岩崎宏美と野口五郎のコンサートは漫才そのもの

(左から)若宮テイ子(「ハッピー・プラス」パーソナリティ)、岩崎宏美(ゲスト)、原田年晴(ラジオ大阪アナウンサー)

ラジオ大阪(OBC)で4月29日(金)放送の『新しいあなたの朝に!ハッピー・プラス』(朝8時~)と5月6日(金)の『原田年晴 かぶりつきフライデー』(昼11時~)に歌手の岩崎宏美がゲストで登場した。

 

まずは、『ハッピー・プラス』から。この日のパーソナリティは「わんこ友達」でもある若宮テイ子。最初は岩崎宏美と野口五郎のデュエット曲「好きだなんて言えなかった」の話から岩崎のデビュー当時のエピソードへ。曲のイントロの岩崎の「う~」という入り方が「マドンナ」に包まれた感じと、ヒット曲を絡め感想を伝えた若宮。以前、野口がゲストで登場した際、「めっちゃ面白い人」と思ったんだそう。そんな野口に「頭の回転は早いし、ついていくのが必至ですよ。五郎さんは4年先輩で、私は高校2年生でデビューしたんです」さらに「同期は細川たかし、片平なぎさ、太田裕美、インド人のチャダ(笑)」「あ~チャダいた~!」と若宮も興奮。

今度は若宮の青春時代のエピソードから岩崎のデビュー曲、そして筒美京平さんの話へと進んでいく。

若宮:「ロマンス」で紅白でトップバッターで歌ったのを見て、感激したんです。「あなたお願いよ、席を立たないで~」という歌詞に。当時好きだった人がいたんですけど、彼と喫茶店に行って、ほんとに立ってほしくなかった。トイレとかも行ってほしくなかった。今は会いたいとは思わないけど(笑)宏美さんへの愛は学生の時からで、歌がうまいし、心が洗われる、浄化してくれる感じがしたんです。

岩崎:デビュー曲が「二重唱(デュエット)」という曲で「口づけ」という歌詞が恥ずかしくて歌えなかったんですよ。レコーディングの時、ごまかして歌おうとして怒られて。当時は(まだ10代で)歌詞の意味もわからず歌ってたんです。23歳で「マドンナ(たちのララバイ)」を歌ったけど、それも意味を考えずに歌ってました。

若宮:筒美さんの曲ですよね、筒美京平さんが亡くなられてしまいましたが…

岩崎:五郎さんは一番たくさん書いてもらっていて108曲、私は74曲書いてもらったんです。そして、筒美さんが亡くなったすぐ後に、五郎さんとデュエットすることになったんですけど、なんか筒美さんが「今度は五郎ちゃんと宏美ちゃんとで歌ってみたら」と言ってくれてるようで、不思議です。導かれたような感じで。

昨年は東名阪で野口とコンサートを開催。そこではお互いのヒット曲やミュージカル『レ・ミゼラブル』の楽曲も披露。しかし二人の掛け合いが、まるで漫才という評判も。岩崎の妹がこのコンサートを観に来て『カックラキン(大放送)』みたいだって言われたという。

最後は「シンデレラハネムーン」に振り付けについて。

岩崎:してますよ、老体にムチ打ってますよ(笑)

若宮:原田(アナウンサー)さんがその振り付けで踊ってスタジオの中に入って来るんです(笑)

(左から)岩崎宏美、若宮テイ子

そんな原田アナウンサー和田アナウンサーがパーソナリティーを務める『かぶりつきフライデー!』では、岩崎の大ファンである原田が終始うれしそうに、でもいつもより緊張気味に岩崎を迎えた。実はこの番組が始まった2021年、岩崎がお祝いの花をプレゼントし、電話でも出演、それ以来の登場となった。既に世間はコロナ禍。どんな活動をしていたのかとの質問に、

岩崎:コロナで動けない部分はありましたね。ちょうど(デビュー)45周年の年で。本当はデビュー記念日の4月25日は大阪でコンサートの予定だったんですができず、その年の12月に延期になりました。それでもせっかくの記念日に何か起こしたいということでYouTubeチャンネルを立ち上げたんです。でも、家に誰も入れることができないので、自分のスマホを夫に渡してビデオ撮影してたので、ちょっと(カメラを)ふっちゃうと冷蔵庫とかが映っちゃう(笑)

原田:いいじゃないですか、生活感があって。

岩崎:いやいや生活感が出ないところがカーテンの前しかないので…

原田:私らから見たら、どんなとこでやってるんだろう、住んでるんだろうって。

和田:原田さんみたいなファンからすれば、冷蔵庫が見たいくらいでしょ?

原田:できたら、中が見たい…

和田:中とか外とか、冷蔵庫に何を貼ってるか見たいですよね。

と私生活に興味津々の二人。そんな原田は高校時代から岩崎のラジオを聴き、かなりゾッコンだったという。そんな話に対して「(原田とは)同世代だから、普通なかなかその時のことを覚えてもらえてないから、そういうことを言ってもらえるとすごくうれしいです」と返した。

そして話題は野口とのコンサート。「1部はNGK(なんばグランド花月)で漫才見てるみたいで大笑い、五郎さんの返しが早いし、二人のやり取りが絶妙で勉強になった」と原田。しかし、岩崎の野口に対する第一印象は今とは全く違っていた。

岩崎:最初、気難しい人と思ったんです。一番初めにデビューした頃、歌番組の音合わせの順番を待ってた時に、足を組んで座ってたら、五郎さんが横を通って、その時に「女の子が足を組むもんじゃないよ」と言われたんです。で「えっ?そんな気難しい人なんだ」と。なので、まさかここで声をかけてもらって、CD出したり、コンサートしたり、こんなコンビになるなんて(笑)

その後、何度かイベントや舞台で共演していく内に、「そんなに気難しい人じゃないんだ」と気付き、野口の方が先輩だけど、年も重ね、今は対等にしゃべれるようになったと付け加た。「せっかくここまでやってきたんだから、一緒に何かできるといいね」というのがきっかけで、二人での活動を始めることに。今や抵抗感が全くなく、「ゴロリン」とあだ名で呼んだり、何でも知っていて、1つ聞くとたくさん返ってくることから「使えるオタク」とまで呼ぶ仲に。そんな二人だからこそ、漫才のようなやり取りが生まれ、コンサートなのに笑いの絶えない時間になり、そこも魅力の一つとなっている。

5月13日に初のコラボレーションアルバムをリリースする二人。タイトルは「Eternal Voices」ここでも「使えるオタク」野口の案で、今までにない形でのリリースとなる。まずは、CDで2曲とテイクアウトライブという形で2曲。その後、CDに付いているQRコードを読み取ると毎月数曲届き、合計8曲、MV1曲を配信するという、曲を小出しに、じっくり作った物を後で届けるというシステム。「発明したのは野口五郎です(笑)」と岩崎。また翌日5月14日には京都で二人のコンサートが、夏にはビルボードライブ大阪で岩崎の公演も予定されている。「ぜひ行ってほしい」と勧める原田、最後は思わぬ展開に。

原田:実は先日、ビルボードに五木ひろしさんを見に行ったんですよ。すっごい良かった。演歌なし、全部カバー曲で「糸」とか歌って。ただ唯一失敗したのがね、その1週間前に新歌舞伎座でコロッケさん見たんですよ。

岩崎:一緒になっちゃった??(笑)

原田:(苦笑)

和田:言えるんですか?ご本人(五木)の目の前で?

原田:だから岩崎さんに言ったんですよ。

岩崎:コロッケって言ったら、私にだってかかってくるじゃないですか、やめて下さいよ!

原田:しばらく「シンデレラハネムーン」歌えなかったんですから…

岩崎:ホントですよ。そしたら野口五郎さんのマネもやってたんですよ。やだ、ぜんぶコロッケつながりじゃん、やめて下さいよ。

一同:大爆笑

原田:ということで、皆さん、足を運んでください。

(左から)岩崎宏美、原田アナウンサー、和田アナウンサー
原田年晴 かぶりつきフライデー!
放送局:OBCラジオ大阪
放送日時:毎週金曜 11時00分~14時00分
出演者:原田年晴、和田麻実子、岩崎宏美
番組ホームページ
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※該当回の聴取期間は終了しました。

「人をうらやましいと思うことがよくある」…8ヵ国のなかで“日本がトップの割合” ユージ「うらやましいと思うことのその先のマインドが大事」

モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。この記事では、5月22日(月)~5月26日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。


(左から)吉田明世、ユージ



◆およそ2割が“人をうらやましいと思うことがよくある”

博報堂生活総合研究所は、上海の生活綜研、博報堂生活総合研究所アセアンと協働し、日本・中国・アセアン6カ国(タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポール)の生活者の意識や価値観、行動を把握することを目的とした、初めての8ヵ国調査「グローバル定点」を実施し、その調査結果を公表しました。

8ヵ国を比較して日本の特徴を分析したところ、日本が最上位となったのは、「お金が欲しい」(60.6%)、「自分の将来のイメージは暗い」(43.7%)、「人をうらやましいと思うことがよくある」(24.4%)などでした。

「人をうらやましいと思うことがよくある」の項目に着目してみると、他の国は3~10%台だったのに対し、日本は24.4%と倍以上の割合に。この数字に、ユージは「人をうらやましいと思うことは、僕は(頑張ろうという)原動力、エネルギーにつながる部分なんじゃないかと思う。うらやましいと思うことのその先のマインドが大事で、妬みにつなげるのではなく、自分の原動力につなげることができたらすごく活気が出ていいと思う」と話し、肯定的に捉えていました。

◆経済効果は900億円超え! 伊勢志摩サミットの2倍

5月21日(日)に閉幕したG7広島サミット開催による、県内への経済波及効果について、関西大学の宮本勝浩(みやもと・かつひろ)名誉教授は、およそ924億円にも上るとの試算を発表しました。この数字は、2016年のG7伊勢志摩サミットのおよそ2倍で、一番の理由が警備費の増加だそうです。

ユージは、「これはすごい経済効果ですね」と驚きつつ、閉幕後も継続的に地域が盛り上がりを見せることを切望。「各国の首脳の訪問先や夕食会で振る舞われた食事などは日本だけでなく、海外メディアも発信すると思うので、知名度の向上や観光客の呼び込みにもつながる可能性など、ポジティブな面があると思う」と期待を寄せていました。

◆アニメイト40周年

2023年春にアニメイトが40周年を迎え、アニメイト1号店である東京の池袋本店がリニューアルオープンしています。 世界最大規模のアニメショップとして、国内はもちろん、海外のファンにも知られた聖地となっています。

ユージは、「(アニメショップが建ち並ぶ)乙女ロード、よく行っていましたよ。サンシャインシティやあの辺に遊びに行くことが多かったし、サンシャインシティに行くとなると、乙女ロードを通るから、そこで待ち合わせをしたことが何回もある」と若かりし頃を懐かしんでいました。

◆宇宙空間に10ヵ月

京都大学と住友林業は2022年3月から10ヵ月、宇宙空間に木材を晒すという実験をおこない、若田光一(わかた・こういち)宇宙飛行士の手で木材を回収。その木材の劣化状況などを調べたところ、「割れ」「反り」「剥れ」などがなかったことが分かったそうです。

かつて建設業界で働いたことがあるユージは、「(当時)木材もよく使っていたけど、割れたり、湿気で反っちゃったりすることがよくあるんですよ。宇宙空間で耐えられたというのは、面白い結果だと思う。これは非常に興味深い」と関心を示していました。

◆およそ276億円の家

セレブ界のスーパーカップル、ビヨンセとジェイ・Zが、2億ドル(およそ276億円)の豪邸を購入したことが話題となっています。米カリフォルニア州で取引された住宅としては最高額で、アメリカ全体でも2番目に高額。この豪邸を設計したのは、なんと日本人建築家の安藤忠雄さんです。

このトピックに、ユージは「安藤忠雄さんの作品って、シンプルでコンクリート打ちっ放しのイメージがあるけど、本当に良く考えられている。ビヨンセとジェイ・Zというビッグカップルが、安藤忠雄さんの作品を選ぶっていうのが、すごいなと思った」と感想を口にしました。

<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/one/

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