就活は情報戦「情報のキャッチは早めに!」 社員想いの企業で働く先輩社会人が体験談語る

ラジオ関西の就活応援番組『ネイビーズアフロのレディGO! HYOGO』8月21日の放送では、先輩社会人ロールモデルや就活中の学生をゲストに迎える「就活レディGO!」のコーナーに、兵神機械工業株式会社(本社:加古郡)の中井さや香さんが登場。番組パーソナリティーのネイビーズアフロ(皆川、はじり)と津田明日香アナウンサー(ラジオ関西)を交えて、就活トークを展開した。

大型商船用のポンプをメインで製造し、10年前から野菜の水耕栽培装置の販売も行っている兵神機械工業株式会社。中井さんは、農耕部栽培係として勤務している。具体的には、水耕設備を購入したユーザーへ向けての、栽培研修やアフターフォローなどを担当。「水耕栽培は土づくりが不要なため、耕したり、種をまく際にしゃがんで腰を痛める……という心配がない」ということで、農家の人や、初めて農業を始める人など、幅広いユーザーに対応している。

そんな兵神機械工業の社長は、とても従業員想いだと話す中井さん。「ちゃんと実家に顔出してるか?」と声をかけてもらえただけでなく、中井さんの出身地、篠山市は「(社長にとって)縁があるから」と言ってもらえたことも明かした。はじりが「そう言われて、どう感じた?」と尋ねると、中井さんは「いち従業員の出身地まで頭の中にインプットされているのが、すごいと思った」と回答。社長が従業員をよく見ていることを、うれしそうに話していた。

中井さんの就活時代については「イチゴと就活でバッタバタ」というテーマでトークを進行。岡山県の大学で、園芸学を専攻していた中井さん。企業の採用解禁が3月だったのに対して、12月から5月までイチゴの研究をしていたため、就活との両立に苦労していたという。出身地の兵庫県での就活を希望していた中井さんは、朝にイチゴの収穫をしてから新幹線に乗り、岡山県と兵庫県を往復していたそう。「忙しさのあまり、エントリーシートがボロボロだった……。もっと事前に準備していれば、両立ももっと簡単だったかなと思う」と、後悔したエピソードを教えてくれた。

最後に中井さんは、就活生に向けて「早めに情報のキャッチを。今は情報を集めに行こうと思えば、いくらでも集められるし、対策を立てる時間もあると思います」と自身の経験を踏まえてアドバイス。はじりも「(就活は)情報戦だから、しっかり準備することが大事」と、事前の対策が必要であることに共感していた。

番組パーソナリティーのネイビーズアフロ(皆川=中央、はじり=右)と津田明日香アナウンサー(ラジオ関西)
ネイビーズアフロのレディGO! HYOGO
放送局:CRKラジオ関西
放送日時:毎週金曜 23時00分~23時59分
出演者:ネイビーズアフロ(皆川、はじり)、津田明日香
番組ホームページ

※該当回の聴取期間は終了しました。

「昇進」は荷が重くなるだけ!? “上司らしさ”に悩むリーダーへ江原啓之が送ったアドバイスとは?

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
4月27日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。


江原啓之



<リスナーからの相談>
この4月から、グループを取りまとめる管理職へ昇進しました。部下となる8人のメンバーには、私と入社同期の人もいるため、上下関係ができることへの気持ちの切り替えに戸惑っています。

このグループには気遣いのできる人が多く、協調性もあるのですが、悪く言えば、お互いに遠慮し合い、本音で意見を言わない傾向があるように見受けられます。そのため上司からは「必要に応じて厳しく指導してほしい」と言われました。私は期待に応えられるよう、部下を引っ張っていこうと決意していますが、上司らしい振る舞いができるための心得があれば、アドバイスをいただきたいです。

<江原からの回答>
江原:協子さんは会社で部下をお持ちですよね。どう思われますか?

奥迫:私も会社では常務や役員の立場にありますが、決して立派なわけではないんです。「こんな未熟者だから……」という気持ちで、本当に自分をさらけ出しています。すると、社員さんたちが助けてくれるんです。

相談者さんのまとめるグループは、“協調性のある人たち”だと書かれていましたよね。だから、「自分はここが得意だけど、ここは苦手で……」と素直に打ち明けると、「私がやりますよ」と手伝ってくれる人が出てくるかもしれません。そうしたら、「やってくれてありがとう!」と伝えられるグループになっていけるといいなと思いました。

江原:そうですね。私が思ったのは、まず相談者さんの考え方が間違っているということです。「上下関係ができることで」とありますが、上下って誰が決めたのでしょうか?「上か下か」という考えがあるから、こうした悩みが生まれるのです。

確かに昇進すれば給料が上がるなど、得るものはあるでしょう。相談者さん自身も「自分は得をしている」と思っているのでは? そうした感覚があるからこそ、悩みが生じるのだと思います。

私は、昇進を「荷が重くなる」と捉えています。つまり、上下関係ではなく、あなたは「荷が重い人」になったのです。

私自身、オペラ団体で評議員になりましたが、オペラにおいて私は遅咲きで、その団体でも新参者です。評議員になれば目立つ立場になり、それを快く思わない人もいるでしょう。しかし、だからといって私はへこたれません。「嫌なら代わってほしい」と思うくらい。それほど荷が重いのです。

理解してくれる人は「自分たちが言うべきことを代わりに言ってくれてありがとう」と言ってくれます。私は団体に風穴を開け、言いたいことが言える環境作りをしているつもりです。本当に大変な思いもします。年齢を重ねると、「荷が重たくなっていくんだな」と、つくづく感じます。

相談者さんに伝えたいのは、「働きなさい」。それだけです。求められた仕事をするだけ。あなたは荷が重たくなっただけですし、それは職場の話です。プライベートと職場をきちんと分け、与えられた業務を全うすること。そうすれば、周囲も「荷が重たくなったんだな、協力しよう」と思ってくれます。

奥迫:周りもきっとそう思って助けてくれますよね。自分自身が一生懸命取り組んでいると、自然と周囲が助けてくれるんです。

江原:その通りですね。例えば協子さんなら、「ああ、大変そうだな」とみんなが思うから、協力してもらえるんです。働く姿を見せていれば、周囲も「上司だから」ではなく、「荷が重そうだから」と助けてくれる。相談者さんも、そうした視点で考えてみてください。


江原啓之、奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「人生は、目的と意味を感じて生きることが幸せです」


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4月27日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月5日(月・祝)AM 4:59まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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