全国初の定額制モーニングが登場! 飲食業界で定額制サービスが増えている理由とは

全国初の定額制のモーニングを導入した名古屋市の飲食店が注目を集めています。広がりをみせる飲食業界での定額制。その人気の裏側に迫りました。

【4月18日(木)『STEP ONE』の「BEHIND THE SCENE」(ナビゲーター:サッシャ、増井なぎさ)】
http://radiko.jp/#!/ts/FMJ/20190418100855


■名古屋市ではお馴染み! モーニングを定額制に

定額制(サブスクリプション)ですぐに思い浮かぶものは動画配信や音楽配信のサービスです。最近では、洋服などが定額制で借りられるサービスも登場するなど、多様化しています。

そんななか、全国初の月額制モーニングを導入したのが、愛知県名古屋市東区にある「IZUMI-CAFE」。このカフェでは、月額料金4320円でコーヒーが飲み放題。朝7時から11時の時間帯だと、モーニングセットが無料で提供されます。

定額制モーニングをはじめた理由を、「IZUMI-CAFE」のオーナーに訊きました。

オーナー:東京都でも定額制サービスが登場していることを知り、それを名古屋市でも導入したいと考えました。近隣の方にたくさんご来店いただきたいと思い、このようなお得なシステムをはじめました。来店されるお客様は定額制モーニングについて興味を持っていただいた方がほとんどで、日に日に会員数が増えています。

「IZUMI-CAFE」のモーニング会員になり、30日間毎日通ったとすると、1日あたり144円。10回通えば月額料金のもとはとれるという料金設定になっています。


■店は定額制サービスで損をしないの?

東京都でも飲食業界の定額制サービスが増えています。その背景を、経営・マーケティングコンサルタントの新井庸志さんに訊きました。

サッシャ:実際に飲食業界の定額制サービスは増えていますか?
新井:ライフスタイルやファッション、自動車など、今まで多くの業界で定額制サービスは増えていました。ここ最近は飲食業界の定額制サービスもかなり増えてきています。
サッシャ:その理由は何でしょうか?
新井:大きく分けて3つの理由が考えられます。1つは消費者側の理由で、なるべく節約したいという人、特に若い人が増えていること。もう1つは企業側の理由で、昨今、売上を上げるのに苦労する企業が少なくないため、なるべく安定的な売上を得たいという考えからこのサービスに力を入れはじめました。最後の理由は、消費者と企業の関係の変化です。定額制サービスにすることによって、お店側と消費者側のコミュニケーションの頻度が多くなり、それによって消費者はお店のファンになったり、SNSで発信したりするなどして情報を広めてくれます。

飲食業界の定額制サービスを利用する消費者が店に毎日通っても、店側は大きな痛手にはならない、と新井さんは解説します。

新井:定額制サービスによって安定的に売り上げが得られることはもちろんですが、お店側の話によると、そのサービス以外のメニューもプラスで注文をしてくれるという効果があるそうです。

東京都では、コーヒーやアルコール、ラーメンやお肉、フレンチなど、さまざまな定額制サービスが広がっています。また、時間帯やメニューによって内容が変わる定額制サービスや、飲食店で余った食材で作った料理を提供する、地球にやさしい定額制サービスも登場するなど、多様化が進んでいます。

新井さんは、今後ますます飲食業界の定額制サービスが増えていくと予想します。

新井:これから日本の人口はどんどん減少していく一方で、消費者の趣味や嗜好は多様化している状況があります。そのため、企業が昔ほど効率よくお客さんを獲得することが難しくなっています。その状況のなか、頻度高く来店してくれるお客さんを常に確保することで、安定的な収入を得られることは非常にメリットがあり、今後も導入する企業がさらに増えていくと思います。また、消費者も常に安くて美味しいものを求める気持ちがあるので、企業側も消費者側の双方がこのスタイルをさらに求めていくと予想しています。

ますます多様化する定額制サービス、この機会に体験してみてはいかがでしょうか。

この番組をラジコで聴く
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。 


【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時−13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

タグ

笑福亭鶴瓶、突然の池乃めだかからの電話に感動「ありがたいことですよ」

4月28日に放送されたニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』の収録中、吉本新喜劇・池乃めだかから突然かかってきた電話に、鶴瓶が喜びをかみしめた。

笑福亭鶴瓶

この日の放送の中で、自身が出演する映画『あまろっく』の話題に触れようとしていたそのとき、鶴瓶の携帯電話が震えた。着信表示を見て「池乃めだかさんです」と明かした鶴瓶は電話を取り、「これ今、面白い状況でね。ギャラは払わないですけど、ラジオやってる時に電話がかかってきたんですよ、お兄さんから」と電話口で説明すると、めだかは笑いながら了承。「昨日な、家族で『あまろっく』観に行ってきて。いい映画やったからほんま感動して『明日連絡せな』と思って」と話しためだか。あまりにもタイミングのいい電話だった。

昨年2月に脳梗塞で入院し、手術を受けて以来、左半身の痺れと痛みを感じながらも現役で舞台に立ち続けているめだか。「当たり前すぎるコメントやけど……」としつつも、鶴瓶のことを“誇り”だと言いあらわした。

「俺が勝手に思ってるんやけど、友達がな、……会社も違うけどいつからか仲良くなって、いろんな面白いこともあったけどやな、そんな鶴瓶ちゃんがな、あんなええ映画に出てるんがね……」と語った。

笑福亭鶴瓶、上柳昌彦

「ありがたいことですよ」……めだかが“友達”“誇り”と表現してくれたことをうれしそうに、一言一言を噛み締めて聞いていた鶴瓶であった。

radikoのタイムフリーを聴く

Facebook

ページトップへ