東京の街がランウェイに。入場無料のパーティーも開催、国内最大級の「ファッションとデザインの祭典」3/14から

国内最大級のファッションとデザインの祭典「TOKYO CREATIVE SALON 2024」が、3月14日(木)から開催される。どんな魅力があるのか、統括共創ディレクターの浜野良太さんに聞いた。

この内容をお届けしたのは、J-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann)の特別コーナー「TOKYO CREATIVE SALON ANNEX」。今年で5回目となる「TOKYO CREATIVE SALON」開催に向けて、各エリアの魅力や見どころなど、携わったクリエイターをゲストに迎えてお届けしたコーナーだ。

東京を代表する10のエリアで開催!

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TCS2023の様子

「TOKYO CREATIVE SALON」(略称:TCS)は東京を代表する10のエリア(丸の内、日本橋、銀座、有楽町、赤坂、渋谷、原宿、羽田、六本木、新宿)を中心におこなわれる国内最大級のファッションとデザインの祭典。2024年は3月14日(木)から3月24日(日)まで開催される。

「TOKYO CREATIVE SALON 2024」は、従来の枠組みを越えて多様なモノ・コト・ヒトが出会い、つながり、気づき、刺激しあい、創発しあう、“Co-Creation”がテーマだ。「みなさんと一緒に作り上げるTOKYO CREATIVE SALONだと思っております」と、浜野さんは思いを述べた。

実施されるプロジェクトは120以上!

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桜をモチーフにしたインスタレーション、食、買い物が楽しめるコンテンツも満載

2023年は6エリアでの開催だったが、今年は10のエリアに拡大。イベント期間中は世界基準で磨かれたファッションやデザインに関するイベントがエリア内で同時開催される。浜野さんによると、10エリアの至るところで開催されるプロジェクトは120~130と盛りだくさん。ファッションショー、デザインの展示、食のイベント、ライブなど多種多様だ。また、各エリアでは「ランウェイ」「デザイン展示」「会話可能なパーティ」という、3つの共通コンテンツが展開されるという。

「TOKYO CREATIVE SALON 2024」は東京の活性化のみならず、地方との連携も重視しているのだそう。「いろんな地域の産品、ファッションだとさまざまな生地や技法を東京に持ってきて、世界の人に見てもらいます。今は海外からのお客さんも多く、羽田でも展示をするので、『何かおもしろいことをやっているな』と思っていただけたら。東京中でいろんなものが見られる、そんなプロジェクトをやっていきたいと考えています」とコメントした。

参加される方々に対して浜野さんは「ただ体験するだけじゃなく、参加する方も『来年は自分もクリエイションを出してみようかな』と思えるようなことができたらいいですね」と話した。

3/14(木)は入場無料のオープニングイベントも!

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3月14日には、代々木第一体育館にてオープニングイベントが開かれる。「TOKYO CREATIVE SALON 2024」を満喫するためのガイドとなるオリエンテーションのほか、館内のさまざまな場所でランウェイショーを開催。「AKIKOAOKI」、「MIKIOSAKABE」、「MURRAL」の3ブランドが、2024-25 A/W COLLECTIONを発表する。また、パノラマティクスの代表・齋藤精一の主催で、デザインについて深く考えるカンファレンスも同時開催。イベント開始を祝うパーティもおこなわれる。

オープニングは入場無料で、事前申込等は不要とのこと(※一部、一般の方が参加できないコンテンツもあります)。

エリア別の見どころ紹介

東京のあちこちで楽しめる「TOKYO CREATIVE SALON」。その一部を紹介する。

・東京、ソウル、台北の今を感じるクリエーション
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有楽町エリアでは、阪急メンズ東京とルミネ有楽町がTCSへ初参加。阪急メンズ東京では東京、ソウル、台北のクリエイターブランドが集結した共創イベントを開催。各都市の今を感じられるクリエーションに注目だ。

参加ブランド:東京「TENDER PERSON」/ソウル「SURGERY」/台北「SEIVSON」「(A)CRYPSIS」

開催日:2024年3月13日(水)~19日(火) ※16日はファッションショー開催
場所:阪急メンズ東京 ファッションショー:有楽町マリオン センターモール

・原宿ではフリマや学生のファッションショー開催

原宿エリアでは、「MIKIOSAKABE」のデザイナー・坂部三樹郎が主催するファッションスクール「me」の学生たちによる合同ファッションショーを開催。

開催日:2024年3月17日(日)16:00~
場所:原宿八角館
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また、裏原宿では、「NEW-VINTAGE」をテーマにアートフラッグでジャック。3月17日には原宿キャットストリート北ウイングでストリートランウェイとフリマを同時開催する。

開催日:2024年3月17日(日)12:00~
場所:原宿キャットストリート 北ウイング
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・チャンスは1日3回! バーチャルファッションショーも

日本橋エリアでは、江戸桜通り地下歩道のデジタルサイネージをジャック! SAKURA TEXTILEデザインの衣服がファッションショーをする2日間。1日3回限定で、ここでしか見られないバーチャルファッションショーが楽しめる。

協力:豊島株式会社
開催日:2024年3月16日(土)~17日(日)
(1)12:00~12:15 (2)15:00~15:15 (3)17:00~17:15
場所:江戸桜通り地下歩道
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その他のコンテンツや、イベントの詳細は「TOKYO CREATIVE SALON」の公式サイトまで。
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4月から小学校へ行きます。小学校はどんなところですか?

ふらっと こども電話相談室

2024年3月13日放送

TBSラジオで長年親しまれた名物企画「全国こども電話相談室」(1964年~2008年)のコンセプトを受け継いだコーナーです。パンサーの向井慧が「電話のおにいさん」となって、毎回、様々な質問に合わせた頼もしい先生をお呼びしています。

今回は先週放送したはるかちゃんと金井真紀先生の続編です。「外国のニュースを見ると争いがあって怖いです」という質問のほかに、はるかちゃんにはもうひとつ聞きたいことがありました。

Q. 4月から小学校へ行きます。小学校はどのようなところですか?(東京都 はるかちゃん 6歳 保育園)

(回答した先生)金井真紀さん/文筆家、イラストレーター

向井おにいさん:4月からはるかちゃんは小学校に行くことになるんだね。今から楽しみですか?

― 楽しみ。

向井おにいさん:楽しみなんだね。でも、どんなところなのか、やっぱり行く前に知っておきたいですよね。

― はい。

金井先生:えーと、どういうことが知りたいですか? 特に小学校の何が知りたいというのはありますか?

― 小学校では何をするか。

金井先生:何をするか、ね。楽しみですねえ。たぶん今の保育園と同じようなこともあるけど、全然違うこともたくさん出てくると思うんですよね。小学校の大きさにもよると思うんですね。はるかさんが行くのは大きな小学校ですかね。小さい小学校かな。

― 大きい小学校。

金井先生:ああ、それはまた楽しみですね。

― うん。

金井先生:小学校がどんなところだったかなって思い出すとですね、たくさんの人たちとみんなで一緒にやることがいろいろ出てくるんですね。保育園でも似たようなことがあるかもしれないんですけど、小学校はもっとたくさん出てくるんですね。勉強もみんなで一緒にやるんですけど、それ以外にも例えば学校の掃除をみんなで一緒にやるんですね。

― はい。

金井先生:私の場合はですね、家でひとりで掃除するのは大嫌いなんですけど、学校でみんなで一緒に掃除するのはすごく楽しかった思い出があります。みんなで一緒にやることが大人になるともうなかなかないので、小学校のときはそれがすごく楽しかったんですね。

― うん。

金井先生:でも一方で、みんなで一緒にやるつらさもあるんですよね。私の場合はですね、朝早く学校に行って先生の話をみんなで並んで聞かなきゃいけないことや、みんな一斉に「起立! 礼!」って何度もやるのが、なんか嫌だなって思ってたんです。あと、ドッジボールが大嫌いだったんですね。だから「なんでドッジボールをみんなでやんなきゃいけないんだろう。それぞれ好きなことすればいいのに。みんなでやらなきゃいけないのが嫌だなあ」と思ったんですね。みんなで一緒にやる面白さとつらさが両方あると思うんですけど、そこが小学校の面白いところです。
また、お友だちは自分とは違うことが楽しかったりつまらなかったりするんですよね。そういうふうに「なんか違う考えの人がいるんだ」っていうのがまた面白くてですね。小学校ではいろんな違う人と会えるっていうところが、はるかさんらしさっていうのが何かなっていうことを知ることにもつながるかなって思います。

― うん。

向井おにいさん:はるかちゃんは何か得意なことってあるんですか?

― 算数とかダンスとか。

向井おにいさん:算数が得意なの?

― 算数ねえ、大好き。

金井先生:算数大好きなの! それはすごいことですよ。それはいいですね。小学校に行ったら算数が嫌いなお友だちもきっといるんですよ、私のようにね(笑)。そういう人に教えてあげたり、それも楽しいところなんですよね。小学校にはいろんな人がいるんですよ。

向井おにいさん:確かに。得意なことは教えて、不得意なことを教えてもらって・・・っていうことも小学校でできますしね。

金井先生:「私、算数大好き!」「私は嫌い」っていう人が出てくる。それがまた面白いんですけどね。どういう人に会いますかねえ。それはすごく楽しみですね。あとダンスも得意?

― うん。ダンスも好き。

金井先生:どんなダンス?

― うーん・・・、スポーツみたいなダンス。

向井おにいさん:スポーツみたいなダンス?

金井先生:体操みたいなの?

― チアとバレエを習ってるんだけど・・・。

向井おにいさん:あ、バレエか。

― チアも。

金井先生:チア? チアリーダーのチア?

― うん。

金井先生:すごおい。それは楽しいですね。じゃあもう、みんなで一緒にやるなんていうのも慣れてますね、きっと習い事でね。

― うん。

金井先生:じゃあ算数とチアとダンスは大丈夫。不安なことはありますか?

― うーん、不安なことは特にない。

向井おにいさん:いいよ! そのままでいいと思います。

金井先生:ほんとですね、すごくいいことですよ。まわりの人がもし不安でも、はるかさんと話していれば不安じゃない気持ちが伝わるから、みんなにとってもはるかさんが不安じゃないことはいいなって思いました。

向井おにいさん:はるかちゃん、4月から小学生になって「こんな楽しかったことがあった」とか、「ちょっとこんな嫌なことあったんですけど」っていうことがあったら、またぜひここに送ってきてくれますか。

― はい。

向井おにいさん:ありがとう!

(回答者プロフィール)金井真紀さん。文筆家でイラストも手がけています。「おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った 世界ことわざ紀行」(岩波書店)、「聞き書き 世界のサッカー民 スタジアムに転がる愛と差別と移民のはなし」(カンゼン)、「日本に住んでる世界の人」(大和書房)、「パリのすてきなおじさん」(柏書房)、「マル農のひと」(左右社)など、面白そうな人を訪ねて書いた本がたくさんあります。

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