藤原市長が生出演!伊丹市の魅力をたっぷり語る『#ラジぐぅ』
ラジオ大阪(OBC)の昼のワイド番組『OBCグッドアフタヌーン! #ラジぐぅ』に伊丹市長 藤原保幸さんがゲスト出演し、伊丹市と縁のある出演者とともに市の魅力について語りました。
#ラジぐぅ水曜パーソナリティの石田靖は伊丹市出身で市のPR大使を務めています。また、アシスタントの森川由香は、ケーブルテレビの市広報番組『伊丹だより』に出演中と、ともに同市に関わりがあります。
そんな二人が担当する8月26日(水)の生放送にゲスト出演した藤原市長は、「伊丹蔵楽部」とプリントされた市のPRはっぴを着て登場しました。
「伊丹市役所が新しくなると聞きましたが、どんな感じになりますか」というリスナーの質問に、藤原市長は、「先の熊本地震で庁舎が被災し、災害対応の遅れが生じたことを踏まえ、地震対策の必要があった。災害時の復旧活動の拠点施設にならなければならない市庁舎だから」と経緯を説明。また、環境に配慮した庁舎でZEB(ネットゼロエネルギービル)として環境省が実施する実証事業の採択を受けたことを報告し、前月にその通知が届いたばかりと明かしました。災害時に再生可能エネルギーによる電源供給を可能としながら、消費エネルギー量を従来の半分以下にすることが認定の基準だということです。
さらに「もう一つのウリ」として、設計へのこだわりにふれました。設計者は、東京の新国立競技場の設計も務めた隈研吾氏。地元の材料や職人を大切にする隈氏の姿勢に共感し、設計業者選定後市内を案内して回ったと明かしました。伊丹の環境や歴史的な街並みを生かした設計だと期待する市庁舎は、現在工事中とのことです。
話題は、伊丹市の歴史的魅力へ。今年、伊丹市は「日本遺産」の認定を受けました。日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色、文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するもの。伊丹市は、神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市とともに、清酒にまつわるストーリー『「伊丹諸白」と「灘の生一本」 下り酒が生んだ銘醸地、伊丹と灘五郷』で認定を受けました。
伊丹市は1600年に濁り酒から清酒を生み出した「清酒発祥の地」だそうです。誇らしげに語る市長は、市の清酒にまつわるエピソードを紹介。「ある酒造りの店で、主人に叱られた小僧が、腹いせまぎれにかまどの灰を酒樽に入れると、翌朝清酒ができていた」この清酒誕生秘話には、伊丹出身である石田も「へぇー」と感心しました。
さらに「もう一つ。伊丹で作って江戸へ送った上質な酒を『下り酒』と言ったんです。当時は京都の方が『上』だったから、伊丹から江戸へ向かうのは下りだったというわけで…」と説明しながら、「逆に質が悪い酒はね…『くだらない酒』というんです」と落ちをつけ、出演者を笑わせました。
市政80周年をむかえた伊丹市。新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮して、式典やイベントは行いませんでしたが、動画配信を利用し、『【伊丹市制施行80周年記念事業】~伊丹大使の皆さんの「伊丹の好きなところ」を紹介~』を配信しています。出演するPR大使は石田のほか、田中将大選手、南野陽子さん、有村架純さんなどなど豪華な顔ぶれです。
【伊丹市制施行80周年記念事業】 ~伊丹大使の皆さんの「伊丹の好きなところ」を紹介~
番組終盤、「(伊丹市は)面白い街です。歴史伝統がある。遺跡や、酒蔵や…」と、まだまだ話が止まらない市長に対し、「市長、今度(ラジオの)PR枠買いなはれ」と石田が突っ込んで笑わせるほどでした。」
この放送は、radikoのタイムフリーで9月2日(水)まで聴くことができます。
※該当回の聴取期間は終了しました。