Unknöwn Kun、初の全国流通盤『Whö Is Me?』は「やりきれない思いも吹き飛ばす1枚」

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。10月3日(木)のオンエアでは、Unknöwn Kunの『Human A』をピックアップ!


■気になる名前の由来とは?

「Unknown(アンノウン)」という名前だけあって、なかなかその正体が謎のベールに包まれているUnknöwn Kun。YouTubeなど、ネットを中心に楽曲を配信しているシンガーソングライターである。10/2(水)に、初のフィジカルCD『Whö Is Me?』を全国リリースした。そこに収録されている『Human A』がJ-WAVE SONAR TRAXに選出。もともとどんなキッカケで音楽の道へと進んでいったのだろうか。

Unknöwn Kun:中学生の頃からHIP-HOPが好きで、よくノートに自作の歌詞を書いていたりしました。本格的に音楽を始めたのは、高校のときに軽音楽部に入部してからです。最初はコピーをしていたのですが、それより自分で作ったものを発表したいという思いが強く、すぐに作曲を始めました。もともとはバンドをしていて、GREEN DAYやELLEGARDENが好きで、それに最近のEDMやHIO-HOPのような音楽を合わせたらどうなるのか、というチャンレンジ精神で今は作曲しています。

Unknöwn Kunという名前の由来は?

Unknöwn Kun:Unknöwn Kun(アンノウンクン)という名前の由来は、SNSでユーザー名を入力しないときにUnknownという表示が出て、そのまま名前にしてしまおうと思って、"クン"を付けてたらかわいい雰囲気になったのでUnknöwn Kunに決まりました。


■通勤や通学の時に聴いてほしい1枚

初の全国流通盤『Whö Is Me?』は、どんな一枚なのか。

Unknöwn Kun:通勤や通学の時に聴いてほしい1枚です。やりきれない思いも吹き飛ばすような、疾走感のある曲が多く入っています。ノリのいい曲も多く、歌詞も英語なので、最初はメロディーを聴いてほしいです。気に入った曲があれば、ぜひ歌詞も見てください。サウンドは、リスナーの方がイヤホンで聴くことを意識して、サウンドメイクしています。

さらに、今回SONAR TRAXとなっている『Human A』についても伺った。

Unknöwn Kun:『Human A』は、人間が当たり前につけている"名前"という概念が、「他の生き物にとっては意味のあるものなのか?」ということを書いた曲です。人間以外の生き物の死を、人間目線で書いています。

【Unknöwn Kun『Human A』を聴く】

曲を聴いたあっこゴリラは「ご本人が言っていたように、最初の入りのエモい感じとかELLEGARDENっぽい感じありますよね。でも最近のEDMな感じもあるし、このバランス感すごくないですか。ほんといい感じに混ざってますよね。センスめっちゃいいですね」と絶賛した。

今後の活動について、Unknöwn Kunは「ゼロからものを作るのが好きなので、また新しい曲を作ります。いつかは、自分の描いた絵本や、曲を題材にした映画を作ってみたいと思っています」とコメントした。SONAR TRAXに選ばれた『Human A』、そして初の全国流通盤CD『Whö Is Me?』をぜひチェックしてみてほしい。

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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世界でもバレエ人口の多い日本

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に白鳥バレエのプリマバレリーナ、白鳥五十鈴が出演。白鳥バレエで教えていること、また11月に上演される『平家物語』について語った。

『白鳥の湖』(バレエ-Wikipediaより)

黒木)今週のゲストは鹿児島を拠点に活動されている白鳥バレエ、プリマバレリーナの白鳥五十鈴さんです。表舞台で活躍されているのはもちろんですが、未来のバレリーナも育てていらっしゃると思います。現在は何人くらいいらっしゃるのですか?

白鳥)いまは4歳から70代まで、いろいろな年齢層の方がバレエに触れてくださっています。舞台でバレエダンサーになりたいという人もいれば、長く健康な体を保ちたいということで始められる方もいます。外部の生徒さんを含めて、150~160人でしょうか。いま鹿児島全域で研究所ができています。世界で見ても、日本はバレエ人口が多いらしいです。

黒木)日本が。そうなのですね。

白鳥)アマチュアの世界が盛んだということだと思います。ヨーロッパではプロになると生活も安定して、国で擁護されているのですが、それ以外の人たちは逆に、特別な世界だということでバレエを始めることはないようです。

黒木)バレリーナの育成など、プロを目指さない方にもバレエを教えていらっしゃる。あとはどういうことをなさっているのですか?

白鳥)フランスが舞台の『ジゼル』という作品をやるときに、バレエが盛んになった時代のフランス料理をいただきながら、バレエの歴史、背景を知ってもらうというワークショップを開いています。お友達の発表会で子どもたちのバレエは観るけれども、それ以上は興味を持ったことがないという方がいらっしゃるので。

黒木)11月に上演される『平家物語』は、団員の方々とゲストの方で構成されているのですか?

白鳥)そうです。

黒木)団員の方のなかでも、プロを目指す方ですか?

白鳥)社会人で仕事を持ちながら、ライフワークとしてバレエに関わっている人も多いです。

黒木)いろいろなバレエ団からゲストをお呼びになるのですか?

白鳥)いろいろなバレエ団で活躍している方の力をお借りしています。

黒木)今回はどなたですか?

白鳥)東京バレエ団のプリンシパルを長年やられていた、高岸直樹さんです。巨匠であるモーリス・ベジャールの作品『ザ・カブキ』という大作があるのですが、その作品で世界公演をして、日本の男性舞踊師のなかでは代表のバレエダンサーとして認識されています。今回『平家物語』で挑んでいただく清盛役は、プリンシパルとしては個性的な役で、演技的に頑張ってくださるのですごく嬉しいです。日本のものは女性が長い黒髪で、十二単を着て女性のしとやかさを表しますが、着てしまうと動けないので、その雰囲気を出せる衣装を研究して薄物でつくっています。布の重なっている感じを出しても、体のラインが見えないと表現が伝わらないので。

白鳥五十鈴(しらとり・いすず)/白鳥バレエ プリマバレリーナ

■白鳥バレエ主宰の母・白鳥みなみに師事。4歳からバレエをはじめる。
■高校卒業後、文学座演劇研究所に入所。女優として映画や舞台に出演。
■2000年、ロシアバレエフェスティバル「ロミオとジュリエット」に出演。バレエの感性と女優としての磨かれた演技力で一躍注目を集める。
■2009年、白鳥バレエ創立60周年を記念したオリジナル作品「平家物語」公演。母・白鳥みなみのファイナルステージ。白鳥五十鈴の襲名公演となった。
■地域文化振興のための芸術鑑賞事業、バレエ、ワークショップ、講演など、バレエの創造と普及のための活動に従事。
■2019年11月に創立70周年の記念公演「平家物語」が決定。全幕上演は2009年以来10年ぶり。白鳥五十鈴は平清盛の娘・徳子を演じる。※11月30日「鹿児島市民文化ホール」で上演。

ENEOSプレゼンツ あさナビ(10月16日放送分より)
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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