radiko news

茨城放送アナウンサー菊地真衣がお送りする『菊地真衣のこんなんで、いいのかYO⁉』。毎週火曜日20時からの大人気番組です。茨城県だけでなく、全国からメッセージが届きます。毎年恒例の「YO怪ばなし」。普通のお便りをただひたすら怖く読むだけの怪奇な1時間です。稲川淳二さんを思わせるような独特なテンポと声のテンションで番組が展開されました。

菊地アナ「『菊地真衣のこんなんで、いいのかYO⁉』、今夜は、真夏の怖いYOで怖くないYOな『YO怪ばなしスペシャル』をお届けします。」

「YO怪ばなし」

普通のお便りを怖く読むだけのコーナー、「YO怪ばなし」の特別版をお送りしました。事前にリスナーからオチのあるごく普通のお便りを募集し、1時間かけて紹介しました。

菊地アナ「番組の所々に、私自身が体験した怖いYOで怖くないYOなお話を入れてお届けしてまいります。それでは、『菊地真衣のこんなんで、いいのかYO⁉』真夏の怖いようで怖くないような『YO怪話スペシャル』を始めてまいりましょう。」

菊地アナ「それでは早速参りましょう。」

それは今年の7月猛暑かだというのに肌寒い日の出来事でした。普段ならリアルタイムで真衣さんの番組を拝聴しているのですが、その日に限って聴くことができずに、深夜にRadikoのタイムフリーで番組を聴くことになりました。真衣さんがフリートークをしている途中に“ピー”という音がして、トークが一部聞こえない。『おかしいなー、おかしいなー。なんでだろう？』。その時、前にもタイムフリーで一部聞こえないことがあった。『そうだ、不適切な発言があると編集されるんだ！』。しかし、真衣さんに限って不適切発言なんてありえないはずだと考えていると、また“ピー”という音が。その後もだんだん短いスパンでピー音が入る。どうしてしまったんだ。『神様、この迷える子羊や子ヤギをお救いください。』。私は心から叫んで神様にお願いすると、突然音声が止まってしまいました。／リスナーからのメッセージ

（オチ）なんとこの“ピー”音は、Bluetoothイヤフォンの充電が切れる音だったということです。このメッセージを受けて菊地アナ、

菊地アナ「番組で不適切発言をした場合は、生放送なので垂れ流しになります。後に、タイムフリーの場合は、配信が停止になる可能性が高いです…。」

天井から聴こえる音の正体は…

番組の随所で紹介される菊地アナが実際に体験したYO怪ばなし。最初に紹介されたのは、菊地アナが遅番勤務の時に聴いた謎の音についてでした。

菊地アナ「ある夜、いつものように遅番の仕事を終え、レコード室を消灯して部屋を出ようとした時、『パタパタパタ…パタパタパタ…』と乾いたような、湿ったような音が聞こえた。まるで子供が裸足で廊下を走るような、そんな音だった。遅番ということもあり私以外に社員は残っていないはずだ。『誰かまだいるんですか？』…返答はない。ただの聞き間違いかとも思い部屋を出ようとするとまた『パタパタパタ…パタパタパタ』と音がした。どうやら部屋の奥から聞こえる。恐る恐る音の方へ行くと音が天井から聞こえていた。上を見上げると…。」

レコード室のエアコンについている板がパタパタと風ではためく音だったとのこと。これは直したほうがいいのでは…？

菊地アナが「#いいのかyo」を見るときは…

菊地アナ「ここで、『#いいのかYO』でつぶやかれている皆さんのメッセージをご紹介していきましょう。」

だんだん地がでてきた／リスナーのツイート

菊地アナ「これはまずいです。とてもまずい。私が焦っている証拠です。地が出てきてしまっているということは、何とかこの（番組の）尺を埋めねばならずと焦っているからかもしれません。」

菊地アナ「きっとこのラジオを聴いている人も、YouTubeライブをご覧になっている方もわからないであろう、スタジオの異変を私は感じています。どういう異変か皆様に詳細にご説明しますと、普段ですとこの時間決して消えることがない廊下の電気が、消えています。そして、マスター側、調整室側の（ミキサーの）おりょうどんがいるその部屋も、暗くなっています。でもかろうじて手元は見えるように頭の上のライトだけはついています…。」

情景描写まで初めてた菊地アナに「時間稼ぎをはじめたな…（笑）」とおりょうどん。

セロファンで雰囲気を演出

菊地アナ「YouTubeライブご覧いただいている方には分かるかと思いますが、 今日はスタジオの様子が少し違うのにお気づきでしょうか。赤いよ黒いような、そんな色をしているんですが。ネタバラシしてしまいましょう。これは赤と緑のセロファンをカメラの所につけて色を変えてあります。」

ついにエンディング！

番組のエンディングテーマが始まるとほっとした様子でいつものテンションでトークを展開する菊地アナ。

菊地アナ「ということで！お届けしてまいりました、『こんなんで、いいのかYO!?』。いきなりこのテンションに戻るのもね、なかなかですけど。今日はちゃんとこのスタジオの仕様に合わせて私も目の下にアイシャドウでクマをかきいれてあるんです。」

菊地アナ「この姿でオフィスを行ったり来たりしていて、みんな目を合わせないようにしてるのがよく分かるんだよ。えっとね、マスクの下にもちょっと小細工をしてるんですけれども、まあ気になった方はこの放送終了後、YouTubeLiveを最後までご覧いただければわかるかと思います。別に楽しみにしなくてもいいやつですけどね（笑）。」

実はこのスタイルで1時間やりきれるか終始不安だったという菊地アナ。TwitterもメールもYouTubeLiveも盛り上がっていたことを放送後に知りほっとしたようです。夏のYO怪話は1年に1度この時期にやってきます。来年も、きっと、放送されるでしょう…。

※該当回の聴取期間は終了しました。