カベポスター、漫才の誕生明かす「本当に、ごまだれかポン酢かでケンカしただけ」
『第58回上方漫才大賞』が5月27日、ラジオ大阪・関西テレビの主催で行われました。新人賞に輝いたのは、お笑いコンビ・カベポスター。司会の大平サブローさんがコンビ名を高らかに読み上げると、二人は「やったー!」「あー、嬉しい」と喜び、ほっとしたような声を上げました。浜田順平さんは「皆、めちゃくちゃウケてたから緊張して・・・」と同じく新人賞にノミネートされた6組のコンビの漫才を振り返り、永見大吾さんは「ホントに不安で。あっ、でもそれ以上にウケたんやな、って」と会場を笑わせました。
受賞から3日後、カベポスターがレギュラー出演する『和田麻実子のみみよりだんご』(ラジオ大阪 毎週火曜 11:00~14:00)もお祝いムード。「おめでとうございまーす」と和田麻実子アナウンサーの祝福で始まり、ラジオ大阪役員より花束が贈られました。
新人賞をかけた漫才は、その独特なフレーズが頭から離れないと和田麻実子アナウンサーが口ずさむ「永見のごまだれ・浜田のポン酢」。「あれは本当に、ごまだれかポン酢かでケンカしただけ」と、浜田順平さんはネタの誕生を明かします。3回目のノミネートとなった今回にこのネタで挑んだ理由を、永見大吾さんは「『上方漫才大賞は他の賞レースと雰囲気が違うかも』って学んだかもしれない。それで、このネタはもしかしたらウケるかもと」と振り返り、「これまでの悔しい思いは当日にぶつけました」と語りました。
M-1グランプリでは、1番手という出番に泣かされたカベポスター。今回のくじ引きでも、トップか、トリかと、ヒヤリとする場面がありましたが動じることはなかったそうです。前週の中継コーナーで原田年晴アナウンサーがお二人に代わって引いた難波八阪神社のおみくじの結果に触れた浜田さんは「僕たちには“大吉”がありますから、トリやろうなと思って結果を待ってました」といい、永見さんも「ネタやってるときに、おみくじがある楽屋から何か温かい空気が伝わってきた。あの力、強かった」と笑いました。
※該当回の聴取期間は終了しました。