田中里奈「ヤバイ人が来た(笑)!」廃墟系ポップユニット、cadodeの哲学歌詞

写真左から田中里奈、コシマサヒロ ©InterFM897

50年後の未来を想定して作ったミニアルバム「2070」

田中:2月19日にミニアルバム「2070」がリリースされました。2070ってどういう意味なんでしょうか。未来の話?

コシ:そうです。僕の最初のコンセプトが、人間てなんだろうっていうのを考えることが多くて。今の時点だと人間の主観がゴチャゴチャしてくるので、一回、自分たちがギリギリ想像できる未来を想像してみようと。そうなると50年後くらい。多分ここにいる人は健康的にみんな生きてるんですよ。そのみんなが見られる未来から逆の立場で見ていったら共通点みたいなもの、人ってなんだろうというものがあぶり出せるんじゃないかと。なので2070というのは今から繋がってる未来の2070という必要もなくて、「2070」という世界のお話です。

田中:なんか……未来から来た人みたいだね(笑)。やべえ人来た久々に、みたいな(笑)。タイトルと同じ「2070」という曲もありますが、これはどんな曲なんですか?

コシ:これはスポーツソングです。2070年のスポーツソングってどんなんだろうと思ったんです。50年後って、スキー場とかが無くなって冬季は無くなって、まとまったオリンピックが2年に1回あるんじゃないかなと。そういうことを積み重ねて考えていて、2070年のオリンピックも考えて作った曲です。

田中:なるほど。

コシ:今はパラリンピックとオリンピックという2つの括りですけど、その頃にはジャンルが、人間とサイボーグとアンドロイドになってると思うんですよ。通常がサイボーグになるんじゃないかと。そういう曲になってます(笑)。

田中:面白い。

コシ:僕は、未来は別にテクノロジーの世界じゃないと思ってて。人間はどんどん部族化していくと思うんですよ。

田中:というのは?

コシ:今でもみんな狭いコミュニティでカギを付けて会話していると思うんです。しかも、いくつもの顔を複数持ってますよね。「分人」っていうんですけど、人間には色んな面があるというのが既に当たり前になってる。で、それがどんどん強まるんじゃないかと。2070年という世界も、テクノロジーもありつつ人間のコミュニティとしては部族的なものがある世界になっていて。

田中:国は単なる境界線に過ぎなくなってくると。

コシ:そうなんです、そうなんです。アルバムの1曲目は「社会卒業式」という曲なんですけど、社会も卒業できると。生まれは選べないけどその後自分がどこに属するかはもっと選べてもいいなと。

田中:大人になるってそれを選べることなのかなって思ってます。

コシ:そんなことを考えたのがこのアルバムです(笑)。話すと3時間くらいになってしまうんですけど……すいません(笑)。

Feel the moment
放送局:interfm
放送日時:毎週土曜 24時00分~24時30分
出演者:田中里奈
番組ホームページ

ハッシュタグ:#feel897
メール:feel897@interfm.jp

※該当回の聴取期間は終了しました。

辛坊治郎、「命の次に大事な手帳」を落とす 驚きの“紛失対策”の甲斐もなく?

辛坊治郎が3月20日(月)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。先週末、「命の次に大事な手帳」を落とした顛末を語り、落とした際に拾い届けてもらいやすくするための驚きの対策を明かした。

辛坊治郎  3月15日出演時

この日の番組冒頭、増山さやかアナウンサーに「家族などを除いて、命の次に大事なものは何ですか?」とたずねた辛坊。実は先週末、辛坊は自身にとって“命の次に大切”な手帳を失くしたという。

過去、何度かスマートフォンを失くした経験がある辛坊は、いざというときのために過去に使っていた古い機種のスマホをバックアップ機として2台常備。SIMカードを挿せば、失くしたスマホと同じ環境で使用できるようにしてあるという。

しかし、紙の手帳となれば話は別。過去に電子デバイスの手帳を使用していた時期もあったが、紙の手帳に回帰した辛坊。「先週末、電車のなかで命の次に大切な手帳を落としてしまった」と明かした。

手帳には、すべての予定を書き込んであったという。辛坊は、「手帳を落とすのが怖いので、手帳にちゃんと連絡先を書いて、中にお金も挟んであり『この金、差し上げますからとにかく連絡ください』と書いてある」と、驚きの“紛失対策”を披露。だが、今回、直接の連絡はなかったという。

その後、途方に暮れるなか、新しい手帳を出し、記憶に残っているスケジュールを書き込んだがすぐに記憶の限界にぶち当たる。TwitterやYouTube、番組で仕事の関係先などへ呼びかけようとも考えたが、昨夜、一縷の望みにかけて自分が乗った鉄道会社やでかけ先へ問い合わせたところ、電車内に忘れており駅に届いていたことが判明。手帳も、中のお金も無傷で戻ってきたと安堵していた。

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