました。


(左から)杉浦太陽、村上佳菜子



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1月12日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年1月20日(月)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより
放送日時:毎週日曜 7:30~7:55
パーソナリティ:杉浦太陽、村上佳菜子
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/manabiyori/

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