The BirthdayのB面集リリース!「B面だけのツアーもできるなと思った」

The Birthday

InterFM897で月曜から金曜の午後に放送している『Ready Steady George!!』(DJs: George Williams, Shaula)。8月28日は、The Birthdayがゲストで登場!この日リリースされたB SIDE & RARE TRACK COMPILATION ALBUM「WATCH YOUR BLINDSIDE 2」について伺いました。

台湾でライブ、すごい楽しかった

George Williams(以下、George):2人はサマソニだったり、フェスけっこう出たと思うんですけどいかがでした?

チバユウスケ(以下、チバ):面白かったよ。サマソニは、さすが都市型というか。

George:どういうところでそれ感じた?

チバ:渡ったらすぐコンビニがある感じとか(笑)あとホコリが少ない。

George:屋内だと気温を気にしなくていいと思ってるんだけど。

チバ:でも空気が動かないから逆に暑いんだよね。

George:長いキャリアの中で、ものすごく暑かったライブって何?

チバ:記憶にないくらい暑かったことある(笑)。北海道のクハラの出身地のライブハウス。最悪だったな。途中で一回逃げたもん(笑)。

クハラカズユキ(以下、クハラ):酸欠なるし暑いし狭いし、どうしようもないなって。

George:7月に台湾でライブやったそうですが、台湾のファンの印象ってどうでしたか。

チバ:そんな日本と変わんないけどね。えらい盛り上がってたよ。楽しかった。

Shaula:ノリがめちゃくちゃいいって聞くんですけど。

チバ:そうかもね。すごい楽しかった。

George:日本に住んだことはないのに日本語流暢(りゅうちょう)な方もいますよね。そういう交流とかありましたか?

チバ:ゲストのバンドに出てもらったんですけど、その周りの連中がけっこう日本語話せたりして。助かりましたよ。

「Watch Your Blindside 2」について

George:The Birthdayのチバさんとクハラさんにきていただいていますけど、本日(8/28)は、The Birthdayの「Watch Your Blindside 2」リリース日ということで、今回、このアルバムを出そうっていう話はどのタイミングで始まったんですか?

チバ:随分前から出そうって話はあって。出すんだったら1曲、新曲やりたいなって話して。

George:フジイ(ケンジ)さんが入ってからの15曲が収録されているじゃないですか。それについてどう思った?

チバ:フジケンが入ってどうこうというよりも、B面集だけでツアーできるな面白いなと思って。不思議と一貫性というか、通して聴いてて楽しいなと感じた。

George:The Birthdayって、B面で面白い曲もたくさん持ってるバンドで。みんなにも聴いてほしい。

Shaula:歌詞がグッとくるんですよね。聴いててストーリー性を感じるというか、映像が頭の中に浮かんでくる。

George:The Birthdayがゲストの時、恒例で今日もレコードを持って来ていただいてます。お二人はレコードが大好きで、前作「Vivian Killers」のアナログ盤カッティングに立ち会ったとのことですが、いかがでしたか?

チバ:久々に立ち会ってね。ここんところずっと、音源を送って海外とかでやってもらってたんだけど。今回は昔から世話になってるエンジニアの人に頼んで。

George:カッティングって、どういうことを行うんですか?

チバ:カッティングは、レコードに溝を作る作業。

George:その場所でカッティングされたばかりのレコードを聴く時ってどういうものを感じる?

チバ:今回CDとは違ったかな。音の抜けみたいなのが良かったのかな。

George:チバさんにとってEddie and the Hot Rodsは、どういうバンドなんですか?

チバ:いわゆるパブロックって言われてるバンドで。

George:どうやって発見したんですか?

チバ:なんとなく。どうやって発見したんだろうな?

Shaula:わたしも初めて聞きました。シンプルで、単刀直入に気持ちが伝わって来て。

George:チバさんはこの曲のどこに惹かれたんですか?

チバ:性急な8ビートというか。こういうのが昔から好きだったので。

George:どこでこのレコード買ったか覚えてる?

チバ:これはロンドンかな。

George:ロンドンは、レコーディングで行ってましたよね。けっこうレコード買ってるんですか?

チバ:そうですね。持って帰れるの?ってくらい買ったな(笑)。

George:当時のイギリスでレコードってまだ売れてたんですか?

チバ:売れてたんじゃないかな。CDがメインだったけど、レコード屋さんも街中にたくさんあったし。ツアーでロンドン以外の街に行った時も全部、レコード屋を回って。

George:ツアーマネージャーとかがいいレコード屋を教えてくれるの?

チバ:全然(笑)。自分で探しに行く。

クハラ:当時はインターネットもないからさ。歩いて探した。

チバ:古着屋とレコード屋は、なんとなく匂いでわかるんだよ(笑)。

Shaula:旅行中にレコード買うって、ペース考えないと大変じゃない?

チバ:その兆候があった。最初に買いすぎて、ペース配分間違えて大変だった(笑)。

George:じゃあクハラさんのレコードにいってみましょう。

クハラ:レコードになるとどうしても選曲が青春プレイバックみたいになっちゃうんですけど。

George:THE STREET SLIDERSですよね。クハラさんにとってTHE STREET SLIDERSは、どんなバンドでした?

クハラ:当時、10代半ばくらいで、田舎だったのでなんでも聴いてたんですよ。ビデオコンサートっていうのがあって、ライブとかがくるような街じゃないから、映画館でライブを流すのをやってて、それで知ったりとか。雑誌とかで知ったり。当時はヘビメタ少年だったんですけど。こういうのもいいなって。

George:スライダーズを映画館で見て、何を感じました?

クハラ:かっこいいなと思って。ドラムとかも今まで自分の聴いていたのと違って。こういうのもあるのかと。今の自分のセッティングはスライダーズの影響受けてるから。

George:そのあと実際お会いすることはありましたか?

クハラ:デビューしたあと何回か一緒になって。挨拶させてもらったりとか、ちらっと話したりとか。そのくらいですね。

George:それって不思議な感覚ですか?

クハラ:そうですね。ずっと好きだった人が同じステージっていうのは嬉しかった。

Ready Steady George!!
放送局:interfm
放送日時:毎週月曜~金曜 13時00分~16時00分
出演者:George Williams、 Shaula
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※該当回の聴取期間は終了しました。

フォトジャーナリスト・安田菜津紀がパレスチナ情勢を解説「どれだけ凄惨なことが起こるか目に見えてる」

イスラエルのガラント国防相は5月7日、パレスチナ自治区ガザの戦闘休止と人質解放を巡るイスラム組織ハマスとの間接交渉が失敗すれば「作戦をさらに進める」と発言した。ハマスの休戦案受け入れ後、初めての間接交渉がエジプトで開かれるのを前に、ガザ最南部ラファへの本格的な侵攻を示唆してハマスに圧力をかけた。

5月8日放送の「くにまる食堂」(文化放送)は、ガザで取材したこともあるフォトジャーナリストでメディアNPO Dialogue for People副代表の安田菜津紀さんがこのニュースを解説した。

安田菜津紀「ガザは南北に長く伸びる場所です。すべての地域でインフラが整っていたわけではないので、北部のガザ市という所に人口が集中していました。10月7日にハマスの攻撃があり、それに対する“報復”としてイスラエルの侵攻が始まって以来、イスラエル側としては“命だけ助かりたければガザの北部から南部に避難しろ”と一方的に通告してきたわけです」

野村邦丸「それが今回の問題になっているラファですよね」

安田「非常に人口の密集したガザ市から多くの人たちが、生活のすべてを捨てざるを得ない状況でラファに避難している。そのラファに対して地上侵攻がなされれば、どれだけ凄惨なことが起こるか目に見えてるわけです。昨日(7日)、出ているニュースの中では、すでに断片的な地上侵攻は進んでいて、エジプト側に通じる検問所がイスラエル側に押さえられた」

邦丸「そうなると、どうなるのですか?」

安田「そうなると、物資が入ってこなくなるわけです。補給路が断たれ、食料が入ってこない。水も十分にない。けが人もいるわけですけど、医薬品も十分にない。凄まじい事態になってしまっているということなんです」

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