尾藤イサオ、「あしたのジョー」熱唱! 最後の「ジョー!」に拍手喝采

ニッポン放送のイマジンスタジオから演歌・歌謡曲・J-POPのライブショーをお届けする『中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪』(毎週日曜 朝5時30分〜/司会:ビビる大木・アシスタント:石川みゆき)、11月8日放送分の収録が行われました。

今回は中山秀征さんのピンチヒッターで、ビビる大木さんが司会を務めます。

石川みゆきアナウンサー、浦川エイタ、尾藤イサオ、出光仁美、ビビる大木

今回のゲストは、尾藤イサオさん、出光仁美さん、浦川エイタさんです。

出光仁美

オープニングは、昭和の名曲から笹みどりさんのヒット曲『下町育ち』を出光仁美さんに歌っていただきました。

出光仁美さんは福岡県宗像市出身。大学卒業後、ヤクルト販売会社に就職。その後、作曲家・水森英夫氏の門下生となり、2010年に『おんな七厘・神楽坂』でデビューしました。

今回、新曲『大川くだり』のカップリング曲『おいらの船は300とん』を歌っていただきました。

「この歌は、同じ日本コロムビアに所属していた美幌健さんの隠れた名曲です。私は海釣りが大好きなので、初めて聴いたときに感動して大好きになり、最新曲『大川くだり』のカップリングに収録しました」

出光仁美

2年前から「ぬか漬け」を始めたという出光仁美さん。ところが、ぬか床を何度もダメにしてしまい、ついに4代目になったそうです。

「ぬか漬けは油断してかき混ぜるのを忘れると、すぐダメになってしまうんです。そのたびに漬け直しています(笑)。きゅうり、ナスをよく漬けますが、ちょっと変わったものを漬けてみたら、意外にもおいしかったものがあったんです」

そこで、変わり種の『ぬか漬けランキング』をうかがうと、4位はブロッコリーの茎(捨てずに漬けたらおいしかったです)。3位はゆで卵(クリーミーな味になります)。2位はヤマイモ(縮んでヤマイモじゃなくなる)。1位はオクラ(カリカリネバネバ、ちょっと酸味があってイチ押し)でした。

浦川エイタ

今週の新人・若手コーナーに番組初登場の浦川エイタさんは、2005年生まれの21歳。日本の演歌・歌謡曲を愛し、韓国のトロット(演歌・歌謡曲)にも魅了される現役大学生演歌歌手。現在、デビューに向けて準備中です。

デビュー前ということで、昭和の名曲から2曲歌っていただきました。1曲目は、都はるみさんのヒット曲、『好きになった人』。

「都はるみさんがステージを縦横無尽に動き回りながら歌う、あの圧倒的なパワフルさをリスペクトしているからです。観客を惹きつける圧巻のパフォーマンスと力強い歌声を自分なりに表現したいと思い、選曲しました」

2曲目は、美空ひばりさんの『ひとりぼっち』。

「高校生の頃、表現の幅を広げるために歌の先生と何度も特訓を重ねた、非常に思い入れの強い楽曲です。僕自身、普段アップテンポな曲を歌うことが多いのですが、今回はしっかりと聴かせるマイナー調の曲に挑戦したいと思い、選曲しました」

浦川エイタ

21歳の浦川エイタさんは、いまどきの若者らしくヘッドホンを首にかけて登場。これも衣装のひとつだそうです。

祖母の影響で、演歌がカッコいいと思い「アンパンマンより、美空ひばりさんの歌を先に覚えた」そうです。

来年のデビューを目指し、幅広い世代に愛される歌手になりたいという浦川エイタさん。普段は浦和駅東口でストリートライブを行っています。

「いつもは20曲ほどを1メートルほどの至近距離で歌っていますので、ぜひ、僕の出身地の浦和へ遊びに来てください」

尾藤イサオ

『ビッグステージ』に登場した尾藤イサオさん。アニメ『あしたのジョー』の主題歌を熱唱しました。歌い終わりに「ジョー!」と叫ぶと、会場から大きな拍手が送られ、ちばてつやさんが生み出した名作の感動がよみがえりました。

尾藤イサオさんは東京都出身。昭和39年、『匕首マッキー(マック・ザ・ナイフ)』で歌手デビュー。昭和40年、『悲しき願い』が大ヒット。日劇ウエスタンカーニバルで人気者に。アニメ『あしたのジョー』の主題歌をはじめ、映画・ドラマ・舞台で幅広く活躍されています。

28年ぶりの新曲『Angel』は、作曲家の浜圭介氏が「尾藤イサオにもう一度現代のヒット曲を!」と書き下ろした、パワフルでご機嫌なロック・ナンバーです。

尾藤イサオ

「昔はロカビリー、今はリハビリー」と冗談を言って、会場を笑わせる尾藤イサオさんですが、11月22日に83歳の誕生日を迎えます。そんな尾藤さんの大好物はソフトクリームだそうです。

「コンサートで各地を回ると、サービスエリアなどで、ご当地のソフトクリームを食べるのが楽しみなんですよ。ちなみに、お気に入りは、チョコとバニラのミックスですね」

詰め替え作業はフェルメール?ムンク? 佐藤オオキが語る容器進化の裏側

デザイナーの佐藤オオキとクリス智子が、化粧品の詰め替え容器の歴史やデザインについて語り合った。

この内容をお届けしたのは、10月24日(土)放送のJ-WAVE『HEBEL HAUS CREADIO』(ナビゲーター:佐藤オオキ、クリス智子)。「デザインを音で楽しむ」をテーマにお送りする番組だ。

番組は、Spotifyなどのポッドキャストでも聴くことができる。

・ポッドキャストページ

詰め替えの誕生から歴史、進化まで

『HEBEL HAUS CREADIO』では、洗剤やシャンプーなど液体の詰め替えを、フェルメールの絵画「牛乳を注ぐ女」になぞらえて「フェルメールする」と呼んでいる。

クリス:6月25日は、なんと「詰め替えの日」というのがあるんですって。この流れで「フェルメールの日」と私たちは言い切ってしまいたいぐらいですけど(笑)。

佐藤:そこまでのレベルになっていますね(笑)。

「詰め替えの日」は、化粧品メーカーの「ちふれ」が1974年6月25日に日本で初めてスキンケア化粧品の詰め替え用を発売したことにちなんで制定された。この日の番組では、詰め替えの誕生や歴史、進化などについて学ぶため、ちふれホールディングス株式会社 広報部広報課のみなさんに話を伺いながら進行していった。

クリス:1973年、オイルショックがありました。日本のあらゆる資源が不足して物価も高騰して、ちふれはお客さんに求めやすい金額で化粧品を提供し続けたいという思いで、商品の価格据え置き宣言をしたんだそうです。

価格を維持するため容器の印刷をなくすなどしていたちふれは、さらなる省資源化を目指し、注目したのが容器だった。中身を変えずに容器を変えて、商品を継続的に世の中に出していこうという思いやアイデアから詰め替え化粧品の開発に至ったという。ここで、ちふれホールディングス株式会社 広報部広報課の岩下 大さんに開発時のことを説明してもらった。

岩下:詰め替え商品が世の中にローンチしたのは1974年でした。業界に先駆けて化粧水、乳液、クリームという、いわゆるスキンケア商品の25品を詰め替え商品として誕生させています。キャップのない先端をハサミでチョキンと切って開閉するチューブ型タイプで、省資源化と価格を維持しつつ、詰め替えがやりやすいよねっていうところをポイントに置きながら、詰め替え化粧品を世の中に生み出してきたわけです。

佐藤:最初はチューブだったんですね。絞り出している感じは、フェルメールというよりもムンクですね。どっちかというと。

クリス:この番組の用語で言うとね(笑)。

(編註:「ムンク」とは、佐藤オオキが名付けた「流石にもう中身が無いであろうチューブ入りの歯磨き粉等を、ダメ押しで絞り出す行為」のこと)

佐藤:ムンクからのフェルメールだったんですね。

詰め替え容器はもっとニーズがある

発売からの容器の進化についても、岩下さんに聞いた。

岩下:1974年に初めてスキンケアの詰め替え商品を世の中に提供させていただいて以来、時間が飛んで1997年になるんですけれども、詰め替えるという文化は世の中的に定着してきて、詰め替えることそのものに対する世の中の抵抗感はだいぶなくなりました。そこで次の我々のステップは、より省資源。SDGsも踏まえたうえで、資源にコミットしていきたいよねっていう思いがありました。

ちふれは、さらなる省資源を目指し、進化を遂げる。

岩下:容器がチューブタイプからパウチタイプになりました。これが大きな進化でして、結果として使用する樹脂の量を大幅に削減できたっていうところが、ひとつの歴史的な進化となっております。パウチタイプの詰め替え用は、もともとの本品に対して約1.7倍の出荷量があり、詰め替えという文化が特に弊社の商品を愛用していただいている方から評価を受けたと同時に、同じ商品をちゃんと繰り返して使うっていうところがすごくポイントになっております。

岩下さんは、利用者のリクエストやニーズを受け、利便性と省資源化を両立させる工夫を重ねてきたと話す。

岩下:きっと、もっとニーズがあると思うんですよ。「もっと使いやすくしろ」とか、「もっとフェルメールしやすくしろ」というニーズがこれから出てくると思うので、我々としてはそこにちゃんとコミットしていくっていうのが次の進化なんじゃないかなって考えてます。

クリス:最高ですね! 「もっとフェルメールしやすくしろというニーズに応えて」って、岩下さんも使ってくださって(笑)。

佐藤:(笑)。情熱が素晴らしいですね。

スタジオで実際に「フェルメール」してみると…

続いて、広報部広報課の長野恵実さんが、2026年3月末時点で約44商品ある詰め替え用のラインナップを紹介した。

長野:スキンケアについては、クレンジングから美容液、保湿クリーム、マッサージパック、オールインワンまで、ちふれブランドで展開しているほぼすべての商品において詰め替え用をご用意しております。ヘアケアでは、シャンプーにも詰め替え用がございます。メイクについては、パウダーファンデーションやプレストパウダーなどでもご用意がありますし、口紅にも詰め替え用がございまして、ちふれの口紅は詰め替え用の本体とケースを別々で最初から販売をしております。

スタジオには、ちふれの詰め替え化粧品の実物が用意され、ふたりはデザインを確かめた。

クリス:パッケージもシンプルでいいですよね。持ちやすい。手のひらにちょうどのるくらいで。

佐藤:安心感があるデザインですね。

クリス:口紅のパッケージはそのままに、中を詰め替える。それはあんまり考えたことなかったな。

詰め替え作業を面倒に感じる人に向けて、広報部広報課の福角 彩さんからメッセージが届いた。

福角:詰め替え作業って少し面倒だなとか、詰め替えるときにこぼしちゃいそうだなといった苦手意識を持たれるお気持ちは、すごく私どももわかっておりまして。ですが、ちふれの詰め替え商品は、お客様からの声を伺いながら、少しでも詰め替えがしやすいように技術的な改良をずっと重ねてきています。そのため、苦手な方こそぜひ一度、こんな簡単にできるんだというのを体験していただきたいなと思っています。詰め替え用は本体を買うよりも少しお値段的にもお得になっておりますので、環境にいいことをしているなとか、ちょっとお得になったなとか、ポジティブな気分を感じながら、ぜひ楽しくフェルメールしていただけたらうれしいなと思っています。

スタジオでは、佐藤がちふれの化粧水の詰め替えを試すことに。佐藤は、容器の口が大きく、パウチも簡単に開けられることに感心しながら化粧水を注いだ。

続いてクリスも詰め替えを試してみると、佐藤は「フェルメール、めちゃくちゃ上手じゃないですか!?」と驚く。クリスは「まあ、やっている回数が違いますからね(笑)」と返した。

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「詰め替え用のほうがすごくなって…」容器デザインの難しさ

実際に詰め替えを体験した佐藤は、以前手がけたヨーロッパのとあるラグジュアリーブランドの化粧品容器のデザインを振り返る。それは美容クリームの詰め替えを考える企画だったという。

佐藤:美容クリームで、ジャーっていうんですか、大きい蓋を開けて取るやつ。あれも入れ替えられるようにしようってことで、プラスチックの容器に入っているクリームを、ガラスの容器の中にパコっとはめる、みたいな話だったんです。でも、チーム内でそのプラスチックの……要は「プッチンプリン」みたいな状態ですよね、それが「安っぽいんじゃないか」「もうちょっと高級感出そう」となって、だんだん樹脂の厚みが増していって、ガラスになったんですよ。そうすると、ガラスのやつに対してガラスを入れると重すぎるってなって、もともと本体だったほうが薄いプラスチックになっていって。

クリス:どうして(笑)?

佐藤:「どっちがどっちなんだ?」「詰め替え用のほうがすごいぞ」みたいになっていって。それに加えて、絞り出すチューブもリフィルにしようという話が出て、キャップを外して新しいほうのキャップにつけるみたいになったんです。でも、「本体、キャップ?」みたいな。どれが本体だかわからなくなるっていう、謎現象。

クリス:(笑)。みなさん苦労していらっしゃるんですね。じゃあ、入れ替えるほうがガラスになって……。

佐藤:そう。だんだん主従関係が入れ替わって。紅生姜を食べたいがために焼きそばを作る、みたいな。

さらに、佐藤は国内のプチプラ化粧品でも詰め替え式リップの容器をデザインしたという。

佐藤:せっかく詰め替えにするんだったら、ポジティブな、楽しい気持ちになれないかなということで、リップの本体のほうを3種類用意して、好きな本体に詰め替えを入れられますよっていうご提案をして。ひとつはすごいスリムで持ち運びやすくて、もうひとつはスタンダードなものと、あとはあえてちょっと大きくて重みがあって手にしっくりくるようなもの。使い心地も少し変わるんじゃないかなということで3つ用意したら、すごく好評でして。

クリス:形を変えるっていうのは、さすがですね。

佐藤:すごく実験的なプロジェクトではあったんですけどね。リフィルっていうと、なんとなくネガティブなものをゼロに持っていくみたいな感じはしますけど、あえてポジティブに持っていくっていうやり方もあるのかなっていうふうに思いましたね。

クリス:ちょっと選ぶ楽しみ。

佐藤:ですね。

『HEBEL HAUS CREADIO』は、世界的デザイナーである佐藤オオキとクリス智子の軽快なトークで、デザインの奥深い魅力をお届けする。放送は毎週土曜17時から。ポッドキャストでも配信中。

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