今年のフジロックに出演!メロウな音が魅力の『サンセット・ローラーコースター』

『月見ル君想フ』のオーナー・寺尾ブッダ

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)

音楽プロデューサー, CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなどなど、様々なジャンルな方々が毎日日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。4月10日(水)のオンエアでは、海外の音楽事情に迫ります。

登場してくれたのは青山のライブハウス『月見ル君想フ』のオーナー、寺尾ブッダさん。
台湾の音楽シーンに精通していて、日本と台湾を行き来している寺尾さんが紹介してくれたのは『落日飛車(サンセット・ローラーコースター)』という、いま台湾でアツいアーティス。ト


■80’s~90’sのシティッポップの現代版

POPS・ROCK・HIPHOP・いろんなジャンルがある中、台湾で共通して流行っているのがちょっとレトロな音。80年代の日本のシティポップが一部では流行っていて、そんな懐かしさと新しさの両方の要素をもってるミュージシャンが特に人気なんだそう。

そんな80’s~90’sのシティッポップの現代版と言えるのが『落日飛車(サンセット・ローラーコースター)』

寺尾:80年代に世界で流行したAORというジャンルの音楽をやっているバンドで、台湾ではもちろん、世界中で人気が高まりつつあります。
あっこゴリラ:ライブはどんな感じなんですか?
寺尾:曲調はすごくメロウでゆったりしているのですが、台湾の人がライブに来てゆったり体を揺らして楽しむような感じです。
あっこゴリラ:いいですね〜! 日本の音楽シーンとも相性がいいですね。
寺尾:日本のシティポップと言われてる新しいバンドたちの音とかもこっちでは聴かれてます。今年はFUJI ROCKにも出演します。
あっこゴリラ:今、勢いがあるバンドですね。


■ロマンティックをとことん突き詰めたライブが魅力

寺尾:彼らの持つ音とか歌詞の世界観がメロウでロマンティックなんですよ。ロマンティックをとことん突き詰めたライブだったり音なので、世界中どこ行ってもみんな感じるところがあるのかなと思います。
あっこゴリラ:なるほど!

【オンエアはこちら】『Burgundy Red』落日飛車(サンセット・ローラーコースター)をradikoで聴く

あっこゴリラ:ロマンティック! 懐かしい! シンセの音が鳴った瞬間から世界観が違いますもんね。時空が歪むばりに。
寺尾:80年代のフレーバーがありつつ現代っぽさもあるバンドだと思います。

寺尾ブッダさんオーナーの青山のライブハウス『月見ル君想フ』にて『DSPS』という台北バンドの来日公演が5月9日(木)に決定。気になる方は是非チェックしてみて下さい。

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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「一生の思い出に残る体験」ができる海外フェスは?【特集】

フェスジャーナリスト・津田昌太朗

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、「一度は行ってみたい海外フェス特集」をお届け。

特集4日目となる4月11日(木)のオンエアでは、日本最大級のフェス情報サイト「Festival Life」の編集長を務める、フェスジャーナリストの津田昌太朗さんと電話を繋ぎ、おすすめの海外フェスを訊きました。

【1日目】アメリカ&イギリス編…Perfumeも参加するのは?
【2日目】アジア編…3時間で行けるフェスも
【3日目】スカパラ、海外フェスでオアシスにCDを渡そうとしたら…


■フェスの帰りの飛行機で辞表を

津田さんは、イギリスのグラストンベリー・フェスティバルに参加したことがきっかけで、会社を辞めてイギリスに移住したそうです。

あっこゴリラ:なぜ、イギリスに移住しようと思ったんですか?
津田:グラストンベリーはイギリスの大きな海外フェスで、フジロックのモデルにもなりました。友だちがたまたまチケットを取ってくれて行けることになったんです。当時50周年を迎えていたザ・ローリング・ストーンズのライブが出ていて、あまりにも衝撃が大きすぎて、日本に帰る飛行機の中で辞表を書きました。
あっこゴリラ:(笑)。
津田:日本のフェスは既に100回以上は参加してたけど、これ以上の衝撃はないだろうと。想像を超えてくる体験だったんです。それぞれのライブがすごいとか、ステージの装飾がすごいというのもあるけど、トータルの世界観がすごいんです。ひとつひとつの細かいところに心を撃ち抜かれてしまって、移住して海外のフェスを周ることを始めました。

津田さんが感じる海外フェスの魅力とは?

津田:海外に旅行すると、普通は観光地に行ったり、スポーツを観に行ったりすると思いますが、フェスに行くとファッションや音楽の流行など、その国のことが非常によくわかるんです。いろいろな国のことを知ることができるのが魅力です。


■フェスにハプニングはつきもの

津田さんが最もおすすめしたいフェスを訊きました。

津田:人生を変えてくれたグラストンベリーもおすすめですが、コーチェラ・フェスティバルも予想を超えてくるサプライズがありますね。ファッション関連のセレブや、一流のミュージシャンもお客さんとして来てます。アリアナ・グランデもお客さんとして来てたりして。やはりグラストンベリーやコーチェラなどのメジャーなフェスに行くと、一生の思い出に残る体験ができます。
あっこゴリラ:なるほど。逆に大変な目に遭ったことはありますか?
津田:基本的に海外のフェスは大変です(笑)。日本のフェスの場合は、シャトルバスが大体時間通りに来ますよね。海外のフェスはそんなことは起きません。けっこう適当です。マイナーなフェスになると、そもそもバスが来ません。
あっこゴリラ:(笑)。
津田:あとは、イギリスのワイト島フェスティバルは、船に乗って行かないといけないんです。夜にBECKのライブがあって、それに行こうと思っていたのに、昼の時点でチケットが売り切れたから、船に乗れないことになったんです。それで、みんな港でキャンプをしてました。日本では予想ができないようなハプニングが起きます。フェスはハプニングが起きると思って行ったほうが気持ちも楽です。


■まずはチケットを買うこと

最後に、海外のフェスに行きたくなった人のためのアドバイスをもらいました。

あっこゴリラ:初心者でも行きやすいフェスはどれですか?
津田:都市型のフェスですね。ニューヨークだとガバナーズ・ボール・ミュージック・フェスティバル、ロンドンだとフィールド・デイ・フェスティバル、スペインならプリマヴェーラ・サウンド。これらは、日本で言う代々木公園のようなところでフェスをやってます。行きたい国とか街があったら、その街で開催されているフェスを調べて行くのが初心者にはいいと思います。
あっこゴリラ:どんな準備をすればいいですか?
津田:一番はチケットを買って自分を追い込むこと(笑)。宿でも飛行機でも、チケットを買っちゃうと人間は動き出します。何もしないと「来年でいいか」っていうことになっちゃうんです。
あっこゴリラ:確かに。それぐらいまでしないと、休みをとる行動はしないかもしれませんね。

津田さんは、40ヶ国120以上のフェスを紹介した『THE WORLD FESTIVAL GUIDE - 海外音楽フェス完全ガイド』を4月24日(水)に発売します。こちらも手にとってみてください。

番組では、津田さんがセレクトしたBillie Eilishの『bad guy』をオンエア。「(Billie Eilishも出演する)コーチェラ・フェスティバルで聴きたい曲です」と紹介しました。

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時ー24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic

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