田中里奈「ヤバイ人が来た(笑)!」廃墟系ポップユニット、cadodeの哲学歌詞

Feel the moment ©InterFM897

青文字系ファッション誌を中心に活躍中のモデルの田中里奈が、InterFM897で土曜の夜にお届けする『Feel the moment』。2月29日は、廃墟系ポップユニットcadodeのボーカル、コシマサヒロを迎えてお送りしました。

「廃墟系ポップユニット」cadode結成のきっかけ

コシマサヒロ(以下、コシ):初めまして!コシマサヒロと申します。cadodeっていうユニットのボーカルと作詞を担当しています。

田中里奈(以下、田中):よろしくお願いします。cadodeは「廃墟系ポップユニット」というキャッチコピーの3人組で、一度聴いたら耳に残るメロディと哲学的な歌詞が魅力的なユニットです。ディレクターさん曰くめちゃくちゃ良いバンドで、コシさんはバックパッカーでもあるので里奈ちゃんに会わせたら絶対面白いと思って今回ブッキングしました、とのことです。廃墟系……?

コシ:最初から廃墟系と思って作ったわけじゃなくて、自分たちの音楽を分解したら廃墟系だったという。最初ミュージックプロデューサーのebaさんが廃墟友達として出会ったんですけど。

田中:廃墟行こうぜって?

コシ:そう(笑)。最初音楽全然関係なくて、2人とも廃墟好きだから今度行きましょうよって。ある時たまたまカラオケに行く機会があって、声めっちゃいいねって言ってもらうことがあって。そこから始まるという。ebaさんは元々作家をしていたんですが、僕は出会った時社会人1年目で普通に就職していて。僕は音楽をやったことがなかったんです。

田中:何畑にいたんですか?

コシ:大学の時は哲学の畑にいて、アメフトの畑にいて。卒業してからはITの畑に。

田中:面白すぎる(笑)。

コシ:cadodeを始めた時に音楽を始めたので、僕としては新鮮なことばかりで面白いなと思っています。

田中:音楽畑どうですか?

コシ:最高ですね。僕は、アウトプットをしないと爆発しちゃう人間だっていうのを1年働いていた時に気づいたんです。でも大学卒業する時に僕は、カタギで生きていこうと思って。でも、繰り返しの毎日に上手くいかなくなってきて閉塞感がある中、音楽を始めたら生き方としてもすごく心地が良くて。始めて良かったなと心から思ってますね。

田中:作詞とかも、やってらっしゃる。

コシ:はい。Cadodeは作詞が僕で、音の部分はebaさんが担当しています。

田中:歌詞がすごく深いし面白いなと思って。言葉遊びも高尚な言葉遊びが多いというか。

コシ:歌詞もcadodeで初めて書いたんです。昔自分で曲を書いてました、とかも一切なく。