LiSA、新たなスタートを意識したアルバムを語る。冬におすすめのレシピも

LiSAが、ニューアルバム『LANDER』に込めた思いを明かした。

LiSAが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)。11月22日(火)のオンエア内容をテキストで紹介する。

新たなスタートを意識してアルバムを制作

LiSAは11月16日、2年ぶりとなるフルアルバム『LANDER』をリリースした。アルバム制作にあたり、LiSAは特別な思いを込めたという。

LiSA:前回のアルバム『LEO-NiNE』と一緒にシングル『炎』をリリースしたんですけど、そこからいろんな景色を見させてもらったんですね。すごく幅広い楽曲が増えた2年間だったと感じています。それと同時に、私自身が10周年を終えたあとだったので、駆け抜けた先に新しい景色にたどり着けた意味も込めて着陸船(LANDER)、新しいプラネットにたどり着いたアルバムを作りました。

サッシャ:いいですね。第2章に突入みたいな感じですかね?

LiSA:そうですね。次の10年に向かって走っていきたいなと思います。

『LANDER』の初回生産限定盤には、64ページにおよぶフォトブックが同梱されている。

サッシャ:めっちゃ豪華なブックレットが付いていて、この写真集だけでも買う価値がありますね。

LiSA:そう。プラネットを作ってもらったんですよ。新しい惑星に行きました(笑)。『LANDER』の取材だったりファンの方から「プラネットってどんな星なの?」って聞かれるんですけど、フォトブックを見ていただきたいです。こんな星です!

サッシャ:ブックレットにある星がLiSAさんが思うプラネットだと。

ノイハウス:写真を見て曲を聴くと感じ方も変わるかもしれないですね。

LiSA:新しい惑星で開拓していくんだなってイメージしてもらえるといいなと思います。

アルバム収録曲の『往け』はYOASOBIのAyaseが作曲を手がけている。

LiSA:『ソードアート・オンライン』という、私が長くたくさん楽曲をやらせてもらっているシリーズの映画の楽曲です。主人公が女性の戦士だったので、繊細なメロディを書く方がいいなと思ってAyaseさんにしました。Ayaseさんも『ソードアート・オンライン』をすごく好きでいてくださっていて、作品をイメージしながら一緒に制作してくださいました。

サッシャ:他にも、a flood of circleの佐々木亮介さんとか伊澤一葉さんといった豪華な方たちとコラボをしています。初回生産限定盤AにはミュージックビデオのBlu-rayが付いているんですよね。

LiSA:14曲中10曲もミュージックビデオがあります(笑)。画と一緒に観てもらうと全然違う楽曲の楽しみ方になると思うし、ライブをするとまた全然違う景色になっていくと思うので、まずはミュージックビデオで楽しんでもらえるといいなと思います。

サッシャ:アルバムにはご自身で作られているものもあるんですよね。アルバムですから自分で曲を書いて届けたいという思いがあった?

LiSA:そうですね。『NEW ME』という楽曲は私が先に音源を作って、11年目をどんな風に始めていこうかなって気持ちをメロディにしたら、編曲の方が……。

サッシャ:とんでもない数の編曲者がいますね!?

LiSA:あはは(笑)。はい。

ノイハウス:7名!

LiSA:バンドのライブメンバーが音を重ねていってくれました。1人で始まったストーリーにどんどんいろんな音が重なってみんなと一緒に作った楽曲なので、まさに私の11年のようだなと思いました。

サッシャ:ライブで一緒に汗をかいているメンバーだからこそのアレンジなんですね。

LiSA:はい。ライブをイメージして制作してくれました。

サッシャ:『NEW ME』はアルバムのラスト曲ですね。どんな惑星に降り立ってどう進んでいくのかってことへの答えにもなっているんですね。

冬にぴったりのおすすめレシピを紹介

「MUSIC+1」のコーナーでは、料理好きのLiSAがおすすめのレシピを紹介した。

ノイハウス:最近ハマっている料理があるそうですね?

LiSA:お友だちに教えてもらったのですが、カリフラワーにチーズとオリーブオイルをかけてオーブンで焼き、トリュフ塩で食べます。

サッシャ:トリュフ塩、一時期ハマりました。かけるだけですべてが高級な味になるんだよね。

LiSA:しかも、そんなにたくさんかけないじゃないですか。少量ですごく味がするのでお得なんですよ。

ノイハウス:カリフラワーもおいしいですよね。

LiSA:私はカリフラワーって少しパサパサしているイメージだったので、どちらかと言えばブロッコリーのが好きだったんですね。だけど、カリフラワーをしっかり15分茹でて調理すれば「お芋かな?」ってぐらいホクホクなんですよ。

サッシャ:そんな感じになるんだ!?

LiSA:おいしくってすごくハマっています。しかも、1房ですごくお腹いっぱいになります。

サッシャ:糖質オフにしたいときも便利ですね。

ノイハウス:これからは寒くなってくるから温かいメニューも増えそうですね。

LiSA:そうですね。あと、私は豚汁と、材料がだいだい同じなので肉じゃがも一緒に作ります(笑)。

サッシャ:一石二鳥! 大事です。

LiSAの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
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日銀 金融政策決定会合 金融政策維持を決定 日銀が利上げをしない理由を金子勝氏に聞いた。

4月26日の大竹まことゴールデンラジオは、大竹まことがコロナウイルス陽性のためお休み。「日銀 金融政策決定会合で金融政策維持を決定した」ニュースを取り上げ、金子勝と青木理がコメントした。

円安が加速する中、日銀はきょうまで2日間、金融政策決定会合を開き、いまの金融政策を維持することを決めた。

先月、マイナス金利政策を解除し、政策目標としている短期の市場金利を0%から0.1%程度で推移するよう促すとしましたが、これを据え置く形となった。

このニュースを受けて、金子勝と青木理が次のように語った。

金子「マイナス金利を解除するというときに150円を突破した。岸田さんが訪米する時に「利上げもありです」という植田総裁の発言があったけど、その時に154円までいった。投資家にしてみたら、(マイナス金利解除を)やってみろって感じだよね。見透かされてる」

青木「我々にもわかりやすく解説すると、何を見透かされてるんですか?」

金子「やれというのは、できねぇだろということ」

青木「要するに、日銀が金融政策決定会合を開いて、利上げ」

金子「もっとはっきり言えば、口先で介入しているのがバレバレな感じ」

太田アナ「政府がそうしているということですね」

金子「そう。口先で利上げするとかいって、そんなことにつられて円安をやめて円高に振れるなんてことはできるわけがない。どうせ嘘なんだからとこういう感じ」

青木「もう少し基礎的なところから振り返ると、日米に金利差があってアメリカは金利が高くて日本はゼロじゃないですか。だから当然円を売ってドルを買うという風になっていますよね。ドルを買ったら利子が付くわけだから。どうも、最近のアメリカの経済状況が利上げしても頭打ちにならずに堅調なものだから、どんどんドルを買って円を売るという動きが続いているんだけれど、その中で日本は利上げができないことが見透かされていて口先で介入する介入すると言っているだけ。ということが見透かされているということですね」

金子「そういうこと。で、アメリカは僕はもう少し金利が高止まりしたら住宅価格が落ちるんじゃないかと思ってたわけ。ところが商業不動産は落ちているけど、普通の住宅は建設資材の価格も上がっているから住宅自体の値段がそこまで下がらなかった。下がらないとどういうことが起きるかというと、これはアメリカ特有だけど、住宅ローンを住宅価格が上がれば借り換えできる。それで消費している。だから、消費がなかなか落ちない。そうすると思ったほど利上げの効果がなくて、消費が抑えきれず消費者物価指数が高止まりしている」

青木「だから、アメリカもなかなか利下げできないとなると、当然ドルの利率は高いまま」

金子「FRBというアメリカの連邦準備銀行にとっても、実は利下げをしたい面もある。利上げをするとFRBの中にある準備預金、日本で言う当座預金が金利5%だと利払いしないといけなくてFRBにとっても赤字なんだよ。だから利下げはしたい。ただできない状況になってる」

青木「アメリカは利下げがしたいけど、日本は逆の状況ということですよね。利上げしたいけど、利上げした日には日銀が持っている国債の利払いが増加するから」

金子「ただ、今じわじわと来ているのは、株価が落ちているでしょ。だから含み益が落ちている。あと、当座預金のマイナス金利をやめたので、当座預金の金利の今までのマイナス金利分が無くなってくると金利の支払いが増えてくる。この状況で利上げをするとFRB同様、日銀も赤字になる可能性が出てくる。上げられないという意味では同じだけど追い込まれてはいる」

青木「ということは、今回の会議で現状維持にしたのは現状維持にせざるを得ない背景があるということですね」

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