古内東子の「パワーをもらえるLIVE&アーティスト」とは

THE MUSIC OF NOTE『古内東⼦ラジオ』
2023年1月から3月末までの3か月間は、2月にデビュー30周年を迎える古内東子が『古内東⼦ラジオ』と題して毎週1時間の番組をお送りします。

「とうこのねっこ」#9のテーマは"ライブ"

選んだのは…
「最近見た、ドラマーのスティーヴ・ガットのライブ」
そして、古内東子が忘れられないライブ体験を発表!

①2016年にビルボードで観たMarlena Shawのライブ
・Feel Like Makin' Love/Marlena Shaw

マリーナは当時73歳ぐらい?
” Who Is This Bitch, Anyway”のアルバム再現ライブでした。
大好きで何度も何度も聴いた作品を、制作時と同じメンバーで演奏してくれる!ということで、もう本当に最高。出てきただけで感動。「人生万歳」という感じが音を奏でる前からしていて、とにかくマリーナがカッコ良かった。
ただそこに立って歌っている姿があまりにも自然体で、すごいノリノリなわけでもなく、「歌う」ということが、彼女にとって自然で。わざとらしさがどこにもなくて素敵でした。
歌詞とか関係なく涙が出た、忘れられないライブです。

②1994年に日本武道館で観たBISIAのライブ
・Third Time Lucky (Live)/Basia
もともとポーランドで生まれ、ロンドンを拠点に活動していたという、色々なルーツを持ったアーティストなので、どこかエキゾチックな音楽性も好きだった。
曲もアレンジも様々な音楽の要素がぎゅっと詰まった作品を、あます所なく再現したライブでした。ドレスも素晴らしかった!

そして「ライブ」というテーマで
・シャツのボタン/ 古内東子 (2002年リリースのアルバム「10Stories」)をご紹介。

3月8日にデビュー30周年記念オリジナル・アルバム『果てしないこと』をリリース

今年2月リリースの『体温、鼓動』以来約1年ぶりとなる待望のニューアルバムは、近年親交が深いTomoKANNO(Drums)、山本連(Bass)、石成正人(Guitar)、松本圭司(Piano)、井上薫(Keyboards)を迎えて、全曲を通してバンドでのレコーディング。
初回生産限定盤は2022年10月11日に国際フォーラムCで行なわれた「TOKO FURUUCHI 30th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE」を全曲収録したブルーレイディスク付の2枚組仕様となっています。

【発売日】2023年3月8日
【初回生産限定盤】(MHCL-3020~3021):¥7,700(税込)
・Disc-1(CD) :曲目未定
・Disc-2 (BD):2022年10月11日に国際フォーラムCで行なわれた
「TOKO FURUUCHI 30th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE」全25曲収録。
【通常盤】(MHCL-3022):¥3,300(税込)
・(CD) 曲未定
https://www.110107.com/TOKO30/

【予約特典】 
▼Sony Music Shop
オリジナルミニタオル
▼楽天ブックス
オリジナルL判ブロマイド
▼Amazon.co.jp
メガジャケ
▼セブンネットショッピング
オリジナルミニスマホスタンドキーホルダー
▼TOWER RECORDS全店(オンライン含む/一部店舗除く)
オリジナルポストカード(Type.A)
▼HMV全店(HMV&BOOKS Online含む/一部店舗除く)
オリジナルポストカード(Type.B)
▼山野楽器CD/DVD取扱い店舗およびオンラインショップ
オリジナルポストカード(Type.C)
▼古内東子 応援店
オリジナルポストカード(Type.D)

【ライブ情報】古内東子「TOKO FURUUCHI 30th ANNIVERSARY Billboard Live Tour 2023」

ニューアルバム『果てしないこと』を引っ提げてのビルボードライブ・ツアーの開催も決定!

■2023/3/8(水):ビルボードライブ大阪(1日2回公演)
1stステージ 開場16:30 開演17:30 / 2ndステージ 開場19:30 開演20:30
■2023/3/11(土):ビルボードライブ横浜(1日2回公演)
1stステージ 開場15:30 開演16:30 / 2ndステージ 開場18:30 開演19:30
■2023/3/17(金):ビルボードライブ東京(1日2回公演)
1stステージ 開場16:30 開演17:30 / 2ndステージ 開場19:30 開演20:30

【チケット】
サービスエリア¥8,000-/カジュアルエリア¥7,500-(1ドリンク付)
※ご飲食代は別途ご精算となります。
・Club BBL会員先行=2023/1/10(火)12:00正午より
・一般予約受付開始=2023/1/17(火)12:00正午より

※横浜公演のご予約はビルボードライブWEBサイトおよびプレイガイドにて行います。ビルボードライブ予約センターでの電話受付はございませんので予めご了承ください。

【公演に関するお問い合わせ】
●ビルボードライブ東京:03-3405-1133
〒107-0052東京都港区赤坂9丁目7番4号 東京ミッドタウン ガーデンテラス4F
●ビルボードライブ横浜:0570-05-6565
〒231-0003 神奈川県横浜市中区北仲通5 丁目57 番地2 KITANAKA BRICK&WHITE 1F
●ビルボードライブ大阪: 06-6342-7722
〒530-0001大阪市北区梅田2丁目2番22号 ハービスPLAZA ENT B2

Billboard Live Official Web
http://www.billboard-live.com/

Profile:古内東子(ふるうち・とうこ)

1972年生まれ、東京都出身の女性シンガーソングライター。高校生の頃に姉のDX7を使用して作曲を始め、レコード会社に送ったデモテープがきっかけとなり、1993年2月にシングル「はやくいそいで」でデビューを果たす。1995年にリリースしたシングル「誰より好きなのに」がヒットし、同曲を収録したアルバム「Hourglass」もロングヒット。恋心を鮮烈に歌い上げた都会的なナンバーで多くの女性の共感を呼んでいる。2022年2月に3年4カ月ぶりのアルバム「体温、鼓動」を発表。

古内東子 Official Site:https://www.tokofuruuchi.com

THE MUSIC OF NOTE 古内東子ラジオ
放送局:FM COCOLO
放送日時:毎週金曜 21時00分~22時00分
出演者:古内東子
番組ホームページ

周年記念アーティストがリレー形式でラジオDJを務めるFM COCOLOのレギュラープログラム『THE MUSIC OF NOTE』。

※該当回の聴取期間は終了しました。

亡き親友との約束胸に「スタジアムを応援フラッグでいっぱいにしたい」

プロ野球をはじめ、先日のメジャーリーグ開幕戦、そしてサッカーのJリーグでもよく目立つのが、巨大なフラッグによる応援です。今回は、このスポーツ応援に欠かせないビッグフラッグを染め上げている男性のお話です。

影山洋さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

日本一小さな市・埼玉県蕨市に、一軒の工房があります。有限会社染太郎、スポーツの試合で現れる大きな旗を作る会社です。トップは、影山洋さん、昭和30年生まれの69歳です。

蕨出身の影山さんは、小さい頃は空き地で友達とサッカーボールを蹴ったり、お小遣いがたまると後楽園球場へ行って、王さん・長嶋さんの野球を見て育ちました。そして、百貨店で催事のお知らせをする巨大な垂れ幕を作る会社に勤めます。

仕事に脂がのってきた30代のある日、影山さんは小さい頃のサッカー仲間で、当時の読売クラブに在籍していた奥田卓良選手から、こんな話を聞きました。

「今度、日本でもサッカーのプロリーグが始まるんだ。絶対応援してくれよ!」

「だったら、ヨーロッパみたいに、おっきな応援フラッグを作って、応援するよ!」

影山さんがそう答えて迎えた1993年5月15日のJリーグ開幕の日。国立競技場の熱狂の渦のなかに、奥田さんの姿はありませんでした。奥田さんは不慮の交通事故で、Jリーグを見ることなくこの世を去っていたのです。

『奥田との約束を守るためにも、日本のスタジアムを応援フラッグでいっぱいにしたい!』

そう思った影山さんは、会社勤めを辞め、自ら応援フラッグを作る会社を興します。地元・埼玉の浦和レッズの熱いサポーターたちとつながると、話が盛り上がって、今までにない幅50メートルのビッグフラッグを作るプロジェクトが始まりました。

影山さんが手掛けたビッグフラッグの数々

参考になったのはもちろん、影山さんが長年培ってきたデパートの垂れ幕のノウハウ。パソコンもあまり普及していない時代、設計図を元に1枚1枚刷毛で塗る手作業でした。ただ、ビッグフラッグを作っても、出来栄えを確かめられる広いスペースもなければ、対応してもらえる競技場もありませんでした。

ようやく人前で披露できる環境が整ったのは、2001年のJリーグ・レッズ対マリノス戦。埼玉スタジアム2002のこけら落としの試合でした。影山さんたちがドキドキ見守る中、ピッチに大きく真っ赤なフラッグが広げられると、スタンドからは「オーッ!」と地鳴りのような歓声が沸き上がりました。

翌日から、影山さんの会社の電話は、様々なチームからの問い合わせで鳴りやまなくなりました。

「私たちもレッズみたいな、熱い応援をしたいんです!」

数ある問い合わせの中に、情熱のこもったメッセージを届けてくれた人がいました。それは、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの応援団の方々でした。影山さんは、競技の違いを乗り越えて、新しい応援スタイルが広まっていくことに、喜びを感じながら、さらに大きい幅75メートルものビッグフラッグを作り上げました。

このフラッグが、千葉・幕張のスタジアムの応援席に広げられると、今度はプロ野球チームの関係者からの問い合わせが相次ぎました。こうしてサッカーではレッズ、野球はマリーンズから始まったビッグフラッグによる応援は、今や多くのスポーツに広まって、当たり前の存在になりました。

蕨市の盛り上げにも活躍する影山洋さん

そしてこの春、影山さんは、東京ドームで行われたメジャーリーグのカブス対ドジャースの開幕戦でも、大役を任されることになりました。それは、初めての国旗。試合開始前のセレモニーで使われる、幅30メートルの日の丸と星条旗の製作でした。

国のシンボル・国旗に汚れを付けたり、穴を開けたりすることは決して許されません。3月10日に納品した後も、影山さんは毎日毎日東京ドームに通って、抜かりのないように、細心の準備をしました。そして、メジャーリーグ機構の厳しいチェックもクリアして、開幕当日を迎えます。

ベーブ・ルースから大谷翔平まで、日米の野球・90年の歴史の映像が流れて、無事に大きな日の丸と星条旗が現れると、影山さんも胸が熱くなりました。

『あの王さん・長嶋さんが躍動した後楽園球場を継いだ東京ドームで行われる、かつてない野球の試合で、自分の本業で関わることが出来ているんだ!』

そして、このメジャーリーグ開幕戦の興奮も冷めやらぬなか、今度はサッカーの日本代表が、8大会連続のFIFAワールドカップ出場を決めました。実は影山さんには、まだまだ大きな夢があります。

「いつか、サッカー日本代表がワールドカップの決勝戦を迎えた日の朝、富士山の近くで、おっきな富士山をバックにおっきな日の丸を掲げて、選手にエールを送りたいんです!」

亡き親友への思いを胸に生まれた、日本におけるビッグフラッグによるスポーツ応援。その応援文化のパイオニア・影山さんの夢は、きっと叶う日が来ると信じて、さらに大きく膨らみ続けます。

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