『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』観客動員数1,000万人突破!

2019年に放送が開始されたTVアニメ『鬼滅の刃』。同年9・10月に放送された最終話で、主人公の竈門炭治郎(かまど・たんじろう)とその仲間たちが、“無限列車”に乗り込むシーンで“竈門炭治郎 立志編”の物語が幕を閉じた。その無限列車を舞台に炭治郎たちの新たなる任務が描かれた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は公開を迎え初日3日間で興行収入46億円を突破、さらに公開2週目となる10月25日(日)には累計興行収入約107億円を記録。10日で興行収入100億円を突破し、国内史上最速を記録した。

竈門炭治郎・花江夏樹、煉󠄁獄杏寿郎・日野聡、猗窩座・石田彰が初集結 公開御礼舞台挨拶

まだまだその勢い留まるところを知らない『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。劇場へ足を運び、「鬼滅の刃」を応援する観客に感謝を伝えるべく、主人公・竈門炭治郎役の花江夏樹、煉󠄁獄杏寿郎役(※2)の日野聡、そして公開後大きな話題を呼んでいる猗窩座役の石田彰が本作のイベントに初集結、公開御礼舞台挨拶が行われた。

盛大な拍手と共にステージに現れた豪華キャスト陣。本作は公開から2週間が経った今もなお人気は絶えることなく、日々観客に楽しまれていることについて花江は「僕も公開初日に映画館にいって、こないだIMAXでも観ました。映像のクオリティと音楽の迫力と皆さんのお芝居が相まっていて、演じている身としても、ファンの一人としても夢見心地でした。」と「鬼滅の刃」のいちファンとしての熱い想いを噛み締めた。

イベントでは花江、日野、そして今回初登壇となる石田を迎え、ファンの間でも大きな注目が集まっている、煉󠄁獄と猗窩座との激戦についてトークが繰り広げられた。最初にこの戦いのアフレコについて花江は「日野さんと石田さんのお芝居が凄まじすぎて緊張感が半端なくて、後ろで(アフレコの様子を)見ていたのですが、音を立てちゃいけないというプレッシャーの中、お2人の芝居を観つつ、炭治郎の出番の緊張感が凄かったですね。本当に熾烈な戦いが繰り広げられているんだなというのが、アフレコ現場からもヒシヒシと感じました。」と現場の熱量の高さを感慨深く語り、声優陣もまさに死闘を繰り広げたという当時の様子を振り返った。さらに日野は本作で煉󠄁獄を演じるにあたって「猗窩座と対する点で、まずは煉󠄁獄の人としての強さ、心の強さを意識しました。かつ柱といえども上弦の参という物凄い強敵と戦う上で、力には限界がありながらも、精神力という意味では上弦の参の鬼をも上回る想いで、凛々しく演じようと心掛けていました。」と、煉󠄁獄が持つ正義感や精神力の強さを自身も同じように抱いて演じたと話す。同じ想いでアフレコに挑んだからこそ、柱として揺るぎない芯の強さを持つ煉󠄁獄を演じ切ることができたのだ。そして石田との共演については「白熱しましたね。収録自体が自粛期間前だったので、石田さんと花江くんはじめみんなと収録することができたので、同じ空間で熱量を感じながら演じられたというのが非常に大きかったです。石田さんの胸をおかりして、煉󠄁獄の想いを全力でぶつけさせていただきました。」と戦闘シーンは、煉󠄁獄が猗窩座に立ち向かうように日野も煉󠄁獄と同じように強い想いをぶつけたと明かした。一方で石田は猗窩座について聞かれると「今回の映画の台本を読ませていただいて、猗窩座という役がどうしてもエッジの効いた尖っている人ように思えて、ただ強さだけを求めている姿がどうも普通じゃないと考え、そういう面を出すことで煉󠄁獄さんの対比になればと思いました。」と、煉󠄁獄とは正反対の異常なまでに強さだけを求める猗窩座の持つ狂気性を、全身全霊で演じたとコメント。さらに「最初の挨拶でも触れさせていただきましが、(猗窩座が)映画で初登場なわけですよ。煉󠄁獄はTVシリーズでしっかりキャラクターが作られていて、そこに対抗馬としていきなりでてくる…そこまでのキャラクターをやらなきゃいけないというところはプレッシャーでもあり、僕の方こそ全身全霊でぶつかっていかないと、人に胸を貸してる場合じゃないなと思いました。」と劇場版で初登場したキャラクターだからこそ、他の声優陣にも負けない想いを持って全身全霊で挑んだと当時のアフレコを振り返った。死闘を繰り広げる煉󠄁獄と猗窩座のように、声優陣も彼らに負けないくらいの熱量で挑んだことで、観客の胸を熱くさせ心揺さぶる戦闘シーンが完成したのだ。

この激戦では、限りある命だからこそ尊く強いと説く煉󠄁獄と、永遠の命と強さだけを求める猗窩座という対極に立つ2人の強い信念が衝突するところも見所。日野は「煉󠄁獄の強さは、家族、後輩、仲間、困っているすべての人々を助けたいという想いにある。その想いが自分も高見みへと持ち上げ強くなれるというところが彼の魅力だと思います。彼の母の教えと、柱として鬼殺隊としていままで鬼を倒してきたからこそ、猗窩座を前にその強さが出せたのではないかと思います。猗窩座は猗窩座で武を極めるという強さを持っていて、出会うタイミングというか、うまく歯車が噛み合ったら、すごく仲良くなれるんじゃないかとも思ってましたね(笑)」と、一見正反対にみえる2人だがその根底にある”強さ“は共通するものがあると語り、石田は「猗窩座の強さというのは煉󠄁獄と違って自分のために強くなるというところに特化していて、強くなる以外は全部排除してもいいという極端な目的を達成しようとするところに(強さ)があるんじゃないかなと思います。人のためになんか強くなれない、己のためにやんなきゃ本当の強さは得られないんだという、人を諭したり教え導いたりするのには使いづらい理屈を持っていて、その強さは正義的な強さではないなと思いますね。」と煉󠄁獄とは違う、猗窩座が持つ独特な強さの魅力を力強く語った。そんな2人を前に花江は炭治郎を演じるにあたって「日野さんと石田さんのお芝居を目の当たりにして、細かいことを考えるというよりも感情のままに、炭治郎の力ではどうにもできない悔しさを想いのままにぶつけようと思いましたね。」と、まるで炭治郎としてその場にいるような感覚で彼の想いを全身全霊でぶつけたと力強く語った。

さらに2人の激闘を捉えたハイクオリティな映像美や手に汗握るダイナミックな演出もまた観客に親しまれている魅力の一つ。日野と石田は映像について「息をするのを忘れてしまうくらい圧倒されました。技の応酬や、表情、呼吸、音楽、最後のエンドロールに至るまですべて凄まじくて観終わったあとは放心状態で圧倒されました」(日野)、「僕らが収録したときはもちろん音が入っていないのですが、完成品をみるとやっぱり凄いなと思いました。思っていた以上にこんなことになってるのか、というのがあって、もちろんアフレコの時点で100%の力でやっていたのですが、より良くしたいなという欲がでるくらい、完成版の凄さがありましたね。」(石田)とお互いの攻撃を目で追えないくらいの凄まじい戦闘シーンを絶賛した。対して花江も「かっこよすぎて泣くことってあるんだなと思いました。猗窩座の術式展開が綺麗でしたね。煉󠄁獄さんや猗窩座の戦いの一連は大迫力のあるスクリーンで観る価値がありますし、一回で戦いを追えないので何回でも観に行きたくなりますよね。」と劇場版で観るべき本作の魅力を語った。

ここで“あるお知らせ”が花江から発表。「10月16日に公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。たくさんの方にご覧いただき、なんと本日観客動員1000万人を突破いたしました!(10月16日(金)~31日(土)の16日間の動員数)」と会場に響き渡る声で伝え、日野が「よもやよもやだ!」と歓喜の言葉を贈ると、観客からは割れんばかりの祝福の拍手が送られ、会場中にキャスト陣と観客の笑顔が溢れた。

最後に「皆さんご覧いただいたように無限列車編はこのような形で着地をしました。おそらくみなさんの記憶の中では煉󠄁獄さんが!という気持ちでいっぱいになっているかと思いますが、冷静になってください、魘夢すごい気持ち悪かったでしょ、炭治郎の夢がでてきて、「ああ、この夢が続けばいいのに」と思ったでしょ、そういうことを思い出すためにまた劇場へ来てくださればと思います。」(石田)、「この無限列車編に関わるすべての皆様が心を燃やして挑みました。世界中が大変なときだからこそ家族との愛、命の在り方、生きるというこの現実を受け止めながらも前に進むというメッセージを本作から受け取っていただければと思います。」(日野)、「たくさんの方々に楽しんで頂けて感謝です。これからも炭治郎を演じることができた喜びと煉󠄁獄さんから贈られた言葉を忘れずに今後も頑張っていきたいと思います!」(花江)と締めくくり、鳴りやまない祝福の拍手と共にイベントは幕を閉じた。

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』公開御礼舞台挨拶概要
◆日程:10月31日(土)
◆場所:TOHO シネマズ 日比谷 スクリーン12 (千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル地下)
◆登壇者(予定):花江夏樹、日野聡、石田彰(敬称略)

大ヒット公開中!

【スタッフ】
原作:吾峠呼世晴(集英社ジャンプ コミックス刊連載)
監督:外崎春雄
キャラクターデザイン・総作画監督:松島晃
脚本制作:ufotable
サブキャラクターデザイン:佐藤美幸・梶山庸子・菊池美花
プロップデザイン:小山将治
コンセプトアート:衛藤功二・矢中勝・樺澤侑里
撮影監督:寺尾優一
3D監督:西脇一樹
色彩設計:大前祐子
編集:神野学
音楽:梶浦由記・椎名豪
主題歌:LiSA「炎」(SACRA MUSIC)
アニメーション制作:ufotable
配給:東宝・アニプレックス

【キャスト】
竈門炭治郎(かまど・たんじろう):花江夏樹
竈門禰󠄀豆子(かまど・ねずこ):鬼頭明里
我妻善逸(あがつま・ぜんいつ):下野紘
嘴平伊之助(はしびら・いのすけ):松岡禎丞
煉󠄁獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう):日野聡
魘夢(えんむ):平川大輔
猗窩座(あかざ):石田彰

公式サイト:https://kimetsu.com
公式ツイッターアカウント:@kimetsu_off https://twitter.com/kimetsu_off

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

佐久間大介、長谷川育美の歌唱のルーツに驚き! 佐久間「7時間カラオケで歌い続けるって!」

5月4日放送の『Snow Man佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』(文化放送)は、ゲストに声優の長谷川育美が登場し、『ぼっち・ざ・ろっく!』の結束バンドにてボーカルを務めることが多い長谷川の歌唱のルーツに迫った。

佐久間「すごいっすね。アニサマの尺ぐらいですよ」-

長谷川育美はアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の喜多郁代役、『ウマ娘 プリティーダービー』のミホノブルボン役、『推しが武道館いってくれたら死ぬ』の松山空音役など、多くの作品で印象的なキャラクターの声を担当しているほか、『ぼっち・ざ・ろっく!』では、作中のバンド「結束バンド」が大きな話題となり、第18回声優アワードで歌唱賞を受賞した。

佐久間「『ぼっち・ざ・ろっく!』だったり、あと音楽面について、お聞きしていこうかなと思うんですけど、第18回声優アワードにて歌唱賞を受賞したじゃないですか?」

長谷川「ありがたいです本当に」

佐久間「キャラクターソングとしてってことなんですけど、歌はめちゃめちゃ、特に『ぼっち・ざ・ろっく!』を聞いて歌うまいなあ!ってすげえ思ってるんですけど、習ってたりしてたんですか?元々」

長谷川「いや全然習ったことはないです」

佐久間「習ってない!?」

長谷川「(笑)。はい」

佐久間「え?才能のかたまり!?」

長谷川「いやいやいやいや。ただもう歌うことはずっと好きでした。昔から」

佐久間「あ、昔から好きで。どういうあれですか?何か出てたりとか」

長谷川「いや、ただカラオケ。カラオケ大好きなただの人(笑)」

佐久間「(笑)。地元の人だ」

長谷川「本当ずっと近所のカラオケに週末は行くみたいな」

佐久間「カラオケで歌ってたら、いつのまにかみたいな…」

長谷川「そうです。ただ歌ってただけで」

佐久間「ただ歌っただけでそれはすごい。才能なんすよ。そういうの」

長谷川「いやいやいやいや」

佐久間「友達と一緒にみたいな」

長谷川「友達と一緒の時もありますし、ヒトカラが大好きで。オープンから行って」

佐久間「オープンから行くんですか?」

長谷川「オープンから行って、ずっと、間も開かないように歌いながらも曲を入れ続け、7時間ぐらい歌って」

佐久間「(笑)」

長谷川「そろそろちょっと声枯れてきたなって思ったら、帰ろうみたいな」

佐久間「いやいやいやいや。おかしいおかしい。7時間カラオケで歌い続けるって!」

長谷川「歌い続けてました」

佐久間「すごいっすね。アニサマの尺ぐらいですよ」

長谷川「(笑)。1人アニサマ」

佐久間「えぐいっすね」

長谷川「そうなんですよ。それを結構日常的にやっていて」

佐久間「マジで日常から訓練ですよねそうなると」

長谷川「そうですね。無意識に訓練されてたみたいな感じなんですかね」

佐久間「でも、やっぱり歌が好きってだけでも、やっぱり歌い方とかでこの人の出し方いいなあとかあったりするじゃないですか?それを見つけられたってことですよね。教えてもらうとかなく」

長谷川「ああ、そうですね。もう自分でやって。でも、この『ぼっち・ざ・ろっく!』という作品でボーカルの役をやらせていただいて、実際そのロックとかも初めて歌う感じだったので、結構『ぼっち・ざ・ろっく!』の歌い方に関しては、本当に現場でいろいろディレクションいただきながら、どんどんそれが今染み付いていってる感じですね」

佐久間「すごいですね。だって、やっぱり最初に『ぼっち・ざ・ろっく!』見て、喜多ちゃんが歌った時に、他の作品だと歌唱パートだけ違うアーティストさんがあてることもあるじゃないですか?」

長谷川「ありますね」

佐久間「一瞬そうなのかなって思うぐらい、うまっ!ってなった」

長谷川「うれしいです。確かに、オープニングの「青春コンブレックス」に関しては、一話から流れてるじゃないですか?一話には全然、あまり出てない」

佐久間「そうそう!」

長谷川「本当に一言二言」

佐久間「オープニングの人が歌ってるんだと思った」

長谷川「だから、皆さんは多分全然わからない人が歌ってる感覚だったと思います」

佐久間「すごいなと思って。安定感がもうここにあったというか」

長谷川「うれしいです」

佐久間「カラオケではどういう系の曲歌ってたんですか?」

長谷川「その当時多分はまってるアニメとかの歌だったんですけど」

佐久間「アニメ好きなんですね」

長谷川「アニメ好きです。それこそ、ロック系でいうと「God knows…」」

佐久間「(笑)。もうアニオタが絶対通る登竜門のやつ」

長谷川「はい。あれはもう18番というか、あれはカラオケで歌うとアニメ映像が流れるじゃないですか。で、ハルヒの口がちゃんと歌ってる口だから、めちゃめちゃ気持ちいいんですよ」

佐久間「(笑)」

長谷川「表情に合わせてみたいな」

佐久間「確かに、俺も、俺ですらやっぱカラオケで「God knows…」歌いますよ」

長谷川「そうですよね」

佐久間「やっぱ女性キーだからめっちゃ高いけど、頑張って歌うみたいな」

長谷川「そうそう。それは歌ってましたね」

佐久間「確かにそうですね。あれこそ本当にもうバンドでアニソンにあそこまで力込めて、アニメーションもついてるってのもなかなかない時代だったと思うので」

長谷川「本当に本当に」

佐久間「だからすごいなと思って。アーティストデビューもされてないじゃないですか」

長谷川「ないですね」

佐久間「で、この歌唱力?ってなって。だから僕の中で、それに近いなって思ったのがやっぱり日笠陽子さんも当時、アーティストレビューも後々されましたけど、全然されてない時から歌うまっ!この声優さんみたいな」

長谷川「本当にもう、「Don’t say “lazy”」とかめっちゃ歌ってました」

佐久間「やばいっすよね。やっぱり」

長谷川「いいですよね」 

佐久間「その時の衝撃みたいな感じだったんですよ。長谷川さんが」

長谷川「ああ、嬉しいです。私もやっぱり『けいおん!』は通ってきてるので、やっぱきららのバンドものっていうのが」

佐久間「ああそうか。同じきららだ」

長谷川「うわ~!って。私の当時のオタク仲間の子も、「長谷川きららのバンドものやるの」みたいな」

佐久間「すごいですよね。でもやっぱり、『けいおん!』と『ぼっち・ざ・ろっく!』で同じバンドだとしても何が違うかなと思った時に、意外と『けいおん!』は陽のバンドだなって」

長谷川「そうですね。だし、やっぱり軽音部っていう感じで、学校の活動の感じがあって」

佐久間「たしかにたしかに。やっぱり陰の部分がしっかりあるのが『ぼっち・ざ・ろっく!』で」

長谷川「そうですね」

佐久間「いろいろな曲の歌詞の中をちゃんと見るとしっかりと暗い部分があるじゃないですか?」

長谷川「そうなんですよ」

佐久間「あれがやっぱり作品の中で、ぼっちちゃんが作詞してるところにつながってるんだなと思って」

長谷川「そうなんですよね。だから本当に音楽チームも、最初歌詞を送ってもらって「後藤はちょっとこんな感じのこと言わないかもしれない」みたいなやりとりをしているみたいで」

佐久間「へ~」

長谷川「しっかりみんなが後藤ひとり像をもって、作ってるんですよ」

佐久間「うわすげぇ!その愛情は胸アツですね!」

長谷川「だから、歌詞書いてる人が曲によって違うわけじゃないですか。でもちゃんと後藤ひとりの歌詞に思えるから、プロってすごいなあと思います」

ほかにも、長谷川が演じたキャラについての話や結束バンドのライブについての話も語ってくれた。そちらについては是非タイムフリーで。

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