心筋梗塞から糖尿病。そして、脳梗塞。ロックの日にRock DJ Dave Fromm氏が復活への第一歩を

『いや〜久し振りにね。11ヶ月振り?

ちょっと緊張するよね。持つか分からないけど3時間頑張りましょう。』

2022年7月18日、体調不良により急遽、自身のレギュラー番組『The Dave Fromm Show supported by 嘉衛門』の出演が困難になってしまった、interfm Rock DJ Dave Fromm氏。

約11ヶ月ぶりに3時間の生放送全編に出演しました。

『皆のお陰で、こんだけ休んでも未だ番組残っているからね。本当にありがとう』。

リスナー皆さん、出演者の方々に感謝の気持ちを伝えつつ、自身の状況について話しました。

『元々は心臓。カテーテルを入れ直して。心臓だけではなく足にも入れて』。

*注釈

Dave Fromm氏は2022年7月18日より以前から糖尿病と心筋梗塞を患っていて治療を行っていました。

スタッフの元に急遽入院しなくてはならなくなったと連絡があったのは2022年7月18日(月)。

胸(心臓)に異変を感じ緊急病院に行きカテーテルを入れ直す手術後、脳梗塞も発覚。長期に渡り治療、リハビリを行っています。

『一時は足を切断する可能性もあって、結果、足の親指1本を切断するだけで済んで』。

『親指はあった方が良いけど、自分的には無くてもよかった』。(一同笑)

困難な状況でも笑いを忘れないDave Fromm氏らしい切り口で自身の状況について語ったDave Fromm氏。

6月9日 ロックの日に復帰へ向け大きな一歩となった放送回。

是非、radikoタイムフリーでもお聴きください。

 

The Dave Fromm Show supported by 嘉衛門
放送局:interfm
放送日時:毎週金曜 16時00分~19時00分
出演者:Dave Fromm 、 Ali Morizumi

※該当回の聴取期間は終了しました。

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詰め替え作業はフェルメール?ムンク? 佐藤オオキが語る容器進化の裏側

デザイナーの佐藤オオキとクリス智子が、化粧品の詰め替え容器の歴史やデザインについて語り合った。

この内容をお届けしたのは、10月24日(土)放送のJ-WAVE『HEBEL HAUS CREADIO』(ナビゲーター:佐藤オオキ、クリス智子)。「デザインを音で楽しむ」をテーマにお送りする番組だ。

番組は、Spotifyなどのポッドキャストでも聴くことができる。

・ポッドキャストページ

詰め替えの誕生から歴史、進化まで

『HEBEL HAUS CREADIO』では、洗剤やシャンプーなど液体の詰め替えを、フェルメールの絵画「牛乳を注ぐ女」になぞらえて「フェルメールする」と呼んでいる。

クリス:6月25日は、なんと「詰め替えの日」というのがあるんですって。この流れで「フェルメールの日」と私たちは言い切ってしまいたいぐらいですけど(笑)。

佐藤:そこまでのレベルになっていますね(笑)。

「詰め替えの日」は、化粧品メーカーの「ちふれ」が1974年6月25日に日本で初めてスキンケア化粧品の詰め替え用を発売したことにちなんで制定された。この日の番組では、詰め替えの誕生や歴史、進化などについて学ぶため、ちふれホールディングス株式会社 広報部広報課のみなさんに話を伺いながら進行していった。

クリス:1973年、オイルショックがありました。日本のあらゆる資源が不足して物価も高騰して、ちふれはお客さんに求めやすい金額で化粧品を提供し続けたいという思いで、商品の価格据え置き宣言をしたんだそうです。

価格を維持するため容器の印刷をなくすなどしていたちふれは、さらなる省資源化を目指し、注目したのが容器だった。中身を変えずに容器を変えて、商品を継続的に世の中に出していこうという思いやアイデアから詰め替え化粧品の開発に至ったという。ここで、ちふれホールディングス株式会社 広報部広報課の岩下 大さんに開発時のことを説明してもらった。

岩下:詰め替え商品が世の中にローンチしたのは1974年でした。業界に先駆けて化粧水、乳液、クリームという、いわゆるスキンケア商品の25品を詰め替え商品として誕生させています。キャップのない先端をハサミでチョキンと切って開閉するチューブ型タイプで、省資源化と価格を維持しつつ、詰め替えがやりやすいよねっていうところをポイントに置きながら、詰め替え化粧品を世の中に生み出してきたわけです。

佐藤:最初はチューブだったんですね。絞り出している感じは、フェルメールというよりもムンクですね。どっちかというと。

クリス:この番組の用語で言うとね(笑)。

(編註:「ムンク」とは、佐藤オオキが名付けた「流石にもう中身が無いであろうチューブ入りの歯磨き粉等を、ダメ押しで絞り出す行為」のこと)

佐藤:ムンクからのフェルメールだったんですね。

詰め替え容器はもっとニーズがある

発売からの容器の進化についても、岩下さんに聞いた。

岩下:1974年に初めてスキンケアの詰め替え商品を世の中に提供させていただいて以来、時間が飛んで1997年になるんですけれども、詰め替えるという文化は世の中的に定着してきて、詰め替えることそのものに対する世の中の抵抗感はだいぶなくなりました。そこで次の我々のステップは、より省資源。SDGsも踏まえたうえで、資源にコミットしていきたいよねっていう思いがありました。

ちふれは、さらなる省資源を目指し、進化を遂げる。

岩下:容器がチューブタイプからパウチタイプになりました。これが大きな進化でして、結果として使用する樹脂の量を大幅に削減できたっていうところが、ひとつの歴史的な進化となっております。パウチタイプの詰め替え用は、もともとの本品に対して約1.7倍の出荷量があり、詰め替えという文化が特に弊社の商品を愛用していただいている方から評価を受けたと同時に、同じ商品をちゃんと繰り返して使うっていうところがすごくポイントになっております。

岩下さんは、利用者のリクエストやニーズを受け、利便性と省資源化を両立させる工夫を重ねてきたと話す。

岩下:きっと、もっとニーズがあると思うんですよ。「もっと使いやすくしろ」とか、「もっとフェルメールしやすくしろ」というニーズがこれから出てくると思うので、我々としてはそこにちゃんとコミットしていくっていうのが次の進化なんじゃないかなって考えてます。

クリス:最高ですね! 「もっとフェルメールしやすくしろというニーズに応えて」って、岩下さんも使ってくださって(笑)。

佐藤:(笑)。情熱が素晴らしいですね。

スタジオで実際に「フェルメール」してみると…

続いて、広報部広報課の長野恵実さんが、2026年3月末時点で約44商品ある詰め替え用のラインナップを紹介した。

長野:スキンケアについては、クレンジングから美容液、保湿クリーム、マッサージパック、オールインワンまで、ちふれブランドで展開しているほぼすべての商品において詰め替え用をご用意しております。ヘアケアでは、シャンプーにも詰め替え用がございます。メイクについては、パウダーファンデーションやプレストパウダーなどでもご用意がありますし、口紅にも詰め替え用がございまして、ちふれの口紅は詰め替え用の本体とケースを別々で最初から販売をしております。

スタジオには、ちふれの詰め替え化粧品の実物が用意され、ふたりはデザインを確かめた。

クリス:パッケージもシンプルでいいですよね。持ちやすい。手のひらにちょうどのるくらいで。

佐藤:安心感があるデザインですね。

クリス:口紅のパッケージはそのままに、中を詰め替える。それはあんまり考えたことなかったな。

詰め替え作業を面倒に感じる人に向けて、広報部広報課の福角 彩さんからメッセージが届いた。

福角:詰め替え作業って少し面倒だなとか、詰め替えるときにこぼしちゃいそうだなといった苦手意識を持たれるお気持ちは、すごく私どももわかっておりまして。ですが、ちふれの詰め替え商品は、お客様からの声を伺いながら、少しでも詰め替えがしやすいように技術的な改良をずっと重ねてきています。そのため、苦手な方こそぜひ一度、こんな簡単にできるんだというのを体験していただきたいなと思っています。詰め替え用は本体を買うよりも少しお値段的にもお得になっておりますので、環境にいいことをしているなとか、ちょっとお得になったなとか、ポジティブな気分を感じながら、ぜひ楽しくフェルメールしていただけたらうれしいなと思っています。

スタジオでは、佐藤がちふれの化粧水の詰め替えを試すことに。佐藤は、容器の口が大きく、パウチも簡単に開けられることに感心しながら化粧水を注いだ。

続いてクリスも詰め替えを試してみると、佐藤は「フェルメール、めちゃくちゃ上手じゃないですか!?」と驚く。クリスは「まあ、やっている回数が違いますからね(笑)」と返した。

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「詰め替え用のほうがすごくなって…」容器デザインの難しさ

実際に詰め替えを体験した佐藤は、以前手がけたヨーロッパのとあるラグジュアリーブランドの化粧品容器のデザインを振り返る。それは美容クリームの詰め替えを考える企画だったという。

佐藤:美容クリームで、ジャーっていうんですか、大きい蓋を開けて取るやつ。あれも入れ替えられるようにしようってことで、プラスチックの容器に入っているクリームを、ガラスの容器の中にパコっとはめる、みたいな話だったんです。でも、チーム内でそのプラスチックの……要は「プッチンプリン」みたいな状態ですよね、それが「安っぽいんじゃないか」「もうちょっと高級感出そう」となって、だんだん樹脂の厚みが増していって、ガラスになったんですよ。そうすると、ガラスのやつに対してガラスを入れると重すぎるってなって、もともと本体だったほうが薄いプラスチックになっていって。

クリス:どうして(笑)?

佐藤:「どっちがどっちなんだ?」「詰め替え用のほうがすごいぞ」みたいになっていって。それに加えて、絞り出すチューブもリフィルにしようという話が出て、キャップを外して新しいほうのキャップにつけるみたいになったんです。でも、「本体、キャップ?」みたいな。どれが本体だかわからなくなるっていう、謎現象。

クリス:(笑)。みなさん苦労していらっしゃるんですね。じゃあ、入れ替えるほうがガラスになって……。

佐藤:そう。だんだん主従関係が入れ替わって。紅生姜を食べたいがために焼きそばを作る、みたいな。

さらに、佐藤は国内のプチプラ化粧品でも詰め替え式リップの容器をデザインしたという。

佐藤:せっかく詰め替えにするんだったら、ポジティブな、楽しい気持ちになれないかなということで、リップの本体のほうを3種類用意して、好きな本体に詰め替えを入れられますよっていうご提案をして。ひとつはすごいスリムで持ち運びやすくて、もうひとつはスタンダードなものと、あとはあえてちょっと大きくて重みがあって手にしっくりくるようなもの。使い心地も少し変わるんじゃないかなということで3つ用意したら、すごく好評でして。

クリス:形を変えるっていうのは、さすがですね。

佐藤:すごく実験的なプロジェクトではあったんですけどね。リフィルっていうと、なんとなくネガティブなものをゼロに持っていくみたいな感じはしますけど、あえてポジティブに持っていくっていうやり方もあるのかなっていうふうに思いましたね。

クリス:ちょっと選ぶ楽しみ。

佐藤:ですね。

『HEBEL HAUS CREADIO』は、世界的デザイナーである佐藤オオキとクリス智子の軽快なトークで、デザインの奥深い魅力をお届けする。放送は毎週土曜17時から。ポッドキャストでも配信中。

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