可愛いワンちゃんたちの表情がいっぱい…ペットの命の大切さを子どもに伝える「保護犬のわんこかるた」

可愛いワンちゃんのかるた

街で話題になっている新商品や便利なアイテムを紹介するHBCラジオ『朝刊さくらい』(月‐金 午前 6:30~9:00)のコーナー「ネクストフォーカス」。 3/26(火)の放送回から、ワンちゃん好きにはたまらない玩具「保護犬の わんこかるた」をご紹介します。

ワンちゃんたちの楽しい表情や可愛い表情、そして笑える表情の写真がいっぱいプリントされている「保護犬の わんこかるた」。犬好きには、たまらないアイテムです。たとえば、ひらがなの「あ」の絵札には、あくびをしているワンちゃんの表情が描かれていて、読み札は「あくびして 声が出ちゃうの きなこちゃん」と書かれている具合です。

なんともキュートな“かるた”ですが、気になるのが玩具の名称についている“保護犬”という言葉。保護犬とは、飼い主に捨てられたり、迷子になって飼い主が居ない状態になってしまったりして、動物愛護センターや動物愛護団体などの施設に一時的に保護されている犬のことを指すのだそうです。

実は、この商品は子どもたちに、かるた遊びを通して、保護犬の現状や命の大切さを知ってもらいたいとの思いから作られたもの。保護犬の里親700人が作った「保護犬のわんこプロジェクト」が販売しています。

ここに載っているのは、今は、飼い主が見つかって、幸せに暮らしているワンちゃんたち。このかるたには、子どもたちに「安易に犬を飼ったり、無責任に捨てたりしないでね」という里親たちの願いが込められているのです。

かるたを手に取った『朝刊さくらい』の桜井宏アナウンサーは、「全部の(かるたの)犬の写真を見たくなる」と目尻を下げます。佐藤彩アナウンサーも「ワンちゃんたちが、どうしてこういう表情になったのか?付属の飼い主さんのメッセージを読むのも楽しい」と話しています。

『保護犬のわんこ かるた』の価格は、税込み1,400円。保護犬のわんこプロジェクトのホームページから購入できます。

環境省の調査によると、2018年度に殺処分された犬の数は8,362頭。その数は10年前に比べて10分の1以下ですが、それでもまだ、毎年1万頭近い数のワンちゃんの命が失われています。保護犬のわんこプロジェクトは、一般の人たちが犬を飼う時は、「まず保護犬の中から選ぼう」と思ってくれる世の中を目指して活動を続けています。かるたの売り上げの一部は、プロジェクトの活動費に使われます。

朝刊さくらい
放送局:HBCラジオ
放送日時:毎週月曜~金曜 6時30分~9時00分
出演者:桜井宏 佐藤彩(HBCアナウンサー)
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