ファンの愛で「進化を止めた」?楽器、ギターの世界

写真左からBENI、Duran (g)、能勢海太(クロサワ楽器) ©InterFM897

月変わりで、その道のエキスパートと共に世の中に溢れる気になるトピックを深掘りしていくInterFM897『BARK in STYLe presents DAYDREAMERS』(毎週金曜日放送 DJ: BENI)。8月、BENIと一緒にお話してくれるのはDuran (g)。B'z、稲葉浩志、EXILE ATSUSHI、スガシカオ等のアーティストをサポート、個人の活動としては去年メジャーデビューしました。さらに、8月のトピック「ギターの世界」を深掘りする為、クロサワ楽器から能勢さんに来ていただきました。

ファンの愛によって進化を止めた楽器、それがギター

BENI:私は前に一緒にライブをやって。

Duran:そうですね。2回だけアコースティックのライブで弾かせていただいて。

BENI:ゆっくりお話しできるのは嬉しいです。

Duran:なんだかちょっと自分的には照れます。

BENI:ご活躍はいつも見てます。B'z、稲葉浩志さん、EXILE ATSUSHIさん、スガシカオさんなどのアーティストをサポートをされたり、個人の活動としては去年にメジャーデビューされて。素晴らしいです。

Duran:運が良くて。 去年まではずっとバンドをやってきたんですけど、解散になってしまったので自分の音楽はやっていきたいなと。その流れでソロデビューになりました。

BENI:なるほど。今月のトピックは「ギターの世界」ということなんですけど、ギター歴は?

Duran:ギターを持ったのは13歳なんで結構やってますね。うちのオヤジがミュージシャンだったこともあるんでその影響で。 オヤジの影響でジミヘン(Jimi Hendrix)を聴いていたのでそのあたりを弾いていました。運が良かったです。

BENI:私もアコギは練習してるんですけど、そろそろエレキも弾きたいなと思っていて。色々と教えてください!今日はギターの世界を深堀りするためにスペシャリストをお迎えしてるんです。1957年創業の日本最大級の楽器店、クロサワ楽器から能勢さんです!

能勢:よろしくお願いします。

BENI:私は4年前にアコギを欲しいと思って渋谷のクロサワ楽器さんに色々トライしに行かせていただきました。

Duran:オレは渋谷でライブやるとき近いところにあるので、小物買ったりとか立ち寄らせてもらってます。

能勢:ありがとうございます。

BENI:今日はまずベーシックなところから聞きたいんですけど、ギターの種類ってたくさんあるじゃないですか。でも意外にパッとわからなくて。

能勢:一番有名なのは、Duranさんも持ってらっしゃるエレキギター。あとはアコースティックギターですね。でも、16世紀ぐらいにクラシックギターから始まってます。羊の腸を細くして弦にしたと言われていますね。そこから地方によって形が変わっていって何百種類にもなっていってます。すべてヴァイオリンの偽物というか、亜流として改革されていったものだと思います。

BENI:なるほど。アコースティックは弾くと実際に音が鳴る「箱鳴り」をするわけですが、エレキギターってどうやって音が鳴ってるんですか?

能勢:エレキの場合、音が鳴らない分、マイクがついてるんですね。ピックアップっていうんですけど。それが鉄の弦の振動を伝って音を出してくれると。このピックアップの発音方法は60数年前に発明されてからあまり進化してないんです。進化することをギターファンは嫌っているんですね。ずっとその形のままきてます。

BENI:ほかの部分でギターが進化したところはありますか?

能勢:実は楽器屋としてはタブーなんですけど、ギターっていうのはあまり進化していない楽器かもしれません。ギターヒーローたちが一度完成させてしまって、そこから形を変えようと色んなメーカーが提案するんですけど、なかなか受け入れられないんです。今Duranさんが持ってるのも私が持ってるのも、ストラトキャスターというタイプのギターですが、これも1954年に発売されたものですけども、それ以降ずっとこのモデルのまま愛され続けている。本来革新的なものだったはずのギターが、すごく保守的に愛されているんです。

BENI:うーん、なるほど。Duranは、このタイプが初めて買ったギター?

Duran:いや、全然違う形のギターでした。もともとはハードロックとかメタルとかで使うような尖った形のギターを持ってたんだけど、ブルースとかも好きになったときにやっぱりストラト(キャスター)使ってる人が多くて。今は一番しっくりきてます。これはBLACK CLOUDといって工房が長野の松本にあって。日本製なんです。NAMM Showっていうアメリカの楽器のお祭りがあるんですけど、そこに行ったときに出店してて知り合ったんですけど、すごくいいんですよね。オリジナルで作ってもらってます。自分の体に合うように、普通のストラトより少し小さめで。

BENI:自分の体の大きさに合わないけど音はこっちのほうが好き、とかいう場合はもうそうやってオリジナルで作るしかないんですかね?

能勢:日本人の男の子はみんなその壁にぶつかりますね。やっぱり西洋人が作ったものなので。ただストラトは比較的ネックが薄くてその壁にぶつかりにくい。Fのコードも押さえやすいんです。レスポールという楽器はネックが太くて押さえにくく、挫折しやすいかもしれませんね。ただ私の場合なんかはストラップつけてかっこつけてジャカジャカ弾くってところから始めたんで、そういう人たちには壁は関係ないかもしれませんね(笑)

BENI:慣れるしかない!ってことですね。

BARK in STYLe presents DAYDREAMERS
放送局:interfm
放送日時:毎週金曜 15時44分~16時00分
出演者:BENI
番組ホームページ

メール: daydreamers@interfm.jp
ハッシュタグ: #dreamers897

※該当回の聴取期間は終了しました。

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吉田麻也“コーヒー”のこだわりを熱弁「家で挽いたエスプレッソを飲んでいます」

吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」(毎週土曜9:30~9:55)。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう!”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です! 4月20日(土)の放送では、コーヒーのこだわりについて語りました。


パーソナリティの吉田麻也


<リスナーからのメッセージ>
「私は今風のカフェには何度も行ったことがありますが、昔ながらの喫茶店に行ったことがありません。ただ、レトロな雰囲気が魅力的だと感じます。麻也さんは、昔ながらの喫茶店に行ったことがありますか?」

吉田:僕はどちらかというと純喫茶派です。そもそもコーヒーが好きで、なかでもドリップしたものではなく、エスプレッソとかイタリアンなコーヒーが好きですね。

アメリカは本当にスタバ(スターバックス コーヒー)だらけなんですよね。例えば、イギリスだとコスタコーヒーとか、いろいろなコーヒーチェーンが乱立しているんですけど、アメリカはほとんどスタバなんじゃないかな? あと“ロサンゼルスのコーヒーが高すぎる”という問題もあります。それこそ、大手チェーン店でカプチーノを飲むと、余裕で1,000円を超えます。

なので、僕は近所のファーマーズマーケットで「一番イタリアっぽいエスプレッソが飲める豆をください」と頼んで日本人の方が作っている豆を買い、家で挽いたエスプレッソを飲んでいます。

ただ先日、イタリアにいた頃に娘とクラスメイトだった子が、家族で僕の家に泊まりに来たんですよ。それで、初日に「コーヒーが飲みたい!」と言ったので、イタリアのエスプレッソとは違うけど、頑張ってイタリアに寄せて淹れたエスプレッソを提供したんですけど、その後、1回も「コーヒーを飲みたい」と言われなかったですね(苦笑)。イタリア人は厳しい!

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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:吉田麻也の切り替えて行こう!
放送日時:毎週土曜9:30~9:55
パーソナリティ:吉田麻也
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/kirikae/

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