北原佐和子さんと一緒に考える…”介護を身近に”『よりそうラジオ』

11月11日「介護の日」にオンエア!
『ホームケアクリニックたんぽぽpresents~よりそうラジオ~未来へつなぐ介護バナシ』では、
ゲストに北原佐和子さんを迎え、介護にまつわる様々な話題を「明るく」「前向きに」お届けしました。

数々の映画や舞台などで活躍する北原さんですが、
女優業と並行して、介護福祉士・ケアマネージャー資格、さらには2020年に准看護師の資格も取得されました。
そして現在、看護師として認知症専門のクリニックにもお勤めでいらっしゃるという・・
いわば「介護のスペシャリスト」なのです。

そんな北原さんに、まずリスナーから寄せられた介護に関する質問にお答えいただきました。
というのも、昨年度の放送で、リスナーに介護の疑問や思いなどのメッセージを募ったところ、
届いた総数なんと4489件!介護への関心の高さが伺えます。

そこで、番組内でご紹介したメッセージと、北原さんの回答を一部抜粋します。

介護に関する4000件超のメッセージ…北原佐和子さんの”前向き”回答は?

【50代リスナーからのメッセージ】
認知症初期の親を介護中。認知症が進んでいることが分かる瞬間は凹みます・・・。
家のことやお金のことなどをどうしてほしいのか、困らないように解決したいのに、
話をしてもはぐらかされてしまいます。
気分を害さないように聞くにはどうしたら良いか、教えてください。

(北原さんのこたえ)
一回で解決できることじゃないんです。何回も何回も繰り返し話すことが大切です。
この間話していたことと違ってもいい。気持ちの変化が起きていく。
そのタイミングで自分の人生・自分の心と向き合う時間が大切なんです。
いきなり親に介護の話を振るのではなくて、ご飯を食べたり、部屋でくつろいだりしている時に
自分の考えから切り出して話を進めていくとスムーズにいくかもしれません。

【50代リスナーからのメッセージ】
身近な介護経験者が、介護をきっかけに兄弟の仲が悪くなったことに驚きました。
自分も兄弟がいるので、不仲にならないためにはどうすれば良いのか教えてください。

(北原さんのこたえ)
親が元気なうちに、介護の話を始めることが大事!
家族で、親の本音を聞くこと。本音を兄弟間でしっかりと共有すること。
やはり、これも何回も何回も繰り返し話すことが大切で、
和むような雰囲気で会話を繰り返すことがポイントです。

「正しく理解」がカギ!介護制度の現状とサービス

4000件を超えるメッセージの中で、特に多かったのが・・
仕事と介護の両立、ヤングケアラーの問題など”介護環境の現状・介護制度の活用”についてです。

番組では、福祉・労働政策が専門で、自身も親を在宅介護中の近畿大学・奥田祥子教授に話を聞きました。

●まず何から手を付ければ?「介護のはじめ方」

・「高齢福祉課」など、市町村の”介護保険”を担当する課へ
・担当者に相談のうえ「必要」と判断されれば申請を行う
・行政が調査 ~ 一次判定・二次判定が出される 

☆奥田教授のポイント
65歳以上で明らかに要介護1以上だと考えられる場合は、行政の判定が出る前に主治医の「意見書」を出す必要がある。
ここでポイント!”複数のかかりつけ医を持つことが大事”
日ごろから、介護認定を受ける予定、さらには介護の必要性・生活に支障があることをしっかり伝えて、
理解がある医師を見つけるべし!
(奥田教授は「意見書」を断られた経験が。内科なのか整形外科なのか・・どの病院が意見書をまとめてくれるのか悩んだそうです)

●介護制度の活用

○要介護
 1以上であれば、在宅・施設介護・福祉用具のレンタル、購入などは網羅されている。

○要支援
 1・2であっても、在宅での介護予防サービスが受けられる。施設介護サービスもある。
 福祉用具は1~3割負担でレンタルできる。
※市町村の「地域包括支援センター」に確認を!

●介護離職の問題
総務省の調べでは、介護離職者は約10万6000人。5年間で7000人増。
制度はあっても取得しにくい風土・環境が問題。

☆奥田教授のポイント
介護休業制度は法制化されたもので、対象家族1人につき3回まで、通算で93日を限度に休業することができる制度。
本来は企業の就業規則に組み込まれていなければならない。
まれに就業規則に入っていない企業もあるが、労働者からの申し入れがあった場合は事業主は拒めないので(注:一定の待遇の基準あり)、
「規則に入っていない」と諦めて離職を選択するのではなく、申し入れをしてほしい!

前向きの秘訣は”自分でできること”…介護用品の最新事情

福岡市中央区・福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)内にある「福祉用具展示場」では、
介護用のベッドや車いすなど、高齢者や障がい者の介護や自立に役立つ様々な福祉用具が1500点以上展示されていて、
専門スタッフに相談しながら実際に試すことができます。

歩行車や杖、さまざまな工夫が施された食器など、在宅介護に必要な福祉用具が豊富にあり、
オシャレ・カラフルで一見したところ福祉用具には見えないものも。

展示場の相談員の八尋雅子さんは、
「自分でできることが増えることで、介護をする側・される側が明るい気持ちになれるんです」と話します。

災害時に大活躍の福祉用品も並びます。
原田らぶ子さんが体験したのは、着脱式の車いす避難装置「JINRIKI」。
取り付けて人力車のように引くだけで、でこぼこの道などでも楽に車いすを移動させることができます。

そのほか、認知症の人と家族、地域住民、専門職等の誰もが参加でき、
集う場として開設されている認知症カフェや福岡市に9月にオープンした認知症フレンドリーセンターについてもお伝えしました。

”介護を「楽に」「楽しく」するヒントになりそうな情報”満載のあっという間の1時間。
北原さんからリスナーに向けて前向きなメッセージが送られました。

制度や施設を利用して、”今の不安””先の不安”を人に伝えることが大切です。
耳を傾けてくれる人がいることが分かれば、心の負担が軽くなります。
1人で抱え込まないこと。場合によってはプロに任せて、自分の時間を大切に。
お互いにとって健やかな時間を過ごせますように。

ホームケアクリニックたんぽぽpresents~よりそうラジオ~未来へつなぐ介護バナシ
放送局:KBCラジオ
放送日時:2023年11月11日 土曜日 13時00分~14時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

百獣の王・武井壮、『井上尚弥の倒し方』を明かす「イージーですよ!」

5月8日(水)、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之と土屋伸之がパーソナリティを務めるラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送・毎週月曜~木曜13時~15時30分)が放送。ゲストに百獣の王・武井壮が出演し、5月6日に世界スーパーバンタム級の4団体統一戦で、ルイス・ネリ(メキシコ)に勝利したプロボクサー・井上尚弥の「倒し方」を語った。

百獣の王・武井壮

この日は、様々なアスリートと“対決”をして倒したいと意気込む武井が、プロゴルフコーチ菅原大地への敵意をむき出しにするところからスタートしたが、これを聞いた塙が、2日前に防衛戦で勝利を収めたプロボクサー・井上尚弥の名前を出して、武井を煽った。

塙:井上尚弥なんか、倒せないですよね?

武井:井上尚弥、イージーですよ。

土屋:そんなわけない(笑)

安藤なつ(番組水曜パートナー):イージー?

塙:ネリだって、あんなに……

武井:ボクサー、イージーですよ、そんなもん。

塙:イージーですか?

武井壮の話に耳を傾ける一同

武井:拳(こぶし)しかないんで、武器。で、しかもグローブしちゃってるじゃないですか。試合前からグローブはめちゃってるんで、「最初はグー、じゃんけんポン」で俺、パー出したら、もう勝ちじゃないですか。で、「あっち向いてホイ!」って言って、横を向いた時にドーン!ですよ。

(一同 爆笑)

塙:「ドーン!」やるんだ(笑)

土屋:殴るの? 結局(笑)

武井:アゴ先狙っていきますよ。ガツーン!って。

塙:よけられるでしょ?(笑)

武井:「あっち向いてホイ!」ガーン! ですよ。

土屋:ジャンケンした後、殴るの? 結局。

武井:はい、すいません。

土屋:あんまりプロスポーツ選手で例えないです、そこは(笑) 「誰に勝てます?」の質問で、「百獣の王」だから、「ライオンは?」とか聞かれただろうけど……

武井:でも、いけます。だいたいのアスリート、いけます。

ナイツ・塙宣之、土屋伸之  メイプル超合金・安藤なつ  百獣の王・武井壮

このほかにも、バドミントン選手が構えてるときの中腰は「後ろから倒せる」、大人数アイドルは「だいたいサビで腕を上げるから、そこで1秒1人ずつ倒す」など、様々なジャンルの人々の「倒し方」を披露していった。

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