アイナ・ジ・エンド「途中で諦めてしまう」10代の相談にSUPER BEAVERの楽曲で「喝」

アイナ・ジ・エンドがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! アイナLOCKS!」。11月28日(火)の放送では、ディレクター卓に座り、リスナーの相談に乗りながらおすすめの楽曲を紹介しました。



◆リスナーの相談

私は「自分でやる」と決めたことなのに、途中で諦めてしまいそうになります。そんなとき、アイナ先生はどうしますか。(18歳)

◆「覚悟を決めよう!」

アイナ:うーん、思うんだけど……それって“決めたこと”じゃないんじゃないかな。「そうなったらいいな~」と思ってるだけだから、諦めちゃうんじゃないかな、って思うんですよね。

私も、毎日カフェラテ飲んでるから「やめよう!」とよく思うんだけど、次の日には気づいたら豆を挽いてますからね(笑)。「やめれたらいいな~」、「カフェイン中毒抜けれたらいいな~」って思ってるだけなんですよね。本当に心から決めたら、自然にやめられたり、自然に諦めないものだと思います。こんな自分ですけども、何度かそういう経験がありますもんで……。

なので、「覚悟を決めよう!」。うん、覚悟です! あなたに必要なのは「覚悟」ということで、(曲で)喝を入れますッ!

――ここで、SUPER BEAVER「決心」をオンエア

アイナ:私、この曲すごく大好きです! 自分自身奮い立たせられるような曲です! (リスナーに)おすすめなのは、「腹を決めなきゃいけない瞬間があるのさ」という歌詞ね。ピッタリだなと思います。なんか……決まらんときがあったら、よかったらSUPER BEAVERに助けを借りちゃおう~!

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11月28日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年12月6日(水)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/
SCHOOL OF LOCK!
放送局:TOKYO FM
放送日時:2023年11月28日 火曜日 22時00分~23時55分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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若き女性教師の悪夢のような極限心理をあぶり出す 『ありふれた教室』

ニッポン放送「ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町」(日曜朝5時~)で、おススメの最新映画をご紹介しているコーナー『サンデー早起キネマ』。5月12日は、衝撃の映画体験が味わえる3本をご紹介しました。

その1本は、ドイツから届いた、若き女性教師の悪夢のような極限心理をあぶり出したサスペンス・スリラー『ありふれた教室』。

『ありふれた教室』  (C)ifProductions_JudithKaufmann

ポーランド系ドイツ人女性のカーラは、仕事熱心で責任感が強い若手教師。新たに赴任した中学校では1年生のクラスを受け持ち、同僚や生徒の信頼を獲得しつつありました。

そんなある日、校内で相次ぐ盗難事件の犯人として、カーラの教え子が疑われることに。問題があれば徹底的に調査する“不寛容方式”を掲げる校長らの強引なやり方に反発したカーラは、独自の犯人捜しを始めます。すると、カーラが職員室に仕掛けた隠し撮りの動画には、ある人物が盗みを働く瞬間が記録されていたのです。

やがて、盗難事件をめぐるカーラや学校側の対応は噂となって広まり、保護者の猛烈な批判、生徒たちの反乱を招き、同僚教師とも対立。カーラは、後戻りできない孤立無援の窮地に陥っていくのです……。

『ありふれた教室』  (C)ifProductions_JudithKaufmann

監督は、この作品が長編4作目にして日本劇場初公開となるイルケル・チャタク。誰にとっても馴染み深い学校という場所を“現代社会の縮図”に見立て、正義や真実の曖昧さをサスペンスフルに描ききりました。

教員のなり手不足や過酷な長時間労働、モンスター・ペアレンツなどの問題がしばしば報じられる日本社会とも無縁ではありません。

『ありふれた教室』  (C)ifProductions_JudithKaufmann

英語のタイトルは、『The Teachers’ Lounge』=職員室ですが、『ありふれた教室』という日本語のタイトルが、本当に“言い得て妙”なんです。この作品が、世界中の学校だけでなく、あらゆるコミュニティーで、いつ起きても不思議ではない“今そこにある脅威”をあぶり出しているからなのです。

まさしく“学校は社会の縮図”。どこででも起きそうな“ありふれた”こと、この作品に登場する人たちは、私たちの周りにもいる“ありふれた”人たちなのです。だから怖い!ちょっとした選択ミスで物事がどんどん悪い方向に転がっていってしまう……誰にでも起きそうな問題をどのように解決していくのか? 解決する方法はあるのか? その前にそもそも人は問題の根源にちゃんと向き合っているのか?……まで考えさせられます。

教師、生徒、保護者の間でふくれ上がった猜疑心が暴発し、 正義や真実をのみ込んでいく衝撃的なストーリー展開! 圧巻のエンディングにも打ち震える破格の映画体験を是非、劇場の大スクリーンで。

『ありふれた教室』  (C)ifProductions_JudithKaufmann

『ありふれた教室』
5月17日(金)新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほか全国公開監督・脚本:イルケル・チャタク
出演:レオニー・ベネシュ(『ペルシャン・レッスン 戦場の教室』『白いリボン』)、レオナルト・シュテットニッシュ、エーファ・レーバウ、ミヒャエル・クラマー、ラファエル・シュタホヴィアク
2022年/ドイツ/ドイツ語/99分/スタンダード/5.1ch/原題: Das Lehrerzimmer /英題: The Teachers’ Lounge /日本語字幕:吉川美奈子/提供:キングレコード、ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム/G

(C)ifProductions_JudithKaufmann

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